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婚約破棄を告げられた。~結末がこんなものだなんて、ね~
婚約破棄を告げられた。
それが一体何だというの?
べつに関係のないことだわ。
あなたがそれを選んだというだけで。
そこに正当な理由なんてありもしないのに。
それでも、信じていたのよ。わたしたち、二人、共に歩めるって。隣り合って歩めるならきっと幸せを掴めるって。信じて、信じて、今日まで歩いてきた。どんなことがあっても、きっと、最後にはハッピーエンドにたどり着ける。そう思っていたからこそ、わたし、迷うことなく折れることなくここまで歩いてこられたの。
……でもその結末がこんなものだなんてね。
正直、虚しいわ。
将来を誓い合ったはずだったのに。
生涯を共にすると契約を結んだのに。
それでもこんなことになるなんて……でもどうしようもないわね、あなたがそれを選んだのなら。
あなたの決定は変えられない。
あなたの心までは書き換えられない。
ええ、分かっているわ、だから……。
ここでおしまいなのね。
さようなら。
この先、もうきっと、二度と会うことはないのでしょうね。
◆終わり◆




