Ch.54 アブナイ秘境 その十一
一方、秘境の北中部でスコールに襲われた結城 克己たちも大樹の中にある真っ暗な穴でモフモフに出会っていた。
「なんだこのクソデカシマエナガ!!」
克己はモフモフを見て驚く。
「めちゃくちゃ可愛いなのです!」
ブローニャはモフモフを見て目を輝かせる。
「ヌンッ!」
モフモフが羽ばたいた瞬間、体に付着した水分が全て吹き飛ぶような感覚が全員を襲った。
「すげぇ!!二日酔いが消えた!!」
「・・・」
モフモフは羽を整えると再び動かなくなった。
「こいつ、食えるのか?」
克己はシェフに問う。
「残念ながら食べられません。肉から内臓に至るまですべて毒なので」
シェフは克己を見て笑む。
「見た目が良くて毒があって食べられない・・・これもう生態系の頂点だろ」
克己はモフモフを撫でる。
スコールが止むと結城 克己たちは再び歩き出した。
何キロも歩いて結城 克己たちがへとへとになり始めた頃、巨大な石工文明の建造物がその姿を見せた。
「デカい!!今回のはデカいぞ!!」
大興奮した研究員たちは疲れを忘れて風化した石工文明の建造物に駆け寄った。
今はその大部分が地中に埋まっているが、かつては目印や監視塔として使用されていたであろう筒状の塔があった。
「ここから何を見ていたんだろうな」
克己は監視台に立って思いを馳せる。
「この塔、現代の技術でも建設が難しい高さですよ」
「かなり高度な文明を持っていた可能性が高まりましたね」
研究員たちは石工文明の建造物をスケッチする。
「・・・ん?」
思いを馳せていた克己は風に吹かれて揺れる深い緑の隙間から漏れ出す黄金の輝きに注目する。
「太陽・・・」
克己は濃い霧に覆われた空を見上げる。
「太陽??」
克己はその輝きを不思議そうに見つめる。
「どうかしたなのです?」
ブローニャは克己を見る。
「あの光って・・・」
「ん?」
ブローニャは風に吹かれて揺れる深い緑の隙間から漏れ出す黄金の輝きを見つめると目を輝かせた。
「あれ!!」
ブローニャの大声にみんなが反応して集まる。
「あ、あれは!!」
鍛冶師たちは風に吹かれて揺れる深い緑の隙間から漏れ出す黄金の輝きを見つめる。
「まさか・・・」
研究員たちは風に吹かれて揺れる深い緑の隙間から漏れ出す黄金の輝きを見つめる。
「十万年岩塩!!」
シェフたちは風に吹かれて揺れる深い緑の隙間から漏れ出す黄金の輝きに目を輝かせながら大興奮する。
「あった!本当にあった!!」
克己たちは風に吹かれて揺れる深い緑の隙間から漏れ出す黄金の輝きに向かって走り出した。




