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さくっと読める? 異世界恋愛系短編集 6 (2026.1~)   作者: 四季


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涼しい風が吹いている。~自由を手に入れられたなら~

 涼しい風が吹いている。

 時折強まるそれは髪を揺らすけれどそれすらも今は心地よい。


 ――つい先ほど婚約破棄された。


 けれどもそれは残念な出来事ではなく。

 むしろ不愉快な人からの解放で。

 それゆえ負の意味を持つものではなかった。


 雨を降らす雲はもうない。


 晴れわたる空にかかる虹。

 太陽の光が生み出す無数の煌めき。


 私はもう自由だ。


 そう気づいた時、何にも縛られない私というものが確かに生まれた。


 もう何も、もう誰も、私から自由は奪えない。


 古びた鎖など引きちぎって。


 青く澄んだ空を飛ぶように、選んだ道を突き進む。


 躊躇いなどなく。

 真っ直ぐな瞳で。


 ――もう誰も止められはしない。


 自由の翼を手に入れた私は、自分の道を自分で選び、どこまでも飛んでゆくだろう。


 涼しい風が吹いている。

 時折強まるそれは髪を揺らすけれどそれすらも今は心地よい。



◆終わり◆

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