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二人は一緒にメモを見る  作者: 今泉龍二
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 エリは言った。

「メモを見せてもらってもいい?」

ユウタは言った。

「うん、いいよ」

エリは言った。

「メモを一緒に見てもらってもいい?」

「うん」

二人は一緒にユウタのメモを見る。


スポーツドリンクのペットボトル

まだやってるの

その完成に

○○中心のやり方

あのステップ

太田合図

○○を鏡に写して

小丸(こまる)スイートポテト

先にやらしてもらう

更なる○○を求めて

カエルの(ほう)から

圧倒的と

(あらわ)してるのに 

二人離して

歩くのにかなと

誕生日(よる)に 

三億と

よろしくね

溶かしてでも

今枕が

夕方立って

あと何人か

一人で見てる人

目指して○○

そう浴び

とれてるので

○○引っ張るのと同じ

夜九時までには

キリン 洗剤

そこの一つ下の

ピアノ一つ違う

そこから測るの

ぽんぽんぽんぽん

あべかわ

三回の

○○におまかせしたの

大切なものを

半分までで

貝殻の中忘れる

サーモン(あと)に 

じゃがいも茹でてる

十年後には

ちょっと潤ってる

恋するとか

毛が違う

止まってるのへの

にぎやか合わせて

花と水色

十一時半までに

そんなカット

ありがたかったな

11メートル

ちょっと(ひら)いて

夜○○済んで

イメージバナナ

○○ものに○○してる

風 肩

一緒にいたらと

プレミアム

クッキーの上

刑事と(たか)

(ぶり)とのか

オーディン

最後の(ほう)で○○すればいい

カード柿

なんの予選?

鼻のアップ

おがくず 恐竜

あくまで

○○に引っ付いてきました

にせドッグ

ぷるぷるに

朝まで一緒

さっきのものと

付いて行ったら

格好の

その線はもう

回ってる物

そんなの聞かせる

三百円

新しいのをしたばかり

イルカからの

Lとり

ロボット クオリティー

多く牙

大型譲り

薄い不気味

切手帰り

たけど

もう○○なのいいので

人間さらっと

飛び込んで行く

その辺に○○やるの

そっち先にやって

小麦粉で楽しむ

ぱーっと取る

夕方になるまで

それ試したのに

懐かしそうに○○てる○○は

外してね

なにか聞こえるか

どしんと

朝八時からしてる

ミルク下ろす

照らすことに

崩さないように

○○食う○○に○○する人

さっきそうやったら

メモの上を通り


 エリは言った。

「メモの上を通り。なにがメモの上を通ったの?」

ユウタは言った。

「メモの上を通ったもの。小さいものだよなー」

エリは言った。

「メモの上を通った小さいものなに?」

「カステラは通ってないしな」

「カステラじゃない。メモの上を食べ物が通った?」

「メモの上を通ったの食べ物かな。食べ物じゃない気がする」

「食べ物じゃなくてなにがメモの上を通った?」

「くす玉関係無いしな、なんだろう」

「小さいくす玉は通ってない」

「サブタイトルのメモの上を通った」

「サブタイトルだけ書いてあるの?なにそれ?」

綿(わた)のキャラがメモの上を通ってから、なんだろう」

「綿のキャラがメモの上を通ってからなにかするんだ?」

「なんだろう。サブタイトルの上を通って…」

「綿のキャラがサブタイトルの上を通ってどうする?」

「綿のキャラがサブタイトルの上を通った後にリップクリームを取り出すわけじゃないし」

「リップクリームは取り出さないんだ?綿のキャラは唇があるの?」

「唇はあるかな」

「唇あるのか。唇ある綿のキャラはサブタイトルの上を通った後になにする?」

「綿のキャラはメモはなにか聞いたことがある言葉だなと思って引き返してメモを見る」

「サブタイトルだって思い出す?」

「綿のキャラはサブタイトルだって思い出せない。それで口を尖らす」

「口を尖らして思い出す?」

「まだ思い出せない。綿のキャラは口を尖らせたまま左手をおでこに当てる」

「それで思い出した?」

「すこし考えたけど思い出せない。綿のキャラはもういいやと思ってサブタイトルから離れる」

「サブタイトルだって思い出せなかったんだ?」

「思い出せなかった。それで綿のキャラはサブタイトルから離れようとしたら、自分の綿からなにか落とす」

「サブタイトルの辺になにを落としたの?」

「落としたの鍵じゃなくて」

「綿が持つ鍵ってなんの鍵?」

「綿のキャラが自分の綿から落としたの固まった絵具の欠片(かけら)

「それは偶然自分の綿の中に入ったの?」

「自分で絵具を混ぜて作って自分の綿の中に入れた」

「なにその綿」

「見たら少し心が軽くなる紫色」

「全然色が想像出来ない」

「綿は固まった紫色の絵具の欠片を拾って、自分の綿の中につっこんでサブタイトルから離れる」


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