↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
エメラルダの卵  作者: 佐藤 綾
25/74

メレイカ=ラゼル (研究所分室所属助手)

メレイカ=ラゼルは、

根っからの研究者である。


普段は、主にダストの助手をしているが

自分の研究も行っている。


研究対象は、国。


自分が調査した国の資料を、

1日1回は読むほど…

国というのは面白くてたまらない。


他の国の特徴について、あげてみよう。


隣国のタリア王国は、隣国スカル王国と戦争中である。

どちらも勢力は同じぐらいなので、なかなか決着はついていない状態。


ガライ王国は、エメラルダと同じく、戦争を好まない中立国である。

スカル王国の先に位置しており、龍を司る国と呼ばれている。

龍を見に行ってみたいけど、エメラルダからだと二月はかかるだろう。。

遠い国なので、なかなか情報が入らないのが残念だ。


その分、自国のほうが調べやすいし、興味深いことが多い。

私が調べていることは、研究報告書として発表していない。

なぜなら、この国でおそらく表にだしてはならない

歴史であるからだ。


『 研究対象国;エメラルダ王国 ①


エメラルダ王国は

原始の妖精エリザベートと契約し、

この国の民しか使用できない

魔法を手に入れた。


当時、エメラルダ王国に住んでいた人々しか

魔法が使えないとされている。

今も魔法が使えるのは、

昔から住んでいる人の血族ということだ。


魔法の力をみた他国の人間は

その力を自分の物にしようとした。

つまり、エメラルダの国民をさらって

他国でも魔法が使用できるか試した。


結果、ひどい苦痛を伴うが、

他国でも魔法を使用することができた。


それゆえに、エメラルダ王国は

常に他国から狙われるようになった。

他国にさらわれた人は、苦痛を伴う魔法を

使用するように強要されていた。』



「ひどい話だ…このあとの続きもすごい感動しちゃうんだよねぇ…どれどれ…。」

資料を読みながら、1人研究室でつぶやくと、

ちょうどダストが研究室へ顔をだした。


「また、研究資料を読んでいるのかい?もうすぐクリステル様がくるからお茶の用意をお願いできるか?」


私は頷いて、資料をしまおうしたが、

ポプリを教えてくれたクリステル様に

1つプレゼントをあげようかと思いついた。


「ダスト、今度クリステル様に資料を渡すときに、この資料も一緒に渡してもらえるかな?」


「ああ、わかった。」


そう言って、ダストがまとめた資料に

自分の資料の、写を混ぜておいた。


さて、クリステル様は気づいてくれるかな? 


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。