↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
さくっと読める? 異世界恋愛系短編集 6 (2026.1~)   作者: 四季


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

502/508

あなたにはただ、いつまでも、あなたのままでいてほしい。それがわたしの願いなの。

 涼しげな目もとが印象的なあなたに、いつだって心奪われるの。

 初めて出会った時からそうだったわ。あなたのその目もとがすごく好きで、見れば見るほど惚れてしまう。なんだかんだいちゃもんをつける人もいるけれどわたしにとってはそれが最も理想的。目にするたびに心を掴まれて、なぜだか分からないけれど離してもらえないの。

 だからね、あなたはずっとそのままでいて。

 あなたのその涼しげな目もとが失われるととても寂しいから、どうか、時が流れたとしてもそのままのあなたでいてほしい。

 そうしていれば、わたしはずっとあなたの虜だから……。


 人である以上、常に変わりゆくもの。季節と同じね。その移ろいを止めることなどできはしない。

 けれど、どうか、本質的なところだけは変わらないままでいて。

 いいえ、変わってしまうのは仕方のないことだし、どう頑張っても変化は止められないからべつに構わないのだけれど……でも、呆れるような冷ややかな言葉に耳を貸すことだけはしないで。


 わたしはあなたのままのあなたが好き。

 だから惑わされないで。

 たった一つの強さで、この心を掴んで絶対に離さない、そんなあなたを消してしまわないで。


 つまらない言葉で揺れ動いて、最も尊いところを叩き壊すような、そんなことはしないでほしい……それだけがわたしの願い。


 あなたの一番になれるかどうか、なんて、そんな贅沢なことを言うつもりはないの。あなたがあなたでいてくれるならそれでいい。それが一番重要だから。わたしはそこだけを護りたい。あなたがあなたであるところ、そこを護るためなら、きっと何だってできるわ。


 涼しげな目もとが印象的なあなたに、いつだって心奪われるの。


 今日もまた惚れてしまうのね。

 愚かなくらい繰り返す。

 終わりのない道のり、でもいいの、あなたがあなたのままでいてくれるなら。



◆終わり◆

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。