↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
さくっと読める? 異世界恋愛系短編集 6 (2026.1~)   作者: 四季


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

401/422

信じてきたものが崩れ去ってゆく。〜婚約破棄を告げられて〜

 婚約破棄を告げられた。

 築いてきたもの。

 大切にしてきたもの。

 そのすべてが呆気なく壊れ終わりを迎えてしまった。


 信じてきたものが崩れ去ってゆく。


 隣り合って、手を取り合い、どこまでも真っ直ぐに進んでいく……そんな未来を信じていたのに、信じてきたのに、そんな思いは無意味だったのだと突きつけられてしまった。


 関係を築くこと。

 大切にすること。

 そこに意味なんてないのだと、価値などありはしないと、そう告げられてしまったかのようで、今はただ悲しい。


 これまでの歩み。積み重ね。そのすべてが無意味なものであったのだと気づかされた時の切なさや苦しさ、そして痛み。それらはこの胸の内でじんわりと黒いものを塗り広げていく。ここへ来るまでの一歩一歩さえ否定するかのような現実に、心臓が重くなるような感じを覚えるほど。


 ……ああ、でも、どうしようもないのだ。


 すべては壊れた。

 すべては終わった。


 だから、さよなら。



◆終わり◆

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。