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さくっと読める? 異世界恋愛系短編集 6 (2026.1~)   作者: 四季


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一歩ずつ

詩のような作品です。

泣き出しそうな夕暮れ

あなたのことを思い出す

楽しかった時間は呆気なく過ぎ去って

今はただ涙がこぼれてしまいそう


悲しみに溺れるのは嫌だね

そんな風に語り合ったこと

今もまだ覚えているから

幸せを探してみようよって

語りかけてくれる

そんなわたしも確かに存在していて……


好きだよなんて言葉じゃ

何一つ説明できないよね

愛してるなんて言葉じゃ

何も表現できないんだね


あなたと隣り合って過ごした日々

絶対に忘れないよ

もう二度と取り戻せない時間だとしても

確かにあったものだから

すべてが無になることなんてないって

今ここで強く信じてる


泣き出しそうな夕暮れ

あなたのことを思い出す

楽しかった時間は呆気なく過ぎ去って

今はただ涙がこぼれてしまいそう


それでもわたしは


今日を終えて

明日を迎え

またその日を終えて

また新しい明日を迎える


息をして


一歩ずつ

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