ベティへの到着
イングとフォダは、ついにベティ村へ向かう。
イング、フォダ、そしてティナは村を歩き回った後、戻って旅を続ける準備をすることにした。
帰る途中、イングは村の通りで演奏している音楽家たちを見つけた。
イングは彼らを指差して言った。
— 見て! 音楽家だ!
フォダは彼らを見て言った。
— 音楽を聴いている時間はない。試験まであと13日しかないんだ。
イングは言った。
— そうだけど……音楽ってきれいだよ!
フォダは言った。
— 聴いていたら遅れるぞ。
三人はそのまま歩き続け、食べ物が売られている場所に着いた。
すると突然、イングが立ち止まった。
— ちょっと待って……お腹が空いた。
フォダは言った。
— またかよ!?
イングは座ると、勢いよく食べ始めた。
彼は鶏肉を丸ごと50羽食べ、その後、大きな皿のご飯も食べた。
フォダは驚いた顔でイングを見て言った。
— どうしてそんなに食べられるんだ!?
イングは答えた。
— お腹が空いてたから。
ティナは頭に手を当てて言った。
— もう何も聞かないことにするわ。
イングが食べ終わると、三人は立ち上がり、再び歩き始めた。
しばらくして、三人は滞在していた場所に戻ってきた。
ティナは言った。
— さて、そろそろお別れね。
イングは彼女を見て言った。
— え?
ティナは微笑んで言った。
— あなたたちの旅がうまくいくことを祈ってるわ。
フォダは言った。
— ありがとう、ティナ!
そしてイングとフォダは再び歩き始めた。
一時間が過ぎ、二人は道を歩き続けていた。
イングは疲れていたが、それでも歩き続けた。
フォダは言った。
— 大丈夫か?
イングは答えた。
— うん……でも、またお腹が空いてきた。
フォダは言った。
— まさか、また鶏肉を50羽食べるつもりじゃないだろうな!?
イングは笑った。
— かもね!
さらに一時間歩くと、二人の前に大きな看板が現れた。
そこにはこう書かれていた。
「ベティ村」
イングとフォダは立ち止まり、看板を見つめた。
イングは言った。
— 着いた!
フォダは言った。
— やっとか……
こうして二人はベティ村に到着した。
ナコラ軍の試験まで、残された時間はあと13日。
第十二話、完。
二人はベティ村に到着した。試験まであと13日。




