第2章16話
俺は夕方まで時間を潰した後。
素材と肉を貰い。
ワブク武具店に来ていた。
「おう、小僧待ってたぜ。さぁ、今回はどんな武器を作るんだ。」
俺は、1つ考えてた事があった。
「実はプレゼントを用意したい。俺の分は双剣と……」
俺は要望を伝えて武器と防具の依頼をし、爪と牙と鱗を提供した。
「ワブクさん。魔術師用のローブを作れる店はあるか?」
俺はクリムゾンワイバーンの皮膜でローブを作ろうと思っていた。
「それなら俺の弟が作ってるぜ。アイツは俺とは感覚が全然違くてな。見た目を凄く気にしてやがる。職人なら商品で勝負しろってな!」
なんて愚痴を聞きつつも。
ワブクさんの弟のワタリさんを紹介して貰い店に行き。
ローブを注文した。
俺はフェニックスの宿り木に向かい。
帰還報告と、屋敷に事情があって滞在してる事を伝えた。
その後、俺は屋敷に戻った。
屋敷に戻ると庭でクロウが素振りをしていた。
エミールはカルナから指導を受けている様だ。
アメリが、俺を見掛け近寄ってくる。
「アメリちょうど良かった。肉をかなり保有してるから夕食にでも使ってくれ。」
と俺はブロック肉4つ渡した。
「凄い量ですね……しばらくはお肉には困らなさそうです。」
その言葉通り夜はステーキだった。
クリムゾンワイバーンはとても美味しかった。
解体の時に胃袋から腕が出てきて大騒ぎになったらしいけど。
「このお肉、美味しいね!」
「ん、美味い」
「アロウ、これは何の肉なんだい?」
皆が美味い美味いと絶賛してる中、クロウが聞いてくるので。
「ん?クリムゾンワイバーンだけど?」
と淡々に答えた。
その瞬間、沈黙が流れた。
その中で普通にしてたのは、カルナとルーナだけだった。
「これがA~Sランク魔物のお肉……しゅごい。」
ヤミが何か幼児退行してる。
「ははは、やばいなこりゃ。もうアロウには勝てんかもしれないな。」
そんな事を言うクロウに俺は、
「剣技なら負けてるよ。魔術やスキルで負ける気はしないけどね。」
と笑いかける。
「あ、俺は明日ダンジョンに潜るから宜しく。エミールやクロウの治療や修行も終わってるしな。カルナはどうする?」
「私は、エミールさんの魔術をもう少し見る事にするね。王級まで使えそうだしね。」
なんてカルナは答える。
「そういや、カルナはエルフの里に戻らなくても大丈夫なのか?」
俺が呼んだのにこんな事を言うのは失礼だが一応聞かなきゃいけない。
「んー?1日1回戻ってるよ?だから大丈夫ですよ」
とクスクス笑う。
「転移魔術の乱発とか笑えねぇわぁー」
と俺は顔が引き攣るのであった。
「屋敷の防衛に関してはクロウがすれば良いしな。シルムも帰ってきたらもっと安全になるだろう。リール、ヤミも冒険者業を再開しても大丈夫だぞ?」
「わかった。でもこの屋敷に泊まってても大丈夫かな?」
「ん、私も。経費削減」
と2人も中々強かな様だ。
「ん?いいんじゃないか?これだけ有名な冒険者が居れば襲撃しようなんてする奴減るからな。カノン伯爵から連絡が来るまではここを使って大丈夫だろう。」
俺達はその後は談笑をして。
俺は部屋に戻り眠った。
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