7話 義妹とパートナーの‥‥
あれから制服の経験値増加の効果がなくてもミリーとモンスターを倒しに行くようになって、1年がたったある日遂に僕のレベルが上がった。
「やった、やったよ!ミリー、レベル1になったんだ!」
「うん!良かったねハルくん。
私も2ヵ月ぐらい前にレベルが上がったし、すっごく大変だったよね!」
うん、僕より必要経験値の少ないミリーは当然先にレベルが上がっていた。なので、その時から僕は一人でモンスターを倒しに行くことを覚悟していた。しかしミリーは今日までなぜか付き合ってくれたのだ。
いい子だなぁ、ミリーって。
あ、この1年間で僕のステータスはこんな感じになった。
レベル1 (次のレベルまで0\????)
スキル 身体強化 経験値強化 3次元機動強化 生命力強化 思考強化
この、3次元機動強化というのは重さは変わらないままなのにミリーの軽量化のように身体が軽くかんじ機動力が上がるスキルで、生命力強化はその名の通り生命力が上がる具体的には傷が治るのがすごく速くなったりする。
そして、今レベルが上がって手に入れたのは思考強化だ、これはどういうことに使えるだろうか?
おっとこのまま考え事してミリーを待たせるのは忍びないないな
「よし、ミリー今日は帰ろうか」
「えっ?いまいまレベル上がったばっかりなのに!?
まだ、ハルくん!上がってから1秒もたってないよ?ステータスは見ないの?」
あぁ、思考強化ってそういうことなのか、その後、新たなスキルの思考強化について説明しついでにミリーのステータスも教えてもらったがこんなかんじだった。
レベル2 (次のレベルまで560\1500)
スキル 聴力強化 軽量化 脚力強化 隠密行動強化
ミリーは自力でスキルを得ることは出来なかったがレベルが上がったときに隠密行動強化というモンスターだけでなく人対してもとても有効なスキルを得た。
ミリーから聞いた話によるとこの隠密行動強化というスキル敵対行動さえとらなければ特殊な索敵スキルを持たないモンスターならいくらか近づいても平気だったらしい。
あと、これは軽量化と違い他人には掛けられないらしい、残念だ。
レベルが上がってから1週間の時がたった、‥と言っても元々レベルを隠して過ごしていたので何か変わった訳ではないのだが‥
「それで、ミリーは何をやってるの?」
今は授業の合間の休み時間でそうたくさん時間があるわけではない、なのにミリーは自分の席を離れ僕の席の前に立ってなんだかそわそわしている。
「えっとね、去年は個人戦もタッグ戦も私たちでなかったじゃない?今年のタッグ戦はどうしようかな~っておもってて‥‥」
去年の個人戦、タッグ戦というのは全校生徒同士の模擬戦のことだ。個人戦の最初はバトルロワイヤルで棄権あり、痛いのとかが嫌な人はそこですぐに棄権する、去年の僕達もそうだった。
そしてタッグ戦は希望者のみで集まりトーナメント式で最初から最後までやる模擬戦のことだ。
「それで、タッグ戦にでるのか?
誰と組むんだ?」
「あの、ハルくんと出ようかな~って思ったんだけど‥‥だって今年も個人戦は棄権するんでしょ?」
「まぁ、そうすると思うけどタッグ戦か‥まぁ別にいいけど」
「そうだよね、嫌だよね‥‥ん?あれ、いいの!?」
「どうせ、タッグ戦見に来るまつなんてそう居ないだろうし今の僕達がどのくらいやれるか確かめるにはちょうどいいかと思うし、別にやってもいい」
それにミリーには世話になってるしなミリーがやりたいなら出来るだけやってやりたいし‥‥
そういや、今更だけどミリーの人当たりが大分と柔らかくなったな、前はクール系だったが今では可愛い感じがする。
昼休みになって、中庭でミリーとご飯を食べていると新入生の校舎のほうから義妹のユーコが駆けてきた。
「お兄ちゃん、やっと見つけたよ
あれ?その人誰?」
「ハルくん、この子は?新入生みたいだけど?」
「同時にいうなよ、説明しにくい。えっと今駆けてきたこの子はユーコ・ヨールド名前の通り僕の義妹だ
それで今、一緒にご飯食べてたのがミリス・ブルートだ クラスが一緒なんだ。」
「あら、いもうとさんだったんだ、私はミリス・ヨールドよハルクくんのパートナーをやっています。」
「へ、へー私はユーコ・ドールスと言います。おにい‥ハルクくんと同じ家で一緒に暮らしているものです。」
「なっ!わ、私はハルクくんと同じ境遇で支えあった唯一の理解者でもあります。」
「くっ!わ、私だって」
「ちょっとまてお前ら!いつまでそれやるつもりだ!」
なんだか、色々とめんどくさそうなこととなってしまった。




