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普通の高校生の、特別な日常  作者: しゃー
3章 2学期編
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91/107

91.新しい日常のなかで

文化祭見学を終えた次の日の日曜日。


今日は午後のバイトだ。


ホールの仕事は慣れてきており、玲奈さん無しでもやれるようになってきた。


接客も回数をこなすと、そこまで緊張しなくなってきた。


「いらっしゃいませー!こちらはどうぞ」


俺の姿を見ていた玲奈さんが話しかけてくる。


「だいぶ慣れてきたねー。いい感じー」


「教え方がいいんですよ玲奈さんの」


「嬉しいこと言ってくれるねぇ」


今日はドリンクバーの交換の仕事を教えてくれた。


「これを入れて、スイッチ押して、おしまい」


おぉランプ消えた。俺は隣のコーラを入れ替える。


「こんな感じですか?」


「そうそう、いいねー」


俺もスイッチを押してランプが消える事を確認。


「できました!」


「偉いぞー」


玲奈さんは結構褒めてくれる。

褒められる事の少ない俺には少しむず痒く、嬉しかった。


時間になり、タイムカードを切る。


「お疲れー相馬くん」


「お疲れ様です。玲奈さん」


「ねぇ、今度一緒にご飯行こうよー。バイト終わりでいいからさー」


玲奈さんとご飯食べて俺は何を話せばいいんだろうか、あまり一緒にご飯を食べているところを想像できない。


「いいですよ。何かありました?」


「なにもないよー?私達仲良いでしょ?」


「仲良し…ですね。たしかに」


バイトの先輩で、大学生の人。

それくらいに思っていたけど、玲奈さんにとってはもう少し距離が近かったらしい。


「じゃあ決まりねー」


玲奈さんとご飯に行く事が決まり、俺は帰路に着く。


大学生の先輩とバイト終わりにご飯って、少し大人だな。という感想を抱いた。



俺は帰りながら、考える。

バイトしながら、生徒会。

最初は両立できるか不安だったが、なんとかなりそうだ。


「生徒会…か」


明日の生徒会。


一高で見たことを、今度は俺たちの文化祭にどう活かすか。


今日は仕事。

明日は学校。


2学期に入ってから、俺の日常は少しずつ変わってきている。

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