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さくっと読める? 異世界恋愛系短編集 6 (2026.1~)   作者: 四季


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悲しみの雨は降りやまない。~いつかこの雨はやむのでしょうか~

 悲しみの雨は降りやまない。


 どこへ行けば良いのだろう。

 どこを目指せば良いのだろう。


 私は何のために生きていけばいいのだろう……。


 ――今朝婚約者から婚約破棄を告げられた。


 今はただ涙が止まらない。

 終わったことは終わったことだ、あれこれ悩んで泣いたって意味なんてない、すべて理解しているつもりでいるのに。それでも一度溢れ出した涙がすぐに引っ込むことはなくて。

 流れ出すものは落ち着くことを知らない。

 どんな思考をしていても、どんな思いでいても、一旦こぼれ落ち始めたものは枯れ果てるまで止まりはしないのだ。


 どんな雨もいつかはやむ――誰かがそう言っていたことを思い出す。


 それでも信じられなくて。

 それでも受け入れられなくて。


 今はただ感情のままに息をするだけ。


 いつの日か、この雨は、本当にやむのだろうか。


 その答えは今はまだ目にすることはできない、けれど、それでも……もう少しだけ待ってみよう、そう思っている私もいるようで。


 悲しみの中に在っても、ただひたすらに雨上がりを待つ。



◆終わり◆

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