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エリは言った。
「メモを見せてもらってもいい?」
ユウタは言った。
「うん、いいよ」
エリは言った。
「メモを一緒に見てもらってもいい?」
「うん」
二人は一緒にユウタのメモを見る。
ガムテープのキャラ
一人で○○押す二人が
映画のロケハン
塗り替える時に
よく来る
靴とキノコ
タン
入り込んで
夏超し
浮き輪が三つ
庭で〇〇の後ろで
25分
嫌なのに
嫌じゃないのに
ウコン
ご覧
繋がってない
二人 霧
溜めた緑色の
出揃った
同じ物を
整備
ストーリー団子
三角の物を持って
炭酸こっち来て
鼻が詰まる
トカゲがする○○
広がるの
白時々
みかんが先
ごろごろしてて○○する
時間をかける
会わせたい人
相当しょう油
それって探すの
落ちてる枝
おでこから消える
試しに入る
破れたら
無理はしないで
図星
言われたい
調子いい時に頭を
音読してくれるなら
そっちにしてよ
ほろ苦仲間
今翼か
おしりの隣
ボールが集まってる
待ち合わせ 通す
最後の車輪
回ってるギョーザ
それのとこで
ゆで卵心
しっかり世界
多分蓋
いつも見てる
所どころ
ハートマークの中
所どころに
アイテムあげる
ずっと見たりする
きっと強く
どっちも止まってる
櫛に居る
ゴールド 猿
いつも増量
手間をかけるのに
ずっとそれでして
いつ掛ける
それは修正出来てない
深呼吸してドラゴン
もう待てない
前のめり 何分か
和太鼓の近くの
そこに居たら
それで出来たら
もっと早くして
お姉さんの
止める
止まった羊
枕が部屋を出る
ペンギンが指さす方
早く娘
せかすか
お腹に葉っぱ一枚
平日に漬ける
最後の人
二つジュース
コーヒーゼリーの横
五回目は
手続き
出せる物
今度見たくなったら
したマークに
太陽と門
読む時
背中に折り紙
並んでる物
そこから皮
制す
瞬く
大枠
五人の鬼
○○るの嫌う
歩幅
きぬさや問題
ジューシー一年
まずどんな
ドーナツか
それが差だ
次の音で
次のゲームで
黒の〇〇の写真
負ける
チェンジが
五六分
○○どける草
その程度
どのくらいの人がジャンプ
思ったこと言う
アマゾン
背負ってる物
花が咲くのを待ってる
ワニに見られてる
重くなるのに
あっちかー
しまったのを
ふと長靴を
いつかかわすことになる
積むものを
○○してる間につくった
ずっと焼いたの
一番長く見た
取る物
えんぴつで書いた
どこまでそれで行くの
違う場所で
きれいに付ける
反らして
昨日の
レベル1
下げる場所
砂地の女
すぐに白
まとめるんだったら
カレーパンの中から
騙し合って
大きいの出て行った
エリは言った。
「大きいの出て行った。大きいなにがどこから出て行ったの?」
ユウタは言った。
「大きいのが出て行った。大きいのなんだろう」
エリは言った。
「大きいのから考えるんだ?大きいのなに?」
「毛がふさふさではないかな」
「毛がないの?」
「毛どうだろう」
「毛が短い?」
「どうかなー」
「毛がどうなってる?」
「右腕」
「右腕の毛?」
「毛は置いといて、右腕」
「毛は置いとくんだ?右腕どうなってる?」
「一円玉みたいな色かな」
「右腕アルミなの?」
「アルミかどうかは分からないけど一円玉みたいな色」
「左腕も一円玉みたいな色?」
「そうかなー。左腕も一円玉みたいな色」
「体全体が一円玉みたいな色なの?」
「どうだろう」
「体で違う色の部分があるの?」
「上半身裸で胸毛が一円玉みたいな色。体全体も一円玉みたいな色」
「胸毛目立たないね」
「下半身はなんか履いてる」
「頭は?髪の毛はえてるの?」
「髪の毛ははえてない。スキンヘッドみたいになってる。下半身はカーゴパンツ履いてる、それで裸足」
「その人何者なの?」
「何者かは分からない」
「何者かは分からないんだ?その大きな人がどこから出て行ったの?」
「寺の門を飛び越えて寺を出て行った。普通に立っては門から出られない大きさ」
「門の大きさが分からないけど」
「寺の境内の地面になにか置いて行った」
「門の大きさいいんだ?なにを境内の地面に置いて行ったの?」
「冷凍ギョーザじゃないしな」
「なんで冷凍ギョーザ出て来た?一円玉みたいな色の大きい人冷凍食品の会社の人なの?」
「冷凍ギョーザじゃなくてなに置いていったんだろう」
「冷凍ギョーザじゃなくてなに置いて行った?」
「地面に置いたんじゃなくてお坊さんに渡して寺を出て行ったのかな」
「大きい人がお坊さんになにを渡したの?」
「虫かごじゃないしな」
「虫かごの中になにが入ってる?」
「渡したの虫かごじゃないから分からない」
「分からないか。虫かごじゃなくてお坊さんになに渡した?」
「大きい手で。大きい親指と人差し指でつまんで渡してる」
「一円玉みたいな色の大きい指。お坊さんになに渡してる?」
「画用紙じゃないしな」
「画用紙。画用紙になにか描いてる?」
「画用紙じゃなくて。しゃがんでお坊さんに渡してる」
「しゃがんでお坊さんになに渡してるの?」
「一円玉みたいな色の干物」
「一円玉みたいな色の大きい人が自分と同じ色の干物渡してるの?どんな干物?」
「汽水湖でとれたイカの干物」
「そんなイカ存在するの?」
「本当は自分でスルメを一円玉みたいな色に塗った。でも食べられる。それがカーゴパンツのポケットにいっぱい入ってる」
「他の寺でも渡すの?」




