ジョードルの仕組み
イングたちは、エドライからジョードルの秘密について学び始める。 しかし、ジョードルには大きな力と危険が隠されていた。
エドライがジョードルについて説明しようとしていた、その時だった。
突然、一人の兵士が慌てた様子で部屋に入ってきた。
兵士:
「マガロで二人の人間が戦っています!」
エドライ:
「カマダと、名前は知られていない人物だ。砂のジョードルを使うらしい。まだ無名の男だそうだ」
すると、二人のジョードルがぶつかった衝撃によって、村全体が吹き飛んだという報告が入った。
エドライは驚いた。
「新たな王族のジョードル使いだと? 一体、何が起きているんだ?」
イング:
「王族のジョードルって何?」
エドライはイングを見て、ため息をついた。
「……説明してやる」
エドライ:
「ジョードルとは、人間が精神の結び目を開くことで手に入れる超常的な力だ」
イング:
「誰でも使えるの?」
エドライ:
「そう簡単なものじゃない」
フォダ:
「じゃあ、どうすれば手に入れられる?」
エドライ:
「五つの精神の結び目を開かなければならない」
そして続けた。
「最初の結び目は『敏捷の結び目』だ。これを開くには、普通では考えられないほどの敏捷性が必要になる。例えば俺くらいの敏捷性だ。まあ、俺より少し低くてもいい」
フォダ:
「また自慢が始まった」
イング:
「お前のジョードルは?」
エドライは笑いながら答えた。
「雷だ。俺の速さを見たことがあるだろ?」
イング:
「雷? だからあんなに速かったのか?」
フォダ:
「これで分かった。さっき一瞬でイングの頭の上に現れた理由が!」
エドライ:
「ハハハ!」
そしてエドライは言った。
「ジョードルを極めるには、俺のようにならなければならない」
イング:
「俺のように?」
フォダ:
「また自慢してる」
その瞬間、エドライは突然キッチンへ向かった。
イング:
「どこへ行った?」
フォダ:
「さあ……」
二人が探していると、エドライはキッチンでポップコーンを食べていた。
エドライ:
「何だ? 腹が減ったんだよ」
フォダ:
「俺たちはここでジョードルの説明を聞いてるんだぞ!」
エドライは笑いながら戻ってきた。
「よし、続きを話そう。五つの精神の結び目を開くことができる。そして、それぞれを習得していくんだ」
イング:
「じゃあ、ジョードルにはいくつか種類があるの?」
エドライ:
「ああ。王族のジョードルを持っている者は、俺のように自然現象を操ることができる」
そして続けた。
「もう一つのジョードルは、誰でも使うことができる。ただし、五つの精神の結び目を開かなければならない」
しかし、エドライは急に真剣な表情になった。
「だが、制御できなければ死ぬ。体温が異常なほど上昇するからな」
イング:
「死ぬのか?」
エドライ:
「ああ。そして『カインの七つの技』を身につけなければ、お前の結末は決まっている」
フォダはイングを見る。
そして自信満々に言った。
「俺はジョードルを習わない。剣だけを使う」
イングは驚いてフォダを見る。
「エドライがあれだけ言ったのに?」
フォダ:
「ああ。俺は最強の剣士になるんだ」
エドライ:
「ハハハ。なら、お前は別の道を選んだということだな」
フォダ:
「ああ。この道で、俺は頂点まで行く」
ジョードルの仕組みを知ったイングたち。 それぞれが異なる道を選ぶ中、彼らの旅は新たな段階へと進んでいく。




