↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
普通の高校生の、特別な日常  作者: しゃー
1章 一学期編
PR
29/105

29.中間テスト

5月中旬、中間テスト開始。


この学校に来て、高校生初めての中間テストが始まる。

期末ではない為そこまで気合いは入れていないが、2学期からは難易度も上がるだろう。


俺はホームルームが始まるのをボーっと待っている。


ちなみにテスト期間の柳は、天沢や楠木に声をかけ、1回勉強会をしていた。

俺はその回を含めた5回。つまりテスト期間のすべての放課後に柳がいたことになる。


誰かに見られていたらと思うと、恐ろしいもんだ…。


柳は勉強ができないわけじゃないので俺より点数の高い教科もある。

なので実際は俺は先生。ではなく普通に勉強を一緒にやる仲間なのだ。


そんなことを考えていると、青山先生が教室に入ってきてホームルームを始める。


「みなさんおはよう。今日から中間テストです」


「中間、期末では赤点がありますが、取った場合は補講と再試験があります」


と言われ、クラスの空気が重くなる。


「じゃあ頑張ってね!」


と軽く言い放ちホームルームを終えた。



テストは着々と進み、半日で終わり、

それからは図書館で勉強するのもよし、帰るもよしだった。


俺は柳に声をかける。


「今日はどうだった?」


「今日は問題なし!結構できたと思う」


「良かった…!」


俺は柳に挨拶をし、教室を出る。



廊下を歩いていると、楠木が後ろから追いかけてきた。


「ねぇ、月城」


「おぉ、楠木。どうした?」


俺は楠木と歩幅を合わせ歩く。


「彩葉とのテスト勉強どうだった?」


「頑張ってたぞ」


柳は出来る限り、天沢や楠木に頼らず頑張りたいという気持ちがあり今回は俺と勉強会をした。

きっと中学までは違っただろう。当然理由を柳から話してなければ2人は知らないはずだ。


「そっか…月城は頼りやすいのかなぁ」


「ん、いやそういう事じゃないと思うぞ」


「そうかな」


俺は柳にどこまで聞いてるいるか確認する。


「柳は何か言ってたか?」


「うんん、今回は1人で頑張る!ってさ」


月城がいたのにね?と後付けしてきた。


「まぁ…俺も理由はよく知らないが、詳しくは柳に聞いてみたらどうだ」



楠木は俺の小脇を肘でつついてきた。


「いや野暮なこと聞けないでしょ…」


ん…?

いや勘違いしてるなこれ。

柳は色恋で相手を選ぶようなやつじゃない。


「多分…いや絶対そういうのじゃないぞ」


「そう?」


納得してないけど、納得した。そんな感じで楠木は駅まで着いてきて根掘り葉掘り聞いてきた。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。