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とある魔法使いの娘の呟き 090

「いらっしゃいませ。お嬢様方」


 魔法陣を潜ると、細身で背の高く黒の燕尾服を纏い頭を垂らした男性が出迎えてくれる。


 ただ、ここがリンク(猿人族)の領域でないことを、彼の背中にある漆黒の羽が教えてくれる。


「ええ、しばらくお世話になります」


「よろしくお願いいたします」


 私に続いて、実は何度か家族で来たことのある王女も彼の姿に驚くことなく言葉を返します。そこで、初めて顔をあげた彼は、私に抱かれた幼くなった父を見て、彼の娘と同じ無表情な顔に驚きの表情を浮かべ、すぐに元の無表情に戻ります。


「…なるほど、奥様が行かれたのは、正解でしたか。まさか、このようなことがあるとは…お嬢様、上で旦那様がお持ちです。どうぞ上へ」


「ええ」


 後続の方々も来るだろうし、お爺様のもとに行きましょうか。

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