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8話 お出掛けの約束

誰か見てる人っているかな

いるといいな



「さっきのは何だったんだとにかく大変だった‥」


 今は午後の実習の時間だ、何人かでパーティーを組んでモンスターを倒す時間。僕はいつもミリーと組んでいる、別に他に組んでくれる人がいないわけではない、もう一度言う。いないわけではない!


 ただ、ちょっと他の男子だと「俺達のミリスさんを!」とかなんとかいって殴りかかってきたりするから苦手なだけだ!‥‥それにもう、メンバーとか決まりきっちゃって余るとかないし。

 今日の実習の成果1時間30分で10体

 今回はかなり倒せたほうだ、他のパーティーは4体とかで多い方らしいのでやはり聴力強化などの索敵系スキルは強力である。


 「それにしても今日はやけに気合いはいってたな?ミリー」

 「えっ、いやまぁちょっと‥ね(あんなにも妹さんに敵意向けられたからかなぁ)」


 なんか、理由は分かってるけど言わないって感じだな。

 これで、もっとよさそうな人が居たからとかでパーティー離れられると困るからその意思くらいは示しておこうかな?


 「ミリー、もし嫌じゃなかったらこれからもずっとよろしくな。居なくなると悲しいから」

 「え!?ハルくんそれって・・」

 

 ミリーが何か言いかけたところで先生から、集合の合図が出されて中断されてしまって聞くことが出来なかった


 「よーし、今日も実習ご苦労だったな、みんな知ってると思うが来週には個人戦、タッグ戦が始まるから、今週はこれ以上実習はやらんからな」


 あー、そうなのか。実習って制服の経験値増加があって効率良かったんだけどな、今週はもうないのか残念だ。

 でも、ミリーとタッグ戦出るなら準備するとなると短いな一回長めの時間を取らないとな。

 

 授業後、帰り始めにミリーに相談しておくことにした。


 「なぁ、ミリー週末どっちか1日空いてるか?」

 「週末!?1日!?うん!空いてるどっちでも!!」


 「あっそうなんだ、じゃあ‥日曜に家まで迎えにいくから準備しててな」


 うーん、最後の方、ミリーがぼーっとしていた気がするがミリーなら聞こえていただろう。さて、どんな連携しようか考えないとな。

 

 

 ハルくんと帰る途中で別れ自分の部屋に戻った私は一人慌てていた。

 え?え~!?何?で、デート?私ハルくんにデートに誘われたの?

 ふぅ、一旦落ち着け私!

 取り敢えず状況確認をしよう。

えっと実習のあと、居なくなると悲しい。とか、これからもずっとよろしく、とか言われててその後、帰る準備をしていたらハルくんに日曜空いているかって聞かれて、それで‥

 あれ?やっぱりこれってデート?

 状況的にデート‥なのかな?

 今が、木曜だから‥あと3日それまでに急いで準備しないと!

 当日になるまで私のこの勘違いは決して解けることはなかった。

 

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