スキルオブマジック （Skill of Magic）

世界の三ヶ所で突然現れた、謎の球体。
そこから生まれた6体の獣が、世界最大の災害をもたらした。

ある者は爪で引き裂かれ、ある者は牙で噛み砕かれ、ある者は無傷にも関わらず死を迎えた。
世界は、この異常事態に対応すべく様々な手段を講じるが、人が造り上げた武器が獣には一切通じない。
被害ばかりが拡大していくと、人は畏怖を込めて獣を魔物と呼んだ。また、魔物を呼んだ災害を「魔招来（デビルズサモン）」と名付た。

魔物と出会う事、即ち死を意味する。そんな不安と日々戦う事を余儀なくされた人類。絶望が支配しようとした時、
「魔物と対峙して生き残った者がいる」
と、云う情報が走る。
情報を信じ、生き残った男と合うもう一人の男。
そこで与えられたのは、様々な特殊能力についての情報だった。

能力者を使い防衛線を張り、一進一退を繰り返していたが、ある日を境に突然、魔物は姿を消した。
安堵する人々…だが、見えない恐怖は確実にある。
恐怖に対抗すべく、能力を高める事を目的とした学校を創設する。

時は流れ50年、主人公「神城真人（かみしろまさと
）」が学校に入学する。

色々な不満や不安を抱えながら、成長していく少年の能力活劇。
ここに開幕！