第16話 三切れ目の卵焼き
数日後の朝。
佐倉家のキッチンには、卵を焼く香ばしい匂いと、味噌汁の湯気が広がっていた。
みおはフライパンから焼き上がっただし巻き卵を取り出し、まな板の上で形を整える。
「……ちょっと厚いかな」
いつもより、ほんの少し大きい。
それもそのはずだった。
今日は卵を一つ多く使っている。
理由は――。
「……」
考えないことにした。
包丁を入れ、綺麗な幅に切り分けていると、眠そうな顔をしたさきがダイニングへ入ってきた。
「あー……おはよ」
「おはよう」
「コーヒー……」
半分眠ったまま冷蔵庫を開けたさきが、何気なくテーブルを見る。
そして。
止まった。
「……」
弁当箱が三つ。
一つは、みお。
もう一つは、さき。
そして三つ目。
どう考えても家族以外の誰かの分だ。
さきは何も言わず、ゆっくりみおを見る。
みおもその視線に気づいた。
「……何?」
「何も言ってないよ」
「言ってる顔してる」
「いやぁ」
さきは弁当箱を指差した。
「三つあるなあと思って」
「……」
みおは何も答えず、卵焼きを切り続ける。
「誰の?」
「聞かなくても分かってるでしょ」
「黒瀬先輩?」
「……うん」
やっぱり。
さきの口元が緩む。
「どうしたの、急に」
「昨日、黒瀬先輩のお昼、焼きそばパン一個だったんだって」
「へえ」
「しかも天野先輩が半分取ったって」
「なんで取るの」
「知らない。天野先輩だから」
「理由として強いな」
みお自身、そう思う。
昨日、陽翔からそんな話を聞いてから、ずっと気になっていたのだ。
高校三年生の男子が、昼食に焼きそばパン一個。
しかも半分奪われる。
どう考えても足りない。
さきは三つ目の弁当箱を覗き込もうとする。
みおは反射的に蓋を閉じた。
「見ないで!」
「なんで?」
「まだ完成してないから!」
「私のお弁当より豪華?」
「同じだよ!」
「ほんとに?」
「ほんと!」
さきの視線が、まな板の上へ移る。
そこには綺麗に切られただし巻き卵。
「卵焼きの数は?」
「……」
みおが黙った。
「違うんだ」
「だって黒瀬先輩、好きだから!」
「黒瀬先輩が?」
「卵焼きが!」
さきが吹き出した。
「分かってる分かってる」
「絶対わざとでしょ!」
「いや、一応確認を」
「何の確認なの!」
頬を赤くしながら、みおは三つ目の弁当箱へ卵焼きを入れる。
一切れ。
二切れ。
そこで手を止めた。
「……」
少し考えて。
もう一切れ。
三切れ。
隣から視線を感じる。
「……」
みおがゆっくり顔を上げる。
案の定、さきが見ていた。
「何?」
「何も」
「言いたいことあるなら言って」
「三つなんだなあと思って」
「これは端っこだから!」
「へえ」
「ちょっと小さいでしょ!」
「そうだねえ」
明らかに信じていない。
「本当だから!」
「はいはい」
「その言い方やめて!」
朝から響く妹の声を聞きながら、さきは楽しそうにコーヒーを淹れ始めた。
◇
いつもの公園前。
蓮司は自動販売機の前に立っていた。
みおが近づくと、ちょうど缶コーヒーが取り出し口へ落ちる。
「おはようございます」
「おう」
蓮司は缶を取り出しながら振り返った。
そして。
すぐに気づいた。
「……何だそれ」
「何がですか?」
「その袋」
みおの手には、通学鞄とは別に小さな弁当袋がある。
「あ」
みおは少しだけ視線を逸らした。
「お弁当です」
「見りゃ分かる」
「じゃあ聞かないでください」
「お前、自分の弁当はいつも鞄ん中だろ」
「……細かいところ見てますね」
「毎朝一緒に歩いてりゃ気づくだろ」
その言葉に。
みおは少しだけ笑った。
――毎朝一緒に。
いつの間にか、それが蓮司にとっても当たり前になっている。
そう思うと、ちょっとだけ嬉しい。
みおは持っていた弁当袋を差し出した。
「はい」
「……」
蓮司が止まる。
袋を見る。
みおを見る。
もう一度、袋を見る。
「……俺?」
「他に誰がいるんですか」
「いや……」
どう考えても自分に向けられている。
それでも蓮司は、少し戸惑ったように尋ねた。
「なんで」
「昨日、ちゃんとお昼食べてなかったからです」
「食った」
「焼きそばパン一個」
「食ってるだろ」
「高校三年生男子の昼食として認めません」
「誰の基準だよ」
「私です」
「厳しすぎんだろ」
口では文句を言いながら。
蓮司は弁当袋を受け取った。
「……」
みおが少し驚く。
「何だよ」
「いえ」
「何」
「今日は断らないんだなって」
「あ?」
「前は一回、『いらねえ』って言ったじゃないですか」
最初に弁当を渡した朝。
確かに蓮司は、一度拒否した。
結局は受け取ったものの、今日とは反応が違う。
蓮司もそれを思い出したのか、一瞬黙る。
「……どうせ言っても持たせるだろ」
「嫌なら持たせませんよ?」
「じゃあ返す」
蓮司が即座に袋を差し出した。
「どうぞ」
みおは受け取らない。
「……」
「……」
「ほら」
「何がですか?」
「受け取る気ねぇだろ」
みおの口元が緩んだ。
「ばれました?」
「最初からな」
蓮司は呆れたように弁当袋を持ち直した。
「今日だけな」
「それ、前も聞きました」
「……」
言い返せない。
蓮司が露骨に嫌そうな顔をする。
それがおかしくて、みおはまた笑った。
「行きましょう」
「おう」
二人で学校へ向かって歩き始める。
しばらくして。
蓮司が何気ない口調で尋ねた。
「今日、何入ってんの」
みおが横を見る。
「気になります?」
「別に」
「じゃあ、お昼まで内緒です」
「いや、俺から聞いただろ」
「でも『別に』なんですよね?」
「……」
一本取られた。
みおは楽しそうに前を歩いている。
蓮司はその横顔を見て、眉を寄せた。
「お前、最近性格悪くなってねえ?」
「誰の影響でしょうね」
「俺を見るな」
「何も言ってません」
「顔が言ってんだよ」
また二人の声が、朝の住宅街に響いた。
◇
昼休み。
三年A組。
「腹減ったー!」
いつものように陽翔が蓮司の机へやってきた。
手には購買のコロッケパン。
蓮司は何も言わず、机の横に置いていた袋を持ち上げる。
そこから弁当箱を取り出した。
「……」
陽翔の動きが止まる。
少し離れた席にいた真琴も、それに気づいた。
「……」
ぱかっ。
蓮司が蓋を開ける。
鶏の照り焼き。
ブロッコリー。
ひじきの煮物。
小さなポテトサラダ。
白いご飯。
そして。
綺麗に並んだ、三切れのだし巻き卵。
陽翔がゆっくり蓮司を見る。
「……また?」
嫌な予感。
蓮司は先回りするように耳を塞いだ。
「声出すなよ」
「またみおちゃん!?」
「うるせえ!」
教室中に響いた。
蓮司の警告には何の意味もなかった。
「なんで!? 昨日は作ってなかったじゃん!」
「知らねえよ!」
「今日突然!?」
「本人に聞け!」
騒ぐ二人の横へ、真琴もやってくる。
弁当の中を覗き込んで。
「あ」
何かに気づいた。
「卵焼き増えてる」
「……」
蓮司も改めて見る。
三切れ。
以前作ってもらったときより、一切れ多い。
陽翔の視線が、卵焼きと蓮司の間を往復する。
そして。
「蓮司が好きだから!?」
蓮司が睨んだ。
「卵焼きがな」
「……!」
陽翔が固まる。
真琴も目を瞬かせた。
数秒後。
真琴がぽつり。
「認めた」
「……あ?」
「卵焼き好きなの」
「……」
蓮司自身も気づいた。
以前なら。
『普通だ』
そう言っていたはずなのに。
「……普通より、ちょっと好きなだけだ」
陽翔が両手で口元を押さえる。
「蓮司……」
「何だよ」
「成長したな……!」
「殴るぞ」
「だって前まで何聞いても『普通』だったのに!」
「うるせえ!」
真琴はもう蓮司を見ていない。
今度は弁当の照り焼きを眺めながら尋ねる。
「で、今日はどうして作ってもらったの?」
「昨日、俺が焼きそばパンしか食ってなかったからだと」
「それだけで!?」
陽翔が驚く。
蓮司は顔をしかめた。
「俺に聞くな」
「いいなあ!」
「お前、昨日俺のパン半分取っただろ」
「あれは味見!」
「半分は味見じゃねえ」
「俺だってみおちゃんの弁当食いたい!」
「この前、屋上で食っただろ」
「あれとこれは違う!」
「何が違うんだよ」
陽翔の視線が、三切れの卵焼きに止まる。
「……一個くらい」
手が伸びる。
その瞬間。
ぱしっ。
蓮司の箸が、陽翔の指を止めた。
「触んな」
「まだ取ってない!」
「取ろうとしただろ」
「一個!」
「嫌だ」
「三個あるじゃん!」
「だから何だ」
「三個全部食うの!?」
「俺の弁当だからな」
「ケチ!」
「自分のパン食え」
真琴が静かに口を挟んだ。
「黒瀬」
「あ?」
「それ、独占欲って言うんだよ」
ぴたり。
蓮司の箸が止まる。
「……弁当の話だろ」
「そういうことにしとく」
「何だ、その言い方」
陽翔が横からにやにやする。
「でもさ、完全にみおちゃんがお前の好み把握し始めてるよな」
「……」
「卵焼き多め」
「偶然だろ」
「絶対違う」
真琴も頷く。
「違うね」
「お前らな……」
蓮司は話を終わらせるように、卵焼きを一つ口へ運んだ。
甘さは控えめ。
噛むと、だしの味が広がる。
もう。
何度か食べた味。
「……」
気づけば。
ほんの少しだけ、口元が緩んでいた。
「あ!」
陽翔が指を差す。
「今笑った!」
蓮司の顔から即座に笑みが消える。
「笑ってねえ」
「その否定、みおちゃんと同じ!」
「うるせえ!」
教室に、また大きな声が響いた。
◇
放課後。
一年B組。
みおが帰り支度をしていると、教室の入り口から明るい声が飛んできた。
「みおちゃーん!」
みおの手が止まる。
「……天野先輩」
陽翔が満面の笑みで立っていた。
その顔を見た瞬間。
なぜだろう。
少し嫌な予感がした。
「何ですか?」
「今日の弁当、うまそうだった!」
当たった。
「……黒瀬先輩、見せたんですか?」
「勝手に見た!」
「正直ですね」
悪びれる様子が一切ない。
その後ろから、真琴も姿を見せる。
「ちなみに、一口もくれなかったよ」
「え?」
みおは少し驚いた。
「天野先輩に?」
「そう」
「ひどくない!?」
陽翔が訴える。
「卵焼き三個もあったのに!」
「ああ」
みおは思わず笑った。
「三個なのには理由があります」
「理由?」
陽翔の食いつきが早い。
真琴もこちらを見る。
みおは指を一本立てた。
「一個目は、普通に食べる用」
「うん」
二本目。
「二個目は、黒瀬先輩が好きだから」
「うんうん」
三本目。
「三個目は――」
そこで。
少しだけ言いづらくなった。
別に。
大した理由ではない。
けれど口に出そうとすると、なぜか少し恥ずかしい。
「三個目は?」
陽翔が催促する。
ちょうどそのときだった。
「お前ら、一年の教室前で何してんだ」
廊下の向こうから。
蓮司本人がやってきた。
陽翔が笑う。
「あ、本人」
「何だよ」
蓮司は三人のところまで来ると、みおを見る。
「弁当」
「あ」
みおの顔が明るくなる。
「どうでした?」
「うまかった」
今度は。
一瞬も迷わなかった。
以前のような『普通』でもない。
照れ隠しもない。
ただ。
うまかった。
「……」
みおは少し目を丸くしてから、嬉しそうに笑った。
「よかったです」
その笑顔を見て。
蓮司も、ほんの少しだけ視線を逸らす。
真琴はそんな二人を眺めたあと、思い出したように尋ねた。
「そういえば佐倉さん」
「はい?」
「三個目の卵焼き、何だったの?」
「……!」
忘れていた。
蓮司も見る。
「三個目?」
「えっと……」
みおの頬が少し熱くなる。
「何」
「その……」
大したことではない。
そう言い聞かせて。
みおは蓮司を見た。
「土曜日、いっぱい食べてくれたから」
「……」
蓮司が黙る。
「お礼というか」
「……何で?」
本気で分からないらしい。
「俺が食ったのに、なんでお前がお礼すんだよ」
「作った側は、全部食べてもらえると嬉しいんですよ」
みおは少し笑った。
「だから、一個おまけです」
「……」
今度こそ。
蓮司は何も言わなくなった。
陽翔も黙る。
真琴だけが、そっと蓮司の顔を見る。
「……」
耳。
赤い。
陽翔もそれに気づいたらしい。
口を開く。
「おま――」
「言うな」
蓮司が即座に睨んだ。
「まだ何も言ってない!」
「絶対言う顔してただろ」
「顔で判断すんなよ!」
真琴がぼそっと呟く。
「おまけの卵焼きで照れる元不良」
「桐谷」
「何」
「覚えてろ」
「怖い怖い」
声に恐怖が一ミリも含まれていない。
みおだけが首を傾げていた。
「先輩?」
「何でもねえ」
「またそれ」
蓮司は誤魔化すように、空になった弁当箱を差し出した。
「ほら」
「あ、ありがとうございます」
みおが受け取る。
軽い。
開けなくても分かるくらい、綺麗に全部食べてくれている。
そのことが。
思っていた以上に嬉しかった。
「でも、明日は作りませんからね」
「……あ?」
蓮司の返事が。
妙に早かった。
「……」
みおが目を丸くする。
陽翔も。
真琴も。
そして。
言った本人である蓮司自身まで止まった。
「……何ですか?」
「別に」
「今、ちょっと残念そうじゃありませんでした?」
「してねえ」
「した!」
陽翔が即座に割り込む。
「したね」
真琴まで頷く。
「してねえ!」
みおは耐えきれず笑った。
「じゃあ明日は購買ですね」
「そうだよ」
「カレーパン一個とかは禁止ですよ」
「母親か、お前は」
「違います」
「じゃあ二個食う」
「野菜!」
「めんどくせえな!」
「ちゃんと食べてください!」
そのやり取りを見ながら。
陽翔が、何でもないことのように言った。
「もう毎日作ってもらえばいいじゃん」
「天野先輩!」
「余計なこと言うな!」
みおと蓮司が同時に怒った。
真琴の口元が上がる。
「はい、また揃った」
「揃ってません!」
「揃ってねえ!」
今度も。
ぴったり同時。
「ほら」
「……」
「……」
放課後の廊下に。
陽翔と真琴の笑い声が響いた。
◇
その日の帰り道。
みおと蓮司は、いつものように並んで住宅街を歩いていた。
火曜日の夕方。
少し傾いた陽が、二人の影を道路へ長く伸ばしている。
「……」
蓮司は黙って歩いていた。
頭にあるのは。
明日の昼食。
弁当はない。
別に。
本当に別に、どうでもいい。
購買へ行けばパンでもおにぎりでも買える。
いつもそうしていたのだから、それで何の問題もない。
なのに。
「……」
「先輩?」
横から声が飛んできた。
蓮司が見る。
「何だよ」
「また難しい顔してます」
「してねえ」
「してます」
「してねえよ」
「何考えてたんですか?」
「……昼飯」
みおが少し考える。
「明日の?」
「……」
図星。
その反応だけで分かったらしい。
みおが吹き出した。
「ふふっ」
「何笑ってんだ」
「そんなに心配なら、自分で作ればいいじゃないですか」
「無理」
即答だった。
「早いですね」
「料理できねえ」
「やってみたことは?」
「ねえ」
「じゃあ、できないか分からないじゃないですか」
「包丁使って、火使って、味つけんだろ」
「そうです」
「無理」
「なんでですか」
「めんどくせえ」
「そこから!?」
みおは呆れたように笑った。
そして。
何気なく。
本当に。
深く考えずに言った。
「じゃあ、教えましょうか?」
「……」
蓮司が見る。
「え?」
みおも自分の言葉を頭の中で繰り返す。
――料理、教えましょうか。
教える。
一緒に料理をする。
当然。
学校ではできない。
どちらかの家で。
二人でキッチンに立って。
「……」
土曜日。
並んで洗い物をしたときのことが、一瞬頭に浮かんだ。
後ろから伸びてきた蓮司の腕。
すぐ近くにあった身体。
「……っ」
みおの頬が少し熱くなる。
先に視線を逸らした。
「……簡単なのなら」
さっきより小さな声。
蓮司も前を向く。
「……そのうちな」
断らなかった。
みおは一瞬だけ蓮司を見て。
小さく笑った。
「はい」
それだけだった。
いつやるのか。
何を作るのか。
どちらの家なのか。
何一つ決まっていない。
約束と呼べるほど、はっきりしたものですらない。
それでも。
二人の間にはまた一つ。
まだ日付の決まっていない。
小さな「次」が増えていた。
【白鷺怜央】
■学年
高校3年生
■所属
桜羽学園高等部・3年B組
風紀委員長を務めている。
■性別
男性
■外見
黒髪に眼鏡をかけた、知的で落ち着いた雰囲気の男子高校生。
細身ですらりとしているが、身体はしっかりと鍛えられている。
制服は崩さずきっちりと着こなし、ネクタイやシャツにもほとんど乱れがない。
姿勢もよく、真面目で隙のない印象。
全体的にクールで近寄りがたい雰囲気もあるが、清潔感のある整った容姿をしている。
■性格
冷静で真面目な性格。
感情に流されることが少なく、何か問題が起きてもまず状況を確認してから判断するタイプ。
規則や秩序を大切にしているが、ただ融通が利かないわけではない。
相手の事情やその場の状況まで見たうえで、必要な対応を考えることができる。
責任感が強く、自分の役割は最後まできちんと果たす。
感情を表情に出すことは少なく、普段は淡々としている。
そのため少し堅い印象を持たれやすいが、困っている人を見過ごすような冷たい性格ではない。
必要以上に干渉することはなく、相手との距離を保ちながら気にかけるタイプ。
■特技
合気道。
長く続けており、高い実力を持っている。
力任せに相手を倒すのではなく、相手の動きを利用した受け流しや制圧を得意としている。
細身の見た目に反して身体能力も高く、いざという時には落ち着いて相手を取り押さえることができる。
■学校での立ち位置
桜羽学園高等部の風紀委員長。
校内の見回りや生徒同士のトラブルへの対応などを担当している。
規則を守る真面目な性格と冷静な判断力から、教師からの信頼も厚い。
生徒からは少し堅く近寄りがたい人物と思われることもあるが、頭ごなしに叱るタイプではない。
問題が起きた時にも感情的に決めつけず、まず事実を確認してから対応する。
学年を問わず顔を知られており、「真面目で頼れる風紀委員長」という印象を持たれている。




