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さくっと読める? 異世界恋愛系短編集 6 (2026.1~)   作者: 四季


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289/391

愛が過ぎ去った夜は

詩のような作品です。

愛が過ぎ去った夜は

どうしても言葉が生まれてこないよ

理由なんて見つけられない

救いなんて見つけられない

どんなものなら見つけられるのだろう

疑問を抱いても何も変わらないね


愛しさの裏側にあったのは

きっと悲しい歌だけだよ

流れる旋律が愛も夢も水に溶かして

さよならの鐘を鳴らすこと

本当は気づいていた

本当は知っていた

こんなことになる前から

ずっとずっと昔から


もしも奇跡が本当に起こるなら

何も望み何を願うのだろう

答えなんて無数にあって

だからこそ見つけられなくて

無数にある答えの欠片から

たった一つのものを見つけ出すなんて

難しすぎて笑ってしまうよ

一番簡単で

一番複雑な

問いへの答えなど見つけられはしない


これから先

どこへ行って

どんな風に笑って

どんな未来を求めて

どんな希望を信じて

歩んでゆくのかなんて分からないままで……


愛が過ぎ去った夜は

どうしても言葉が生まれてこないよ

理由なんて見つけられない

救いなんて見つけられない

どんなものなら見つけられるのだろう

疑問を抱いても何も変わらないね

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