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第八十七章 ロボット、戦力の強化、そして恋人たちの問題

畜生、ロボットまで出てきやがった! 俺の最初の反応は狂乱の魂モデルの起動だった。指の間に電気のアークを作り、この金属の塊を焼き尽くそうとしたところで、記憶の中に何かが浮かび上がってきた。見覚えのある輪郭が……


だがロボットが突然腕を振り上げ、俺の一瞬の回想を遮った。そこで俺はただ後ろに飛び退き、次の攻撃の下を潜り抜けて、不器用な巨体の攻撃範囲の外に出てから、電撃を放とうと手を伸ばした。


「お父さん、やめて!」馴染みのある声が叫び、青い瞳の少女が俺に駆け寄って腕を掴んだ。溜め込んでいた電撃が彼女の体を通り抜け、アイリーンは床に倒れ込んだ。


「市民ステータス:-1(167)」


ロボットが再び腕を振り上げ、俺の方を向いた。だが拳は俺に届くことなく、ネメシスから取り外した四本指の掌を開いた。機械的な声が響いた。


「こんにちは! ロボットフレンドFR1のAIがご挨拶します。ハグしましょう!」


メックの装甲を溶かして作られた巨大な金属の塊。角ばった頭に単純なランプの目。首の根元には、俺がすぐには気づかなかったマフラーが大切そうに巻かれていた。


どうしてすぐに思い出さなかったんだ?


俺はゆっくりと指輪に手を伸ばし、それを解除した。娘のところに近づくと、その体を抱き上げてソファに運び、それから選んだ。


「その場で蘇生」


少女は大きく息を吸い込み、どうやってソファに辿り着いたのか理解できずに周囲を見回した。


重い体を彼女の隣に下ろすと、何もかもを脅威と見なしてしまうほど疲れていたんだと気づいた。結局、何も恐ろしいことは起こらなかったが、ひどく気分が悪い。


「お父さん?」少女が慎重に尋ねながら、隣に腰を下ろした。


「ああ、アイリーン。すまない」


もちろん、こんなことを言うのは足を踏んだ時くらいだ。今回は違う状況だが、それ以上の言葉を絞り出すことができなかった。


「私、死んだんだよね?」娘が訊いてきた。だが、答えを待たずに続けた。「まあいいや、自業自得だし。誰もいないと思ってたんだ」


身を縮こまらせながら、アイリーンは俺の腕に手を滑らせた。もちろん、今はもう電気を帯びていない腕だ。


「ああ。なあ、お前すごいな。こんなもん組み立ててるとは思わなかった。でも……なんで?」


アイリーンは視線を逸らし、ロボットを見つめた。ロボットは少し首を傾げ、ランプで創造主を見つめ返すと、マニピュレーターをひょこひょこと振った。


大きく息を吐いて、彼女は言った。


「寂しいの。一人でも大丈夫だと思ってたけど、時間が経つほど辛くなってきて」


俺はそっと娘を抱き寄せた。アイリーンは驚いて身を震わせたが、離れようとはしなかった。


「パパはいつもいないし、ママは無関心。他のみんなは訓練とか自分のことで忙しいし……最初はフェリを護衛として作ってたんだけど、守ってくれる相手より友達が欲しいって気づいたんだ」


「友達! アイリーンの友達!」ロボットが高い声でそう言いながら、マニピュレーターをガチャガチャと打ち鳴らした。


少女が俺に遠慮がちに頭を寄せてきた。


「みんながそこまで忙しいとは思わないな。ただ、お前が最初にあまり良い態度を取らなかったから、みんなを遠ざけちゃったんだよ。他の連中を理解しようとすれば、向こうもお前を理解しようとしてくれる」遅まきながら説教を始めてしまった。正直、自信はないんだが、うちの連中は本当に心優しい奴らだから、きっとうまくいくだろう。


アイリーンが俺にぴったりと身を寄せて、小さく囁いた。


「ありがとう、パパ」


乱れた髪を撫でてやると、彼女がすうすうと寝息を立て始めた。どうやら、このロボットの作業に相当没頭していたらしい。


少女をそっとソファに寝かせ、毛布をかけてやった。で、この鉄くずをどうすればいいんだ?


「フェリ、どこか隅っこに移動してくれないか?」


ロボットの内部で何かがカチッと音を立て、機械的な声が響いた。「音声分析」。もう一度カチッと音がして、ロボットはいつもの調子で言った。


「音声承認、ユーザー:『大好きなパパ』。帰還機能を起動します」


この図体のわりには随分と静かな足取りで、フェリはどこかの通りへと消えていった。俺は振り返って、穏やかに眠る彼女を見つめた。どうやら俺にできることは戦うことだけらしい。どのみち人間関係なんて何一つわかっちゃいないんだから……


ロボットの後を追って、兵舎までたどり着いた。フェブリモールたちは俺が戻ったことをもう知っていたが、それでも嬉しそうに出迎えてくれた。


「さて、新しいモデルを試してみるか?」俺がそう言うと、ランク4の全員が揃って付いてきた。残りの連中は羨ましそうな眼差しで、見物するために後に続いた。


もちろん、最初はフェブリモールだ。アンブレイカブル。あんな重装鎧でどうやって動くんだと思ったが、隊長は驚いたことにエルフの俊敏さを失わず、まるでまだ革鎧を着ているかのように動いた。巨大な輝く盾と、巨人のハルバード――セットで装備。


イヴェット、デリオ、リアレフ――レンジャーたち。そこまで大きな違いはないが、新しい矢とより頑丈な鎧が役に立つはずだ。


ブレン――ブレードダンサー。狼男は双剣を明らかに気に入っていた。アルドに剣術の好敵手ができそうだ。あとは経験を積むだけだな。


クテアス――パラディン。どうせあいつは大半の時間、頭のイカれた肉挽き機亭主の盾役をやってるんだし。


副隊長のアデル――ソードマスター。それから彼女の部隊の女の子たち二人も同じく。それとエリートマークスマンがもう一人。


ドワーフたちは剣士とソードマスターに。


騎兵隊で待ちくたびれていた女の子は装甲豹騎兵に。


見た目はユリウスみたいになった。まあ当然か。それにしても驚きだ。「子猫ちゃん」が変身のわずか数秒でデカい猫になっちまうなんて。この力は驚かせてくれるのが止まらない。


よし、主力は片付いた。結局、高品質の鋼がほぼ全部消えた。1685だ。それとグバーが100、クリスタライトが170、クリスタリットが70、木材が100、普通の鋼が355。後で錬金術師とエンジニアがどれくらい必要か確認するが、今のところ良質な鋼が足りない。


兵士たちと別れて、俺はフェブリモールを呼び寄せた。


「結局、ゴーストヴィルの軍と街の連中はどうなってる?」


フェブリモールは進んで報告を始めた。


「蘇生された者たちはここに残り、ブレンの検査を経て、今では基地内部の必要な任務に就いています。警備、監視、近距離パトロールなどです。残りの者は送り返されましたが、スティレットとの衝突を経験した後では、彼らもその決定を喜んで受け入れました。ゴーストヴィルとは定期的な物資の取引が確立されているので、時々市民の状態と気分を確認しています。リクルーターは数日以内に数十人と最低でもネクロマンサーを一人連れてくると約束しました」


「素晴らしい! それでスティレットについてはどうだ、それ以上の襲撃はなかったか?」


「いえ、今のところありません。パトロール範囲をゲフールの村まで拡大しましたが、今のところ痕跡はありません」


フェブリモールに礼を言って、俺は死すべき者の館へ向かった。くそ、あの傭兵どものことをすっかり忘れてた。できれば奴らの巣を見つけて、もう二度と現れないようにしたいところだ。待てよ。フェラグがいるじゃないか!


上の階に上がると、客室の一つで退屈そうなクリオシタを見つけた。どうやら普通の会話にはもう飽きたか、女の子たちの話を全部聞き終わったようだ。


シャドマー派閥の脳みそを掘り返してみようという俺のアイデアを、彼女は喜んで受け入れ、すぐに取り掛かった。


下へ降りる途中、自分の寝室の近くでワイを見つけた。彼女は頬を膨らませて、非難するような目で俺を見ていた。


「今それを始めるのはやめてくれ」俺はすぐに彼女に言った。他の何かで彼女の興味を引くことなんて、到底無理だとわかっていたからだ。


「どういうことよ、ニコ! もしあなたが死んだらどうするの? 私は遺伝子を手に入れられないまま時間を無駄にしたことになるし、おまけにキューより地位が下になっちゃうじゃない!」少女は不満げにまくし立てた。


おいおい、随分と言うじゃないか。


「わかったよ。自動結婚とかいう気持ち悪いシステムだな、お前らのは。重メカの唯一のパイロットを使えなくするつもりはない。明日必要になるかもしれないだろ」


ワイは俺に飛びついてきて、優しい妻を演じようとした。俺の頬を撫でながら甘い言葉を囁いてくる。だが、その目に映っているのは俺の種に対する狂った欲望だけで、他には何もなかった。


「ニコ、意地張らないでよ!」ワイは再び甘えた声を出した。もう妻の演技に飽きたらしい。


苛立たしげに咳払いをして、俺は答えた。


「明日戦いが終わったら、精子の入ったカップを渡してやる。それで貸し借りなしだ」


俺がそう言って階段を先に進もうとした瞬間、娘は素早く振り返って俺の腕を掴み、再び懇願し始めた。


「私って、あんなくだらないキューより劣ってるわけ? 約束する、明日はちゃんと戦うから。遺伝子くらい自分で手に入れてみせるわよ、あなたがそんなに大変なら」


娘が引き下がらないと悟った俺は、寝室のドアを開けた。


◇◇◇


「どういうことよ!」歯の間から言葉を絞り出すように、ザラは毒々しい視線をアキルズに向けた。彼は娘の宣言と女王の明らかな不機嫌さに当惑し、やや困惑していた。


「こういうことよ! 私たち、愛し合ってるの!」ラミは挑戦的に言い放ち、母の重い視線に耐えた。


ザラは目を細め、相変わらず部屋にいる男の存在を無視したまま、娘にだけ話しかけた。


「で、一体この男は何者なの?」


「死すべき者の息子よ」


ザラは耳をピンと立て、それまで絶え間なく揺れ動いていた尻尾がピタリと止まった。


「何を言ってるの! あの人があなたの兄なわけないでしょう!」


ラミは首を横に振った。母親がどうしても理解できないと分かっていた。


「違うの、別の死すべき者よ。ロランが戦争を仕掛けた相手で、母さんもそれに巻き込まれた人」


ザラは慎重に頷くと、ゆっくりとした足取りでソファに戻って腰を下ろし、思案げに自分のふさふさした尻尾を撫で始めた。


気まずい沈黙が訪れたが、誰もそれを破ろうとはしなかった。やがて女王が静かに口を開いた。


「駄目よ。お父様は許さない。私たちには逆らえる立場じゃないの」


ラミは怒りを込めて唸り声を上げ、耳をしきりに動かしながら、一息に早口でまくし立てた。


「いつまでぐずぐずしてるんだよ! 一体何のためにあいつと結婚したんだ、金の鳥籠の中で小鳥みたいにおとなしく座って、偉そうなご身分を演じるためか!? それで夜になると、繋がりの下でどれだけ強かったかって泣き言を言って、おもちゃみたいな街から何かしらのおこぼれをせしめようと必死になって、父親の機嫌を取り戻そうとしてるんだろ!」


女王の耳が頭にぴたりと寝て、彼女はかすかに否定するように首を振るだけで、何も言い返せなかった。


アキルズが近づいて肩に手を置いても、ラミは収まらなかった。


「これは私の人生なんだ。本物の死すべき者がどんな奇跡を起こせるか、この目で見たんだよ。自分の部屋に閉じこもってる腰抜けとは違う! 私は彼の息子の妻になる!」


「何を言ってるの、我に返りなさい、娘よ! お願いだから……」ザラが声を震わせながら、必死に言葉を紡ごうとした。


ラミは鼻を鳴らし、アキルズの手を掴んでドアに向かって駆け出した。


「やめなさい、聞こえてる! お願いだから!」ソファから飛び上がったザラが背中に向かって叫んだが、二人はもう廊下を走り去り、唖然とした衛兵たちを置き去りにしていた。


「止めなさい! 止めて! 管理者に知らせて!」叫びすぎて声を嗄らしながら、女王は喚き続け、侍従と衛兵たちはその命令を実行し始めた。


涙を拭きながら、ラミは前へ走った。彼と一緒に二人はすぐに外へ出て、皇女の指示に従い、巨大なロートクの反対側へ跳躍した。


必要な家を見つけるのは、宮殿で大半の時間を過ごす皇女にとってそれほど簡単ではなかったが、ラミは扉をドンドンと叩いた。


一分ほどして足音が聞こえ、二人の前に現れたのは五十歳ほどの太った男で、金の刺繍で飾られた高価なガウンを着ていた。三十二本の歯を全部見せて笑うと、それまで耳の近くで持っていた指輪を隠し、大きく手を振って中へ入るよう促した。


「皇女殿下、こんな光栄なことは。こんな遅い時間に私のところへ何の御用でしょう? そしてこちらの逞しい若者は?」


「すみません、時間がないんです。早く結婚させてください!」


男は再び微笑み、わざとらしく両手を合わせて嬉しそうにため息をついた。


「ああ、若者の愛とは、なんと美しく心躍るものか。二隻の船が岸辺に打ち寄せられる時、その名は……」


ラミは不機嫌に歯を鳴らした。


「あら、もちろんですとも、お急ぎなんでしょう……若さって、すべてを忘れて時の流れに身を任せられる時期ですものね……」


カチャカチャ。


男は眉をひそめた。


「ふむ。指輪はもうお持ちですか?」と彼は突然尋ね、青年をじっと見つめた。


アキルズは「いいえ」と絞り出すように答え、ラミは不機嫌そうに尻尾を振りながら言った。


「王家に指輪まで要求する気ですか? まあまあ、標準品をお取りなさい」


管理者はなだめるように両手を前に出した。


「もちろんもちろん、問題ありません。ああ、愛する人に綺麗な指輪も用意できなかった若者か、なんと情けない……」とぶつぶつ呟きながら、男は奥の部屋へと向かった。


「なあ、ラミ、お前の母親が反対してるなら、やめといた方がいいんじゃないか?」アキルズが慎重に尋ねた。


「ふん、あの人はいつだって反対するのよ。臆病者のくせに、人前だけ威張ってるだけ。それとも、あんたが言い訳探してるだけ?」皇女は男を疑わしげに見つめて言った。「私のこと、好きじゃないんでしょ?」


ラミが一歩近づき、アキルズの視線を捉えた。男は気後れすることなく、彼女に向かって歩み寄った。


「どうしてそんなこと言うんだ? 俺はお前のことがすごく好きだよ、ラミ」


少女は頬を染め、アキルズがすぐ近くまで来ると尻尾を振り始めた。男が優しく少女の顎に触れ、そっと顔を近づけると、もう互いの息遣いを感じられるほどになった。ラミは目を閉じ、呼吸が速くなって、そして……


「おお、君たち君たち、思い出した、指輪なら上にあったぞ!」管理者が部屋から出てきて叫んだ。


二人は顔を赤くして、互いに背を向けた。満足げな笑みを浮かべた男は、恋人たちの脇を通り過ぎ、大きな足音を立てて階段を上り始めた。


「くそったれ、なんでこんなに時間かかるのよ!」ラミは大声で囁き、話題を変えて気恥ずかしさを振り払おうとした。


ドアがノックされた。


「開けないのか?」管理者がどこか上の方から叫んだ。


二人は顔を見合わせ、皇女は否定するように首を横に振った。


「ザラ女王の名において、開けろ!」ドアの向こうから大声が響いた。


アキルズは彼女を抱き寄せ、一緒に静かにドアへと近づいた。


「準備はいいか?」


彼女が頷くと、アキルズは指でカウントダウンを示し、勢いよくドアを開けて跳躍し、衛兵たちの間をすり抜けた。


「今度はどっちだ?」


「神殿に行くんだ。さあ、案内してやる!」


数回の跳躍で首都を形成するロートクの外へ出た二人は、防衛塔まで辿り着いたが、通路は完全に封鎖されていた。閉ざされた門の前には肩に白いリボンを付けた兵士たちが列を成し、そして女王自身もそこにいた。


「娘よ、私はお前のためを思ってのことだ。いい加減わかっておくれ!」


ラミは男にしがみつき、必死に首を横に振った。


間を置いて、ザラは手を振った。城壁の上の数人の弩兵が素早く武器を構え、男に向けて発射した。


ラミが今起ころうとしていることに気づいてアキルズに警告する間もなく、矢は突如として恋人たちの前に現れた水晶の壁に突き刺さった。


◇◇◇


現在の残存寿命――49+(168)。能力発動用ボーナス年数:66(6)(係数0.4)(捕虜――7)


死すべき者の現在の兵科モデル:エリートヘビータクティカルナイト(土)、アイススナイパーアーチャー、テクノコマンド(回復中)、ドラコニド、テスラ歩兵(回復中)、ハイネクロマンサー、不滅の炎、狂乱の魂

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