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15話 四淫王編(7)· 名前

 この女は紅?『ジーバ』様を封印した人間?まずい!『ジーバ』様はまだここにいる、彼女に会わせるわけには!俺は急いで『ジーバ』様を背後に運んで隠した、ていうかこの触感!本物のチンポだなあ?!しかもとても熱い...一体なんの構造だよ!


 「ずいぶん突然のことじゃのう、事前に知らせておいたらいいのに、こっちも持て成しの準備も...」

 「配慮は結構です、家司理事長。私は前田大臣の直接命令においてここに来たので、これから色々迷惑をかけることになるゆえ、今ここで謝罪します。」


 前田大臣?前田部長の父さんか、まさかこの特別調査は前田部長の復讐?これは大変だ、前田部長はこの学校のことをほとんど把握しているかもしれないからだ。


 「なるほど、それで、特別調査というのは、一体どんな?」

 「我々は、これからはこの学校の全ての場所を検索し、怪しいものがあるかないかを確定する。そしてまた、『四淫王』と呼ばれる皆んなさんに、単独に審問で調べさせてせてもらいます。」


 この女は、『四淫王』についても知っている、俺でさえさっき知ったばかりなのに、やはり紅は『ジーバ』様がここにいること、そして復活したことについても把握済みかも。それにしても、彼女のその赤い長髪、どこで...あ!昨日の黄昏!俺とみやび先輩が廊下で発見したあの謎の人物だ!

 あれは紅なのか?あの時、彼女は生徒会室の外になんの写真を撮ろうとした、もし『ジーバ』様の復活により地震が起こってないとしたら、大変のことになるぞ...


 「分かった、じゃ、わしは学校にいる生徒達を一応家に帰らせよう、調査はかなり時間かかるじゃろう?」

 「いええ、それは結構です、我々の調査は一時間で終われます。『四淫王』の関係者じゃないなら、自由行動も取れます。」


 なんだと?こんな大きい学校の調査、一時間で終われるのか?


 「さて、話はこのへんで、お前ら、すぐ調査を始めろ。」


 紅の後ろにいる役さんたちは、彼女の命令を従って学校のあちこちに分散した。


 「そして『四淫王』達にも、異なる場所で私の手下に質問を問わせてもらう、ハヤトくん、君は生徒会室へ行くように、はじめくん、君は体育館へ行くように、田中先生、君は担任指導室へ行くように。」

 「へいへい分かったよ、行くぜはじめ。」

 「自信ありそうだねハヤト、足を引っ張らないでくれよ。」

 「ちょっと、ハヤト、私も...」

 「星月会長、我々が審問するのはハヤトくんだけだ。」

 「そんな...」

 「大丈夫だ楓、俺を信じろ、鈴と一緒に俺を待ってくれ、必ず無事に帰る...そうだね、コウタくん?」


 ハヤト先輩は笑って俺に言った。


 「コウタくん、お前はすでにこの状況を予想したんだろう、だから今朝学校にあんなことした、安心したぜ、ほらはじめ、田中先生、一緒に行こう。」


 そしてこの三人は、それそれ紅が指定した場所へ向かった。


 「ハヤト...」

 「心配しないでください、星月会長、ハヤトさんは『四淫王』の皇帝、簡単に敵の罠に落ちったりしませんから!しかも俺たちは、既に手当を打っておきました。」


 星月会長は俺のヒソヒソ話を聞いて、不思議な顔で俺を見た。


 「手当って、今朝あなたとハヤトが生徒会室やったこと?あれは一体...」

 「まあ、その時わかりますよ、今は紅の言った通りに、教室に戻ってください、ここは俺たち『四淫王』お任せを!」

 「ん、頼んだわよ、コウタくん。」


 星月会長は教室に戻った。現場で残っているのは俺、紅、そして家司理事長だけ。『ジーバ』様はすでに先、理事長先生にこっそり姿を隠された。


 「それで、俺はどこへ行けばいいですか、紅さん?」

 「...コウタくんか、あんたのその自信、これから潰してくれる... “政言部”の部室に来い、私と一緒にな。」


 俺は大人しく紅と一緒に以前の部室に着いた。一週間すら過ぎてないのに、懐かしい気がする。紅は部室に入って、前田部長の元席に座った、俺も自然的に前の自分の席に座った。いつも隣にみやび先輩がいるけど、今は俺一人で目の前の困難を乗り越えないと。幸いにみやび先輩はまだ学校に来ていない、しかし一体どこに行ったんだろう...


 「さて、コウタくん、まずはあんたに二つのことを聞かせてもらう。」

 「いいですけど、ただしその前、俺から二つのこと聞いていいですか?」

 「ボイヤ、勘違いをしないでくれる?これは交渉じゃないわよ。」

 「分かってますよ、でももし俺が何も答えずただ黙り続けになったら、紅さんにもなんのメリットもないでしょう?だからこれもお互いにのためですよ。」

 「小賢しい真似を、こっちはあんたを答えらせる最終手段も持っているのよ...まあ、調査は一時間くらいかかるから、少し時間を潰そう、なんの問題だ?」


 俺に答えらせる最終手段?あるのかよそんなもん、でもここはとりあえず聞こう。


 「じゃ、紅さんはどうしてこの六階にいる部室の位置をわかっています?」

 先、俺たちは二階の理事長室から出た後、俺は紅の後に付いるのだ、しかし彼女は、全然俺に案内を頼まず、普通に階段を登ってこの609室に着いた。もしもこの学校の卒業者...じゃなさそうだ、家司理事長は彼女に特別な反応がなかった。こうなれば可能性が一つだけ、誰か彼女にこの学校のことを教えたんだ、そしてあの人は、十中八九彼女のボスの息子、前田昴だっだ。ここまでは推測できるが、やはり彼女が質問を聞かれた時の反応を見てみたい。


 「予め情報を把握するのは私の仕事の一環だ、次の問題は?」


 なるほど、ただの外交辞令か、これも懐かしいな、話で戦うことが。


 「じゃなぜ紅さんは昨日の黄昏、変装までをしてこの学校に来たんですか?」


 よし、わずかでも、彼女の動揺が見えて来た。


 「さーあな、何を言っているのが分からないね、どうしてそれを...」

 「もういいよ、紅、お前の侵入はもうバレた、ここからは俺がやる。」


 あれ?だれがしゃべった?部室にいるは俺と紅二人だけだけど、もう一人の男の声を聞こえてきた...そしてその声...


 「かしこまりました、若様。」


 紅は、上着の袋からスマホンを出しだ、そして誰かにビヂオ電話をしている。彼女は携帯の画面を俺に向かった、そこに映っている人は、やはりあの男だっだ。


 「久しぶりですね、前田元部長、休学生活は楽しんでいますか?」

 「ハハ!二人も同じの挨拶か、いいねコウタくん、あれ以来、お前達はずいぶん楽しい高校生活を歩んで来たそうね、俺はとても羨ましくてさ、だからよ、その幸福を潰せるために来たのさ!ほら、これをご覧ください!」


 前田は、画面から消えた、彼の後ろにキッチンみたいな場所だ、そして一人が柱で縛られている、あれは...みやび先輩!?


 「みやび先輩!なんで...先輩!大丈夫ですか!?」


 画面にいるみやび先輩は、俺の声を聞いて、苦しい様子で縛りから離れようとしている、だが無駄だった、彼女の目も口も布に縛られている、話ができない。


 「前田、貴様!何をやった!?あれは犯罪だぞ!」

 「まあ、お前達に復讐するためなら、手段なんでどうでもいいだろう?それよりコウタくん、状況は分かった以上、大人しく俺たちの質問に答えてくださいね。」

 「...わかった、みやび先輩に手を出さないてくれ、お前は何が欲しい?俺があるなら渡す。」

 「本当?じゃ夕桐を俺にくれよ!もう処女じゃないのは残念だが、まあ俺はあんまり気にしてないから。」

 「おいこの野郎、よく聞け。」


 俺は紅のスマホンを奪って、最も真剣な顔で前田に言った。


 「みやび先輩に指一本を出してみろ、前田。奇遇だね、俺もちょうど、復讐のためなら、手段を選ばないタイプなんだ。」

 「なんだその顔は?こんな状況でまた俺を脅すつもりか?おい紅、やつのその顔に一発打ってやれ。」

 「それはだめです若様、私は大臣様から、人を打つ命令を受けていません。」

 「俺の命令は命令じゃないのか?早くしろ、こっちはムカつくだよ!」


 紅はしばらく黙った、でもすぐ前田に返事した、言葉に脅威も感じた。


 「ここで再び申します、若様、私は忠誠を捧げたのは、前田大臣一人です、まだ若様に捧げたではありません、いいでしょうか?」


 「...はいはい、分かったよ、いつもオヤジの名前で俺に命令するなよ、ほらコウタくん、夕桐はちゃんと制服着ているだろう?まだ何もしてないから、それでいいだろう?」 


 俺はみやび先輩の様子をもう一度確認して、自分の席に座った。


 「質問なら聞けな、前田、そして早くやることを終わって、みやび先輩を返してもらおう。」

 「それじゃ一つ目...コウタくん、お前の苗字はなんだ?」


 は?俺の彼女を誘拐するまでしやがって、聞きたいのはそれだけか?でも確かに、普段なら絶対誰にも教えないことだから。


 「なんで...それを?」

 「だっておかしくない?初対面の時から、俺はお前の名しか知ってなかった、部活の申し込み書にも、クラスの名簿にも、お前に関わる全ての情報源に、 “コウタ”しか書いてないよ。」

 「...」

 「あれ、どうした?苗字さえも教えてくれないの?」


 ちくしょう!どうしてよりによってこんなことを!適当な名前を作ろうか...いやだめだ、前田のことだ、絶対心あたりがある、そしてその心当たりを確信するため俺に聞いたんだ、もし名前が嘘だとバレたら...くそ!今の俺は、自然的にデタラメを作り上げる状態ではない...


 「やれやれ、黙るつもりか、よし、これはお前のせいだぞ、コウタくん。」


 前田は、みやび先輩の近に寄っている!この野郎、何をするつもりだ!


 「残念だな夕桐、コウタくんは、そんなに君を愛していないようだ、名前すらも俺たちに教えないなあ...君は今とても悲しいだろう、でもご安心を!この俺が慰めてやるから!最初は君の胸かな、ずっと前から揉みたかったよ!その制服、抜いてあげるよう...あ!!夕桐!お前何を!」


 俺は画面を見たら、前田は今、苦しそうな状態で床で倒れている、そして自分の股間を守っている。


 「どこ蹴っているんだ夕桐!おい、お前ら!この女の足も縛ってろ!」


 どうやらみやび先輩は自分に近寄った前田の股間を蹴ったようだ...でもやはり、それは前田の怒りを増してしまった、もうこれ以上みやび先輩に苦痛を負わせるわけには...


 わるい、オヤジ、約束を破ってしまった。


 「待って!教えてやるよ、俺の苗字を!」

 「たく、最初からすればいいのに...」

 「えいどう...」

 「え?何?聞こえなーい」

 「英動だ!俺の名前は、英動コウタだ!」


 もう何年だろう、俺は全名を誰かに教えるのは、そしてこんな状況でみやび先輩に知らせたとは。


 「ふふふ...ハハハハハ!なるほど、、お前はなぜ苗字を隠してきたのは分かったよ、もういい、これからの問題は紅に任せる、俺は今から準備をするんだ。」

 「かしこまりました、若さま。」

 「おい待て、前田、何をするつもりだ?」

 「安心しろコウタくん、用事が終わる前に、夕桐には手を出さん、俺は仕事の後で好きなことをするタイプだ、じゃな、またすぐ会うよ。」


 前田は画面から消えた、みやび先輩も、二人の用心棒みたいな男に足を縛られた。くそ、俺は今、ただ奴らの言う通りに行動するしかないのか?どうか早くみやび先輩のいい場所を探して助けないと...


 「紅さん、教えてください、みやび先輩は今どこにいますか?」

 「教えるはずがないでしょう、次の問題だ...」

 「お前たち、一体何をするつもりだ?こんな大袈裟なことまで、これはただ前田の個人的な復讐じゃないだろう?目的はなんだ?」

 「まあいい、どうせ答えないだろう...また俺に何を聞きたい?」

 「『ジーバ』という名前の人、聞いたことがあるかしら?」


 ...この女、やはり『ジーバ』様のことを探しているのか...もう『ジーバ』様がこの学校で復活したことにも気ついたのか?そして先の問題に罠も用意している、くえない女だ...


 「じーば?知らないけど、そんな人...」

 「そう、分かった、お前への質問は終わった。」

 「じゃ、みやび先輩を...」


 俺が言う終わる前に、一人の女がノックして入った、この女は紅と同じ特別な制服を着ている、俺と大体同じく身長で、短髪の色は深緑だ。


 「緑か、どうした?」

 「失礼しました、紅様、ただいま特別調査は全て終わりました、そして情報通りに、多数の証拠を見つかりました。」

 「よくやった、『四淫王』への審問は?」

 「はい、あの田中という先生は、罠に落ちて言い漏らしました。」


 なんだと?田中先生はあの罠に落ちたか、あの田中先生が?


 「よし、私たちはすぐ行く、緑、この後私に付いてこい。」

 「かしこまりました、紅様。」

 「残念だね、コウタくん、どうやら『ジーバ』はこの学校に隠しているに間違いないんだ、褒めてやろう、それを言い漏らしたのはお前じゃない。さて、次の場所へ行こう、そこは今日の本番だ。」

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