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さくっと読める? 異世界恋愛系短編集 6 (2026.1~)   作者: 四季


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227/241

悲しい歌はもう聴こえない

詩のような作品です。

甘いものを欲するのは

本能的なものでしょう

そこに意味なんてなくて

そこに理論なんてありはしない


優しい嘘を囁いて

幻の海に浸っていたい

どんな悲しみも

どんな苦しみも

今だけは消し去ってしまえる

そんな水に沈んでいたい

たとえもう二度と戻れないとしても


悲しい歌が響いても

ただ耳を塞ぐだけよ

切ない涙が流れても

ただ見ないふりをするだけ


愚かなことと思うかしら?


そうねきっとそれはとても愚かなこと……


けれども一つの理由はあるの


ただ自分というものを護りたいだけ


確かな理由はここにある


そう自分というものを傷つけたくないだけ


甘いものを欲するのは

本能的なものでしょう

そこに意味なんてなくて

そこに理論なんてありはしない


思考とか

思想とか

そんなものよりも

ずっともっと深いところに在るものだから……


悲しい歌は響かない


何も聴こえはしないし

何も見えはしないわ


悲しい歌はもう聴こえない

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