第2章17話
久々のダンジョン回ですね。
次の日。
俺は装備と道具を確認して外に出ようとすると。
「アロウ様、お気を付けて。」
カルナが話しかけて来た。
「あぁ、大丈夫だよ。じゃあ行ってくる。」
そう挨拶して。
俺はダンジョン群へと直接向かった。
Bランク以上になると依頼はほぼ無い。
どの素材も貴重になるのでそれを売るだけで1財産になるのだ。
俺はダンジョンに入る。洞窟タイプだ。
Bランクダンジョンは魔物の指定は無く。
色々な魔物が出る。階層は最大30~40で。
Bランクダンジョンからちょっと特殊になる。
10階層毎にフロアボスが居て、それを倒すと転移ポータルが出てくる。
まぁ、前世で言うとセーブポイントだ。
そこから外に出れるし。
次に入る時もそこから狩りをスタートさせる事が出来る。
俺は軽く体を解しながら。
「さーて、いっちょやりますか。『身体強化』『チャクラム』」
俺は魔術を掛け、新魔術のチャクラムを待機させて。
走り出す。走って居ると敵が見えてきた。
体調2m程の赤い肌。2本の角を持っている。
オーガだ。
俺はチャクラムを前方に投げ、オーガに当たるもダメージを余り入って無いようだった。
「ウガァァァ」
腕を振り上げて、叩きつける。
チャクラムが、戻ってきて更にダメージを与える。
やはり余り大きさ的にダメージを与えられてないので魔術を解除する。
「コスパ最強に良いんだけどな。」
俺は雷牙と、牙炎剣を抜き
オーガへと切り付ける。
オーガの早さはさほど無い。
なので躱して斬るという事を繰り返し5分もしないうちにオーガは粒子化した。
魔石を拾い。
「ふぅ、久々だけど。順調だな。」
俺はその後もオーガを屠り、2階層はオーク、3階層はリザードマンで4、5階層では上位種を混ぜた魔物群だった。
「Cランクダンジョンとは格がほんとに違うな。」
このダンジョンは群れを形成するタイプの魔物が今の所多いようだ。
6階層に行くとハイオークが3体だ。
ここからは上位種が普通に出てくるようだ。
俺は今の所何も得るものがないので。
「【獄炎】」
で一瞬で消し炭にした。
先程から罠があるが今の所は分かりやすく。
足元に紐が張ってあったり等、しっかりと注意してれば問題もないと思う程度だった。
しかし量が多い。
「めんどくさいな。『ウインドカッター』」
俺は魔術を使い、目の前にある罠を全て発生させた。
全ての罠が発動した所、横の壁から矢が放たれるパターンと落とし穴だった。
「これにハマったら地獄だな。」
と1人ゴチっていた。
俺はそのままの勢いのまま。
10階層に着いた。
「まず最初のフロアボスはなんだろうな?」
俺は扉を開けた。
目の前には単眼の3m位の巨体の魔物が居た。
「サイクロプスか。」
サイクロプスはこちらに気付き、棍棒を振り下ろしまくる。
あの巨体の割にかなり素早い。
「くそ、『ライトニングボルト』」
俺は頭を狙い魔術を放つが。
棍棒で攻撃をズラされた。肩にそのまま当たった。
「ウガァァ」
サイクロプスは危機感を感じた様で距離を取った。
俺は双剣に魔力を込めて。
脚を狙う。巨大過ぎて攻撃をするには素早く動ける間は難しいからだ。
壁を使い、棍棒を避ける。
壁や床にはクレーターが出来るがそれを俺は無視する。
15分後、やっとサイクロプスは膝を着いた。
「タフ過ぎんだろ。これで終わりだ『ライトニングボルト』」
俺はようやく魔術を頭にぶち当てる事が出来た。
サイクロプスはそのまま粒子化した。
フロアボスは必ずドロップ品がある。
宝箱が現れる。
俺は罠に警戒をしつつ、開けると。
そこには魔術書が入っていた。
中身を確認すると王級火魔術の『プロミネンスバースト』だった。
「幸先が良いなぁ。」
と俺は魔石と魔術書を収納袋に入れて。
次の階層へと、進んでいくのであった。
お読み頂きありがとうございます!




