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二人は一緒にメモを見る  作者: 今泉龍二
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 エリは言った。

「メモを見せてもらってもいい?」

ユウタは言った。

「うん、いいよ」

エリは言った。

「メモを一緒に見てもらってもいい?」

「うん」

二人は一緒にユウタのメモを見る。


それを続けられると

ゆっくりでは駄目だった

一歩も進んでないけど問題ない

きっちりさせる

シンクで

そうなのかもしれない

慣れてないから

一番乗り

おかしいと思う

寝転がって

手があいてる 

そんなくるんて

先に声

丘にあがって

言ってるから

柔らかいの

外野から○○まで伸びる

○○と合わせて

聞くのはなかなか

構うと

個人でエキス

先がそれだと嫌

圧倒的に向こう

日替わり弁当をじっと見る

秋の間中ずっと

芝生 掃除

それ回したから

○○(場所)でやってると

午前中にするようにしてる

ぐにゅん

出やすい

お任せする

店に置いてある

さえずりが止み

おじさんが二人

大きい車が通って揺れた土地

それまで聞いてなかった

紙が違う

行く先々で

昔○○なの

タルトと勝負

もうそろそろ出来ないかな

太い○○なのある

サラダ作って

わいわいしてるマグカップ

直すおいなりさん

テーブルの上の物の怪の大きさ

○○を綺麗にしてくれて

突然出て来て

そういうこと言うのに

○○が長いのが寝てる

ただ()ねてる


 エリは言った。

「ただ跳ねてる。なにがただ跳ねてる?」

ユウタは言った。

「跳ねてる。なんだろう」

エリは言った。

「なにがただ跳ねてるの?」

「宝石…」

「宝石がただ跳ねてるの?」

「宝石どうなんだろう」

「なんの宝石がただ跳ねてるの?」

「跳ねてる」

「なんの宝石?」

「跳ねてるの宝石ではないかな」

「宝石じゃなくてなにがただ跳ねてるの?」

(からす)の鳥人間がただ跳ねてる」

「烏の鳥人間がただ跳ねててなにか起きるの?」

「無心で跳ねてる」

「なにも起きないの?」

「厚揚げのキャラが隣で跳ね始める」

「烏に厚揚げ。それで?」

「烏の鳥人間は厚揚げのキャラに急になにか塗りたいなと思う。厚揚げに今までなにか塗りたいと思ったことないのに」

「厚揚げのキャラになにか塗りたいのか」

「厚揚げの全体に塗りたい」

「厚揚げになに塗りたい?」

「人間の大きさの厚揚げのキャラじゃなくて普通の大きさの厚揚げのキャラにオレンジのマーマレード塗って、跳ねてもらってマーマレードのオレンジの皮が落ちるとこを見たい。」

「厚揚げとオレンジのマーマレードって味は合わなそうだね」

「厚揚げのキャラは腕と脚は厚揚げじゃないからそこにはオレンジのマーマレード塗らない。どれくらい跳ねたらオレンジの皮落ちるんだろう

「ユウタそんな感じの変なの知りたがるね」

「俺じゃなくて烏の鳥人間が知りたい」

「ユウタは知りたくない?」

「知りたい」

 二人は一緒にユウタのメモを見る。


銀杏(いちょう) 

さらっとさら

紋とも

つまむの

それをやっていただくと

別のタイプの

噂には聞いてる

公園中

捕まえられそう

たたたと

余計なことはしないウサギ

ヨーグルト味に

○○ならそのままでいい

枝付き果物キャラ

似合ってる耳のピアス

明日(あした)○○やれそう 

まだ間に合う

(うち)L字

そこにイカが来て

もう少しで出来そう

コヨーテ

そしたらお腹が空く

もう少し曲げたい

あと一発

嫌そうなので

突破される

一つ仕掛ける

海老の物

てたら

どんどん上に

焦がしながら

用意しといたら

そこでしっかり

豪華俳優陣

まだ待てる

見ただけで

○○(場所)で忙しい

大きな豚肉

ふくれるキツネ

ハードタイプ?

朝ズドン

総崩れを見た

ここだけ○○

もうそろそろ

○○食ってるパン

単一(たんいつ) 

刀の(つば)

大きなカーブ

ゴムボート

一つ一つが

灰汁(あく)がない

ペンギンポケット

ブロックしながら

すっと

どっかで一回やって

渡す場所

よりマーク

直で見る

それまでに

○○と一緒に出す

そうするさ

刺さってるの

ぐるぐるのいちご色

○○までいっぱい歩いて来て

コーヒー一杯

どこでもそれでか

どこか疲れてる

しょげてる人に

丸みにこだわってると

○○より低い

ボードで

大きい声で呼ぶ

こっちのか

後二カ月無くて

○○を買いに行かなくちゃ

特に大きな

アイスが溶けない気温

動き始めた

いっぱいあるの

それで見たら

ゆっくり○○すると

〇〇の都合で

ぶくぶく

また一人やってきて

よく○○切り

持っても

取っておいで

どこででも見てる


 エリは言った。

「どこででも見てる。なにをどこででも見てるの?」

ユウタは言った。

「どこででも見てる。なにを見てるんだろう」

エリは言った。

「なにをどこででも見てるの?」

「ショッピングモール」

「ショッピングモールでも見てるの?なにを見てるの?」

「ショッピングモール関係あるかなー」

「どこででも見てるんだからショッピングモールで見ててもいいんじゃない」

「どこででも見てる」

「ショッピングモールでも見てる。なにを見てるの?」

「どこででも見てるの小さいすり鉢じゃないしな」

「小さいすり鉢いつも持ち歩いてんの?」

「邪魔だから小さいすり鉢どこででも見てるんじゃないと思う」

「どこででも見てる。なにを見てるの?」

「カメラは持ってないしな」

「持ってるものじゃなくて見てるものだよ、なにをどこででも見てる?」

「どこででも見てるの靴の中敷き」

「はあ、なんでそんなものどこででも見てるの?」

「見た目普通な感じの六十歳の男性」

「還暦。なんでどこででも見てるの?」

「本当は見るのが目的じゃなくて、靴の中敷きの匂いが目的、匂いが好き。それで持ち歩いてる」

「そういう人も居るかもしれないな」



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