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Ch.17 アブナイ二人旅

集落を出た結城 克己とキーリーはエリウード湖へと向かう。

エリウード湖へ向かう道中、結城 克己はいくつか質問をする。

「王都ってどこまでが王都なのかわかる?」

結城 克己はキーリーに質問する。

「え?そんなこともわからず旅をしてるの?」

キーリーは驚愕する。

「まぁ・・・いろいろ事情があって・・・」

「んー・・・まぁ、深くは聞かないけど・・・」

キーリーは不安そうに言葉を紡ぐ。

「この先、エリウード湖の東にある九十六番道の手前が領土境界線。王都を抜けるとブラント領だよ」

キーリーはそう答えた。

「なるほどな・・・」

結城 克己はメモをする。

「・・・ねぇ、一応聞いておくけどさ」

キーリーは結城 克己に訊ねる。

「はい」

結城 克己はキーリーを見る。

「王宮関係者とか、教会騎士の見習いとか、そういうのじゃないよね?」

「ユウキよ、困った時はいつでも来い。お主はもう臣下のようなものだ」

「昨日のことを忘れないように、妾のことを忘れないように持っていろ」

結城 克己は王宮での生活を思い出す。

「うん!多分大丈夫!」

結城 克己は爽やかに答える。

「多分って何!?」

キーリーは顔を青くする。

「まぁまぁ、色々と事情があるんだよ」

結城 克己は誤魔化すように話す。

「もう・・・なんてアブナイ人に出会っちゃったんだ・・・」

キーリーは頭を抱える。

結城 克己とキーリーは七キロほど歩いてエリウード湖に着いた。

「すごいな!」

結城 克己は驚きながら言葉を零す。

エリウード湖は夏の時期だけ美しいターコイズブルーに変わる。

その原因は繁忙期の魔石鉱山から流れ出る水が微生物を殺すからだとかなんだとか図鑑に記されている。

「汚染水的なものでこうなったってことか・・・?入っていいものなのか?」

結城 克己は図鑑と泳いでいる人たちを交互に見つめる。

「大丈夫だよ。エリウード湖は沸かさなくても飲めるくらい安全だって有名なんだから」

キーリーは湖から水を汲んでそのまま飲んだ。

「・・・明らかにダメだろ・・・」

結城 克己はキーリーを見てドン引きする。

アブナイ二人旅(ふたりたび)編

ゴゼワ

怪しげな北方の貴人。

豪華絢爛(ごうかけんらん)な扇子は開くだけ。


売り子

おさげがかわいい北方の子。

口さえ開かなければかわいい。


運転手(うんてんしゅ)

不運な馬車の運転手。

とにかく運が悪い。


ミノリ領軍(りょうぐん)の兵長(へいちょう)

ダークで狂気的な雰囲気の青年。

卑怯で姑息な悪い奴。


ミノリ領(りょう)の領主(りょうしゅ)

この小説で一番悪い奴。

それ以外はとくにない。

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