↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
PR
21/61

Ch.21 アブナイ二人旅 その五

翌朝、結城 克己はふかふかな宿のベッドで目を覚ました。

「・・・酔った勢いで借金とかしてないよな?」

結城 克己はゆっくりと起き上がった。

「っていうか、キーリーは?」

その時、ドアがノックされた。

「ユウキ、起きてる?」

キーリーはドア越しに声をかける。

「起きてるよ」

結城 克己がそう答えるとドアが開いた。

「元気そうだね・・・」

二日酔いのキーリーは苦しそうに笑う。


宿を出て集会所に戻ると、財布を確認する。

「全然減ってねぇ!!」

結城 克己は金貨二枚と小銭を見て頭を抱える。

「もうお酒は飲めないよ?普通に胃が死ぬ・・・」

キーリーはお茶をがぶ飲みする。

「しょうがねぇ・・・行けるところまで馬車で行くぞ!豪華旅だ!」

結城 克己は財布をしまった。


結城 克己とキーリーは馬車乗り場に移動した。

「金貨二枚でどこまで行けますか?」

結城 克己は運転手に訊ねる。

「なんて?金貨??」

運転手は耳を疑って聞き返す。

「金貨二枚」

「銀貨や銅貨の間違いじゃありませんよね?」

運転手は結城 克己に訊ねる。

「金貨」

結城 克己は二枚の金貨を見せた。

「そうですね~・・・カモエラ領までは確実に行けますよ!」

運転手は両手を差し出した。

「じゃあ、頼んだよ」

結城 克己は二枚の金貨を渡した。

「ヘイヘイ!お任せください!!」

運転手は二枚の金貨を噛んでからしまうと、手綱を握った。

結城 克己とキーリーを乗せた馬車は東に向かって走り出した。


一方。

「すごいですねー!パレードって初めて見ました!」

売り子は音楽団の演奏と共にミノリ領に入る王宮馬車の列を見て目を輝かせる。

「そうね」

高貴な女性は興味なさげにそう答えると米焼酎を飲んだ。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。