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さくっと読める? 異世界恋愛系短編集 6 (2026.1~)   作者: 四季


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309/350

もしもあなたが

詩のような作品です。

もしもあなたが

このページを開いたとしたら

未来は変わっていたのかな

黒は白へ

影は光へ

移ろいすべてが変わっていたかな


もしもなんて考えても

何かが変わるわけじゃない

奇跡なんて想像しても

何も変わりはしないから


なかった今を考えて

なかった今も想っても

すべては無意味なことでしょう

そこには希望などありはしない

ただ儚い夢をみるだけ


もしもあなたが

わたしを愛してくれたなら

未来は違っていたのかな

希望へ続く物語

夢を包んだ物語

その表紙を開くことができたかな


永く甘い夢をみていても

奇跡なんて起こらないのにね……


もしもに縋りつくなんて

そんなに無意味なことはないよね

それでも人は縋りつく

どうしても夢がみたいから

どうしても光を信じたいから


もしもあなたが

このページを開いたとしたら

未来は変わっていたのかな

黒は白へ

影は光へ

移ろいすべてが変わっていたかな

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