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歌謡曲雑感  作者: 前田智
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今更の話でしょうが

突発的にこういうネタを挟みたくなります。落ち着きがない野生動物は緊急銃猟も、トラばさみも命取りになりかねません。自重自重。


 先日、テレビ番組を何となく見てましたら、ゴスペラーズが出演していて、所属事務所の社長さんの事を話していらして、元シャネルズの佐藤善雄さんに見いだされたとの話を聞いて、ああ、シャネルズかと久々に「ランナウェイ」のEPを聞いたのですが、歌詞カードに書かれていたプロフィールを見て愕然としたり納得したり。シャネルズ。出てきた時は衝撃的でした。ドゥワップの何たるかも、黒人の仮装でドーランを塗ることも、何故そんな事をするかも理解できない小6の頃、1980年のシングルですから、その後の「トゥナイト」も「街角トワイライト」も「ハリケーン」も聞いてはいたけど、凄いとは思えども理解は出来ませんでした。まあ、ただのぼんくら熊でしたし。でも、「トゥナイト」出たあたりでメンバーの一部が淫行でしょっ引かれて活動自粛していたことは覚えています。何故かヒットしていたにも関わらずザ・ベストテンに出てこずに久米さんが事件があってと伝えてましたから。しばらくして次の「街角トワイライト」がそれでも1位になってホッとしたものですが、その後もいろいろあったし、桑野さんとマーシーと、リーダー以外の消息って、ほとんど伝わってませんでしたから、虚を突かれた感じはありました。ラッツ&スターが1983年で鈴木雅之さんのソロ「ガラス越しに消えた夏」が1986年ですから、いずれにしてももう40年前なんですね。そもそもシャネルズでデビューの時、リーダーも佐藤さんも23歳ではありませんか。特にバスを担当されていた佐藤さんは、そのあまりに素晴らしいお声から、当時に私は「実はこの人がリーダーに違いない」と信じて疑いませんでしたから。シャネルズ。デビューシングルは作詞湯川れい子、作曲井上忠夫(後に改名、井上大輔さん。自死されたのがあまりに残念)の大名曲です。一発目に鈴木雅之さんの「らーんなうぇい」から始まって、そこに他のメンバーのコーラスがからまって、要所要所に佐藤さんの「ばんびどぅばどぅば」が入る構成。あの低音、リーダーのお声は当然素晴らしいのですが、やっぱり外せないものでありました。詩も曲も素晴らしいのですが、当時の芸能雑誌によると、デビュー当時、メンバーのステージを見知っていた大瀧詠一さんが、ぜひ自分が提供したいと思っていたのだとか。実現はしなかったようですが、ぜひ聴いてみたかったものです。でも、名曲「ブルーシャトウ」の作曲者であり、当時から大作曲者で、その後機動戦士ガンダムの映画第二弾の主題歌「哀・戦士」を歌われた(作曲・ご本人)井上大輔さんの曲に満を持した感じの湯川れい子さんのかっこいい詞ですから、よく練られていた職人技のような曲でした。前記のような理由で、2曲目はあまりテレビでは流れなかったのですが、その分、「街角トワイライト」が映えた感じでしたね。個人的には初心な熊でしたから、歌詞の一部に出てくる「うまれたままのすがたで」にドキっとしていたものです。湯川れい子さんはその後、まあ今考えればほぼ同時進行で稲垣潤一のデビューに関わっていたわけですから、かつ映画その他のコメンテーター等として芸能界の御意見番みたいな感じでしたし、もの凄い方であります。

 そんで、ゴスペラーズと言えば、ちょうど就職後の通信カラオケ全盛期に出てきたコーラスグループで「ひとり」とか「永遠に」とかヒット曲があって、よくカラオケで・・・あんなもの歌えるかい。すぐ声が潰れますわ。熊は吠えるぐらいまでが仕事でございます。悔しいけど。先日尾崎紀世彦「また逢う日まで」やって、声潰れかけた熊でございます。ちなみにリーダーの方も「ラブ・ドラマティック」なんて歌ったら多分往生します。すごいやね、かぐや様の主題歌何て歌えるの。あのおひげ、ちょしてみたい。


ちょす、は宮城県のローカルすぎる方言で、いたずらする、いじる、くらいの意味になります。東日本放送の某番組に方言ネタの投稿をするとステッカーが貰えるかもしれませんが、県人くらいにしか理解できなそうです。基本的には伊奈かっぺいさんもCDでさとう宗幸さんのおひげの関係でネタにしておられました。ますます意味不明ですな。

追伸 ラッツ&スターに改名後の2曲目、「Tシャツに口紅」が作詞松本隆、作曲大瀧詠一でした。出た当初は、コニー・フランシスのパクリだとばかり。聞きもしなかったのが食わず嫌いの冬眠を忘れていた頃のわたしです。

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