表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
さくっと読める? 異世界恋愛系短編集 6 (2026.1~)   作者: 四季


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

185/218

そんな言葉は要らなかった。〜取り戻せないあの日々へ〜

 愛してる、なんて言葉は要らなかった。


 あなたと共に歩めないのであれば。

 そんな言葉に意味はなかった。


 ……あれからどのくらいの時が流れたかしら?


 もう思い出せもしない。


 ただそれでもあの時の記憶だけは今も鮮明にこの頭の中に残り続けている。


 そしてそれはきっとこの先も。

 いつまでも、どこまでも、残り続けてゆくのだろう。


 痛みも。悲しみも。すべてが鮮明に。時が流れても、それでもなお、記憶はあの時のままで。


 どれだけ想っても取り戻せはしない。そんなことは分かっている。取り戻せるなら何だってしたであろうあの幸せな日々に取り戻す方法がないことなんて、ずっと前から分かっていた。


 それでもまだ取り戻したいと願う夜があるのは、恐らく、決して変わることのない現実を受け入れたくないから……なのだろう。


 ……ただ時間だけが流れてゆく。


 愛してる、なんて言葉は要らなかった。


 あなたと共に歩めないのであれば。

 そんな言葉に意味はなかった。



◆終わり◆

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ