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さくっと読める? 異世界恋愛系短編集 6 (2026.1~)   作者: 四季


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どんなことがあっても、希望を見つけながら生きていきたい。(3)

ーー


 笑顔で生きていきたい、今は強くそう思うわ。

 決して癒えることのない傷が刻まれていたとしても、笑顔であれることを諦めたくはないから。


 先頭に立って色々なところへ目をやってみればいいのでしょう。そうすればきっと何か光るものに気づけるはず。どんな暗闇にいても目に付くものというのは必ずあるはずだから。それに出会えるまで、それに気づけるまで、見渡すことを諦めなければ奇跡は起こるはず。


 手を取り合える相手に出会える日を夢みながらも、固執はせず、柔軟な姿勢で歩んでいきたいものね。


 眠れない夜には流れ星を探すの。

 減りゆくものにばかり目を向けるのではなく恵まれているところにも目を向けて生きていきたいものね。


 芽生えてくる希望を待ち続けるわ。


 連続して不幸が起こると決まっているわけではないのだから、次に起こる幸せな出来事を信じて、今日も明日も明後日も――。


ーー


 終わりはいつかやって来る。けれども今はまだ遠い未来のこと。一つの関係の終わりはあっても、それが人生の終わりというわけではないのだから、前向きな心でいたいものね。


 凍り付くような心になってしまった夜もあったけれど。

 それでもまた立ち上がり今日まで歩いてきたわたしなのだから、ここから先だって歩いていけるはず。


 遠くまで行こう、なんて、欲張る必要はなくて。今日を一歩、今日を一歩、進んでいくだけでいいのよね。人間にできることは結局それしかないのだし。大きなことを達成しようなんて考えなくていい、そう思えるだけで心が楽になっていくわ。


 のびやかな心で今日一日を楽しめれば最高ね。


 本当の願いを見つけられたならそこに向かって一直線。けれど本当の願いなんてすぐに見つかるものではないから。それまでは色々なものに視線を向けながら歩んでいく。いつか願いを見つけられる時を夢みながら。自分の中に未知なる領域があることを楽しんで歩めるわたしでいたい。


 もっと輝いた未来があることを信じてわたしを生きていきたい。


 喜べることを選び進む。それでいいのよね、きっと。だってわたしの人生はわたしだけのものなんだもの。誰にも指図されない生き方でいいのよ。余計なものはすべて振り払って、生きていくの。


 ろくでもない未来なんてやって来るはずがないじゃない――だって今、こんなにも真っ直ぐな心と瞳で、希望を探せているのだから!



◆終わり◆

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