16話 四淫王編(8)· 復讐
俺は、紅と緑をついて教室棟からでて、となりのビルに入った。ここは学校の講堂、いろんな目的でつかえる場所。体育館より小さいが、百人くらいが中にいても大丈夫だ。今この講堂は、2つの部分に分けられている、左側も右側も、十数個の椅子が並んでいる、イギリスの議会現場みたいだ、これからここで何が起きるんだ?弁論か?
「すみません、どいてください!カメラさん、ここでいいですか?」
いつの間にか、講堂に人がどんどん増えている、しかもマスコミみたいな人たちも来ているようだ。さき学校を調査した役人さん達も、一人一人で左側の席に座っている。そしてようやく、俺が知っている人たちが入り口から入った。
「星月会長、星月副会長!来てくれましたか!」
「コウタくん、無事だったのか?」
「無事とは、言えませんが...」
俺はさき、政言部の部室に起こったことを二人に伝えた。
「なんだと?夕桐は前田に拉致された?」
「前田は、昔から嫌いやつだったね。それで、夕桐のいい場所は分かってるの?ちなみに、私のことは鈴でいいよ。」
「あ、はい、鈴先輩!あの、携帯の画面から見れば、前田の家にいるはずです、しかし俺はアジトが分からなくて...」
「前田の家?それは、ハヤトとはじめくんが知っているかも!一度行ったことがあると聞いた、そうだろう、鈴?」
「え、春休みの時のことだね、ハヤトは家に帰った後、私たちがシスター服でサービスしてあげたその日だね。」
「ちょっっ鈴!そこまで言わなくていいから!」
「別にいいだろう、コウタくんは『四淫王』の一人だし、夕桐の彼氏だし、私達の仲間だよ。」
「それはそうだけど、仲間の間にもプライバシーもあるのよ!」
「もう先輩達!セックスのことはどうでもいいですから!今重要なのはハヤト先輩とはじめ先輩を見つけで、前田のアジトを聞かないと!みやび先輩は今頃苦しんでいますから!」
「悪いコウタくん...それにしても、ハヤトはまだ来てないの?はじめくんと田中先生も...」
「見ている通り、今この場にいる学校側の人は俺たち三人だけです、ところで、先輩たちはなんで来たんですか?」
「私たちはあそこにいる緑髪の子からここに呼ばれた、関係者として、裁判会議に出るという...」
「裁判会議?なんですかそれ?」
「私達もさっぱり...」
俺はもう一度周りの状況を見てみた、すでに会場の一側には満席だった、マスコミのカメラは、会場の全角度の方向を撮っているほどいっぱいだ。
紅は、会場の中心のことろに立って、現場にいる人達に言った。
「ではこれから、われわれはこの員高法台高校の生徒と先生の不純行為について発見した証拠を発表させていただきます。学校側の人たちは、われわれの提出した証拠に対し、説明するチャンスも与えられています。ただし、もしその説明は辻褄にあってないなら、この学校は集団性犯罪の罪に認定され、管理権を政府に渡します。この裁判会議の立会人は、この場にいるマスコミの人たち、いいでしょうか、皆様?」
「はい!」
いや、待てよ? “はい”じゃないだろう?今この場にいる学校側の人は、俺と星月さん達三人だけだよ?このメンツで十数人の相手と弁論するってふざけるな!明らかに俺たちに不利だろう?いいえちょっと、確かにおやじはこんなことを言った、 “人数が少ない場合、よりやすい観客の同情をもらえる”だって?いや、そうだとしても、少なくとも『四淫王』全員がいれば...ほかの三人はどうやら何かを足を引っ張られている、彼らがここに到着する前に、俺たちで時間を稼がないと...
「少々お待ちを!異議ありです!」
俺は大声で紅に叫んだ。
「何だろうか、コウタくん?」
「もう少し時間をいただけませんか?学校側のものは今三人だけ、しかも先生は一人でも来ていません!」
「それは困るよ、コウタくん、この裁判会議の時間は、予め何名の生徒と先生に知らせておいた、特に最も関係がある『四淫王』の四人も、全員呼んである。しかし今、お前以外の三人は、自分の罪を恐れず世間の裁判から逃げたんだ、それはわれわれのせいじゃないだろう?もし彼らは来られないなら、彼らに関する証拠は自動的に成立する。あれ、もう裁判会議の時間は3分過ぎたのか?おい、そこにいる三人、一人を選んで、学校の代表として私の前の席に座ってこい!」
くだらないデタラメを!『四淫王』の人たちは逃げるはずがない、きっとこの女が何をして、彼らを行動不便な状態にさせている。なんとしでも時間を稼ぐんだ!たとえ裁判会議が始まったとしても!ここはまず学校の代表を選ぶか、俺は弁論に出るのが下手じゃないが、一年生としてまだこの学校に関わるすべての事情は分かっていない。
「私が出るよ!」
言ったのは星月会長だ。
「大丈夫ですか、星月会長?きっと厳しですよ!」
「私はこの学校の生徒会長!ここで過ごしてきた時間は私にとって一番大切なんだ、友達、先生、恋人も!この楽しい学校生活は絶対諦めたくない!きっとこの学校を政府に渡さない!全てをかけて、ここを守って見せるから!」
「おー、かっこいいよ、楓。」
確かに、星月会長なら、きっと学校のことに一番詳しいだ。
「よし、頼みました、星月会長!俺と星...鈴先輩も、後ろから全力サポートします!」
「心強いよ、お二人、よし、行こうか!」
俺たち三人は,空席だらけの側に向かった。星月会長は一番前の発言席に座って、俺と鈴先輩は彼女のすぐ後ろに座った。紅は、俺たちが準備完了の姿を見て、話を続いた。
「学校側の代表はもう決まったようだ、それでは、こっちも代表を出させてもらいます。」
紅はそう言って、中心にある裁判員の位置に立った、あれ?彼女は向こうの代表じゃないのか、ならば誰?
「あれ?私の相手は君ですか、星月会長?」
それは、前田の声?俺は思わずその声の源に視線を向けた、前田は、会場の入り口に立っている、そして徐々に自分の代表席に歩い向かっ。この野郎、よく俺の目の前に!俺は立ち上がって彼に足を出しだ。
「前田貴様!」
「コウタくん、ダメよ!帰って!」
俺は星月会長の言葉を無視して、まっすぐに前田のことろへ向かっている。
「こらこらコウタくん、私は五人のボヂィーガードを配置して夕桐の安全を守っているんですよ、分かってくれませんかね、私のその気持ちを?」
ちくしょう!それは、たとえ彼はここにいるとしても、いつでもボヂィーガードへ命令を出せる意味、か...
少し冷静を失ったようだ、俺は足を止まって、自分の席に戻った。
前田、俺に復讐するため、自ら行動を取ったのか?いい度胸だ、しかし貴様は前から俺の負け犬だ、のうのうとしてここに来やがったが、簡単に帰らせないよ、全学校の前に、そしてマスコミの前に、貴様の醜行を披露してくれる。
前田は代表席に座った後、紅は裁判員として会議の始まりを宣言した。
「ではこれより、文部科学省特別調査隊と被告、員高法台高校の裁判会議を行いします!まずは、文部科学省の前田代表から、今回の事件の源について説明をください!」
「こんにちは、ご在席の皆様。今回は、この裁判会議に出席してくださってありがとうございました。皆様のご存じの通り、私の父前田大臣は就任以来、日本の未成年性教育に重んじてきました、彼は未成年学生の間の不審な性行為、特に中高学校の自由恋愛と学生援交を大反対してきました、父はいつも未成年学生の性安全を守ろうをしています。しかし昨年から、このM県の市役所は夥しいクレームと通報を受けてきました、内容は主にこの県にいる2つの高校にある不審性行為でした。先週私たち、一つ目の学校に対し調査を行いました、その恐ろしい結果はすでに世間に披露しましたので、ここは詳しく語りません。そして今日、この調査隊は二つ目の員高法台高校も調査を行いました、前と同じく、耳目を驚かす不審行為を探し出しました、これからは、その調査結果を発表させていただきたいです。」
「ご説明ありがとうございました、前田代表。星月代表はそれに対し、言いたいことはありませんか?」
「はい、あります。皆様、員高法台高校の生徒会長、星月楓です。前田代表のご説明に感謝します。しかし私は、まず前田代表に個人的な質問を聞かせていただきます。前田代表、あなたもこの学校の生徒です、なんのため学校と自分のクラスメイトたちを裏切りました?」
「裏切りなんで酷いではないでしょうか、星月会長?もちろん私も、前の友達やクラスメイトと異なる道を歩きたくないです。しかし今の私は、この学校の生徒ではありません、政府の役人代表として、たとえあなた達に嫌われても、公平と中立を保たなければなりませんのです。これも、我が学校の風評のためでしょう?」
変わってないね、前田部長よ、前と同じく舌が回る。またお前と口喧嘩したいんだが、ここはひとまず星月会長に任せておく。
「なるほど、もうあなたに何を言ってもムダのようですね。ならばかかって来なさい、前田代表、あなた達がどんな証拠とやらを見つかったとしても、私たちは合理的な説明を出せます。」
「それは楽しみですね。では、第一種類の証拠を発表しましょう。星月会長、あなたにも個人的な質問を聞きますが、会長は、ハヤトさんと関係いいですね、二人さんはもうセックスしましたか?」
「なんですって?私は確かにハヤト...書記と、仲いいですが、小さいから知ってた幼馴染ですから、それはなんの問題もないでしょう!しかも、たとえ私たちは、本当にセックスしたとしても、別に校訓や法律を違反したわけではないでしょう?そもそも私たちは一度もセックスすることがないんです!」
いいぞ星月会長、ここで真実など全部捨てればいい、なんとしても、我々は今までの学校生活を守り抜くのだ。俺の隣に座ってる鈴先輩も、お姉ちゃんの発言に少し驚かされたようだ。
「やはり否定しましたか、確かに、今の年齢でセックスは法律を違反してませんが、でもなあ...生徒会長として、学校内でセックスするのが、よくないことでしょう!」
星月会長の表情に少々動揺が見えてきた。
「それはどういう意味でしょう?前田代表!」
「調査隊は先、生徒会室にこの2つのものを探しましたよ!皆さん、ご覧になってください!」
前田の後ろに立っている緑さんは、二つのものを会場の人たちに披露しました、やばいよそれ...星月会長、あんなものを使うのは別に問題ないが、学校で保存しないでくださいよ!
緑さんが出してるのは、女用のバイブとリモコンローターだった。
「ありゃ、あれはお姉ちゃんの“電マ”だね、そして文化祭の時使ったリモコン、家に持ち帰るのを忘れちゃった。」
鈴先輩は俺のとなりに小さい声で言った。少し緊張してくださいよ鈴先輩、もうピンチのところですから...そして今、あなた達三人の淫乱歴史はあんまり聞きたくないですよ...
「皆さん、このバイブとリモコンは、生徒会室のロッカの中に見つけたものです、これはどういうことですかね、説明をいただけないでしょうか、星月会長?あ、まさか学校内で、ハヤトさんと二人でこのバイブとリモコンを使ったたりしましたか?いや待てよ、モリコンは二つありますから、もしかして副会長の妹さんも一緒にですか?!スリーソムですよねそれは、いかにも生徒会の人たちにふさわしくない行為ですね!」
星月会長はあの二つの証拠を見て無言になった。まずい、早く理由を作ってそれを否定してください、会長!これ以上何も言わないなら、本当に会長達は学校でそれを使っているとなってしまう!早く会長にヒントをしないと...しかし俺が動くを出す前に、鈴先輩が席から離れて、会長のそばに立ってみんなに言った。
「あ、申し訳ありません、実は生徒会室のロッカを片付けるのは書記のハヤトさんの仕事ですので、彼に伺ったらいかがでしょうか?」
ナイスフォロ鈴先輩!うまく問題を回避しだぞ!
「なるほど、ではハヤト書記は今ここにいるんでしょうか...まあ、いませんけどね、ならばこの問題は彼が来た後また問いましょう。」
よし、ひとまずセーフだ、鈴先輩は席に戻ってた。会長も少し冷静になったようだ。この問題をうまく答える方法はもう俺がついてる、この後ハヤトさんに言っておけばいい...しかしハヤト先輩、そしてはじめ先輩と田中先生、今一体どこにいるだよ!早く来てくださいよ!
「ではこのバイブとリモコンはさておき、次の証拠を披露しましょう。皆さん、スクリーンをご覧ください、今画面に映っているは、三十分前この学校の体育館のある機材室で撮った写真です。」
前田、この野郎...
その機材室は、昨日俺とみやび先輩が着替えたところじゃない、多分はじめ先輩と澪さんがセックスした場所だ。なぜなら、その室に並んでいたのは、SM機材だらけだ。ほとんどのものは俺も知っていない、名乗れるのは小さいものだけだ、ロープや異なる形の鞭、蝋燭など。大型機材は見たことすらもない、あれでどうやってセックスするんだよ!今日終わったら聞いてみよう...今はどうやってこの写真を説明するんだ。
「ご存じているかもしれませんが、写真に映った機材はすべて、いやらしいことに使うものばかりです、なんでこんな大量なものはこの学校の体育館に置かれているのね...おっと、写真はもう一枚ありますよ、見てください。」
二枚目の写真に映ったのは、大きいベッドのある部屋だった。ラブホテルの部屋の感じた、なんでこんあ写真が?まさか...
「皆さんはきっと、ここはどこのホテルの部屋だと思うんですよね、しかし、この部屋はこの学校のある担任指導室の中にいます、そしてその担任指導室の持ち主は、田中先生です。さて、この機材室とこのベッド付き部屋、どう説明します、星月会長?」
「そ、それは...私は生徒会長ですが、この学校のすべてを把握しているわけが...」
頑張ってください、会長!その答えのヒントは、さっき鈴先輩が教えたんだ。
「...実は、その二枚の写真についての説明は、私じゃなく、直接責任者がしたほうがいいと思います。体育館を管理するのは空手道部の部長はじめさん、指導室の担任は田中先生...この二人をこの場に呼んでください、ちゃんと説明できるはずです。」
その通りだ、星月会長。
「あれ、そうですかね?でも裁判長、あの二人はすでにお知らせしましたよね、なんでまだ来ていないんですか?」
「そうです、前田代表、私の部下の緑は一時間ぐらい前、ハヤトさん、はじめさん、そして田中先生三人に、この裁判会議への出席を知らせておきました。でも見ていた通りに、この三人は来ていません。」
「じゃすなわち、あの三人は自分のしたことを恐れ、裁判に出る度胸がなくなって逃げたというわけですか...残念ですね星月代表、この会議のルールにより、もし関係者が来られない場合、彼らに関する証拠は自動的に成立するってことですよね、もちろん、もし星月代表が説明できるなら、話は別ですが...」
「う...」
もうこれ以上はダメか、仕方ない、ここは俺が...
「来てあげたよ、前田。」
この声!ハヤト先輩!ようやく来てくれたのか!俺は会場の入口を見たら、ハヤト先輩だけじゃなく、はじめ先輩と田中先生も一緒だ!
「ハヤト...来てくれたか!」
「すまん楓、ちょっと邪魔が入ったから遅くなった、でももう大丈夫、これからは俺たちに任せろ、よくここまで頑張ってくれた、偉いぞ。」
ハヤト先輩は、星月会長のそばに行った、はじめ先輩と田中先生もついてる、心強いぞこれ、『四淫王』全員が集結した!
「前田、俺たちに聞きたいことがあるようだな、これから、こっちの代表を変わってもいい?」
「もちろん、変わっても構いません...よくぞ間に合いましたね、ハヤト。」
「え、お前が配置した試験はなかなか難しかったよ、でも見た通り、俺たち三人はそれを乗り越えたんだ。」




