5話 11度目の異世界の初期スキル
「ステータスオープン」
リシュの言葉が終わると士はすぐにステータス確認の言葉を発した。
この世界のステータスには体力、魔力、攻撃力、防御力、機動力、思考力、運の7つのパラメーターがあり、レベルのアップに伴い各パラメーターが2~3上昇する。
体力.魔力は一度に10以上上がることもある。
高レベルになるとレベルアップに時間がかかるようになる分、ステータスの上昇度も大きくなる。
士の目の前には士にしか見えない半透明のステータスボードが浮かび、現在の士のステータスが白く輝く文字で表示されている。
名前 ツカサ
性別 男
レベル1
体力11/11
魔力8/8
攻撃力5
防御力5
機動力3
思考力8
運7
【一般スキル】
身体強化レベル9 生活魔法レベル9 剣術レベル9 火魔法レベル9
水魔法レベル9 風魔性レベル9 土魔法レベル9 光魔法レベル9
闇魔法レベル9 聖魔法レベル9 邪魔法レベル9 温熱魔法レベル9
魔法複合レベル9 隠密行動レベル9
【召喚時固有スキル】
言語理解(初回) 全ての言語を自動変換する。読み書きも変換する。切り替え可能。
リピートライフ(初回) 納得できるまでやり直せる。リピート点は固定。パッシブスキル。
鑑定(初回)レベル99 意識を集中することで対象の情報が分かる。
真剣術(初回)レベル99 剣術の熟練度が早く上がる。剣への適性MAX。
全属性魔法適性(初回)レベル99 全ての魔法に適性を持ち効果や威力を高める。
アイテムボックス(2回) レベル99 レベル数の種類だけアイテムを収納できる。
ステータス上昇率10倍(3回) レベルアップ時のステータスが10倍上がる。
念動(4回)レベル99 意識を集中させると、ものを動かせる。自分にも適応できる。
透視聴(5回)レベル99 遮蔽された空間内や壁の向こうを見ることができる。音も聞こえる。
遠視(6回)レベル99 遠くのものを見ることができる。音は聞こえない。
パイロキネシス(7回)レベル99 物質の熱運動を操作出来る。
エンパシー(8回)レベル99 感情を読み取れる。
タイムアクセル(9回)レベル99 自分の時間を周囲の時間から切り離し加速できる。レベル依存。
ドッペルゲンガー(10回)レベル99 分身体を作ることができる。レベル依存
瞬間移動(11回)レベル1 瞬間で移動できる。距離はレベル依存。
(回数は何度目の再生召喚時の固有スキルかを示す。)
【地球特有スキル】 漫画家レベル99 小説家レベル99 包丁職人レベル99 陶芸家レベル99 化学者レベル99 宝石・金属加工レベル99 料理人(和洋中)レベル99 医者レベル99 大工レベル99 引きこもりレベル99
さすがに11回目ともなると保有しているスキルの数は半端ではない。
しかしながらレベル1の魔力では発動できないスキルや魔法の方が圧倒的に多いので、一刻も早くレベルを上げたいところだ。
地球特有スキルは士が日本で就いていた職業に起因するらしい。
こうしてあらためて見ると、日本での10度のやり直しの中で、日下部優の気を引こうと様々な職業に就いてきたことが思い起こされる。
「どうです?どのようなスキルがありますか。
この世界では本人にしかステータスは見えないので、ステータスボードに出てきたスキルを読み上げてください」
士が黙ってスキルを眺めていると待ちかねたシュルが声をかけてきた。
「召喚時固有スキルに 言語理解、真剣術、全属性魔法適性、アイテムボックスというのがありますね。
ステータスはレベル1 体力11、魔力8、攻撃力5、防御力5、機動力3、思考力8、運7 です」
士は初回召喚時にあったスキルのうち3つと2度目の召喚時のアイテムボックスだけを伝えた。
鑑定があることを伏せたのはこの世界で他人のステータスを見ることができるということがどれほどのアドバンテージになるか計り知れず、二心がある相手に対して公にしない方が良いと考えたためである。
伝えたスキルはこれから人前でも使わざるを得ないものであり、隠し通すことは自身のこれからの旅を著しく制限することにつながると判断したからだ。
ステータスは普通のレベル1のエルドステイト人より少し高い程度なのであえてそのまま伝えた。
「全魔法と真剣術!さすが勇者ですな!!魔法剣士は大変貴重な職種です」
シュルは驚きを隠せないと言った表情で大きくうなずきながらいった。
このシュルの驚いた表情を見るのも11度目である。
前回全てのステータスを隠さずに伝えたときほどではないが、相変わらず少し大げさだなと士は感じた。
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