↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
PR
25/63

Ch.25 アブナイ二人旅 その九

町長の屋敷から出ると、一台の王宮馬車が来た。

「ユウキ!!」

マデリンは馬車から飛び出して結城 克己に抱きついた。

「姫、泣くなよ」

結城 克己はマデリンを見て笑む。

「ご無事で何よりです」

トリーナは結城 克己を見て安堵の笑みを浮かべる。

「なぁ、ゴゼワ様・・・だっけ?」

結城 克己はゴゼワに恐る恐る声をかける。

「マリア・ゴゼワ。マリアでもゴゼワでも好きに呼んでちょうだい」

マリアは結城 克己に笑む。

「あんたのおかげで助かった。ありがとう」

結城 克己はマリアにお辞儀した。

「お礼されるようなことはしていないわ。でも、その心は受け取っておきましょう」

マリアは静かに笑った。

「はぁ~あ・・・王様が情けないばっかりに・・・」

結城 克己は呆れ眼で王を見る。

「ちょっ!」

王は結城 克己を見て驚く。

「父上!ユウキにわがままを言っていいのは妾だけだ!」

マデリンは西洋扇子で王を指す。

「陛下、しっかりしてください」

トリーナは王を叱る。

「すまん・・・」

王はしょんぼりする。


マリアと別れ、王宮馬車に乗ってミノリ領から去った結城 克己たちは、マデリンの提案で少し遅めのバカンスに行くことになった。

馬車はエリウード湖で止まり、シスタートリーナによってドアが開けられた。

「とうちゃーく!!」

マデリンは飛び跳ねるように馬車から出た。

「はぁ・・・疲れた・・・」

結城 克己は深いため息をつきながら馬車から出た。

「大丈夫?」

キーリーは心配そうに結城 克己を見る。

「もう涼しくなってしまったなー・・・水着、着たかった」

マデリンは深い青色に戻ったエリウード湖を見つめる。

「もう青いですね」

結城 克己はエリウード湖を見つめる。

「これだけ涼しくなったのだ。氷の魔石の需要も減るだろう」

王はエリウード湖を見て笑む。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。