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エリは言った。
「ねえ、メモを見せてもらってもいい?」
ユウタは言った。
「うん、いいよ」
エリは言った。
「メモを一緒に見てもらってもいい?」
「うん」
二人は一緒にユウタのメモを見る。
何回も奮闘
別の鉄鍋
一回で
ずっと別に
後ろにいるゴム
さっとで
レーヨン
体とミニカー
船の上の片仮名
値付け
嫌いでこう
いっぱい入れた
あっち見たの
おんなじの見たの
対戦相手の
続く文字
海苔コース
青い風船
送り出した
両手にプリン
○○な人 豊か
才能が無いな
トイレ 消える
タイム チキン
焼き肉の時間
二割方
もう少し変える
リンゴ 線
むきエビ
包むの重ねて来たから
求肥
同じ○○ 肘
足のサイズと
しっかりついてく
鶴の首
全麺棒
二千個
その後も集まって来る
その気持ち持ったまま
石段十段上がったら
千はまだな
魔物が居た
壁にぶつかる
三つ質問する
まだ出ていないの
そのサービスをすると
なによりも集まって来る
支えるの
つるんとの
揺れてないんだよ
うどん屋
三分と
二月からしてる
五分ずれる
100クリーム
プリンの近くの
一足お先に
星つくる
見てる人
これから力いれる
気付いた靴
もうファンになる
ちょこちょこっとな
帰ってきた緑色
こうやって○○を○○して
取って来たのか
捉える物
押さえてる
目の周りに
紅玉
上機嫌
ごのみ
色々プリン
習得
かきくん
仕上げに
幸せな人に届く
前髪軽く
私には絶対
梅ですか
ケツ 門
すかっとに
それも勉強した
あまりの
四月の
振ったのに
それらをまとめて
古典的な〇〇のような
レモンが楽
すっぽりと
今から額縁
設計図
もう一回したい
19日
ピンクとレッド
指の位置を直す
足の速いやつでしたね
刺さるの
犬 最終
混じってるの
無茶無茶○○と違う
アニメーション
夕方慌てる
一番与えてくれた人
平均点
はっきりさせたいラブラドールレトリーバー
みんなそれが
早くばれる
動くよりしょうがない
青天の霹靂
夕方ばっかり
破れなかった
八会場
連射 心
短く
ただゆっくり
元に戻して
帽子 ロボット
親が作ってる
エリは言った。
「親が作ってる。親がなにを作ってるの?」
ユウタは言った。
「これかー」
エリは言った。
「これ考えて。親がなにを作ってるの?」
「親が作ってる物。親」
「誰の親か考える?」
「どうかなー。誰の親か。親が作ってる物」
「作ってる物を考える?」
「風が吹いてるかな」
「外?」
「どこだろう」
「外は外なの?」
「分からない。どこだろう」
「風が吹いてるのどこか決めないの?」
「風が吹いててなんだろう」
「風が吹いてるのどこか決めないんだ?」
「カーテン関係無いし」
「カーテン関係無い。部屋に風が入ってきてる?」
「ほっぺの肌がきれいかな」
「親のほっぺの肌がきれいなの?」
「うん。親のほっぺの肌がきれい」
「お母さん?それともお父さん?」
「お母さんかな」
「お母さんがいるところ風が吹いてる。どこにいるの?」
「ほっぺがきれいなお母さんがなにか作ってる」
「風も吹いてるね」
「ほっぺがきれいなお母さんチェーンソーで氷の彫刻作ってる」
「チェーンソーで氷の彫刻か。すごいね。風は?」
「風はそんなに吹いてない。外で作ってる。いくつかの道具を使って」
「風やめた。なんの氷の彫刻を作ってるの?」
「なんの氷の彫刻だろう」
「きれいな感じの彫刻?」
「どうだろう、きれいかなー」
「氷の彫刻なんだろう」
「廃墟の彫刻」
「お母さんマニアックな氷の彫刻作ってるね」
「子供には良さが全然分かってもらえない」
「ハハハッ、でもお母さん作るんだ?」
「作るの楽しい」
「話変わるけど、ユウタこのまま本当に結婚しても大丈夫?私の実家で両親と一緒に暮らせるか試してて、眠れなくて病院に行って睡眠薬増えたでしょ?結婚まだしなくてもいいんだよ」
「この間も言ったようにこのまま結婚した方がいいと思う」
「うん分かった。結婚しよう」




