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第七章 ほぼ良い夜

彼女は飾り気のない、体の線にぴったりと沿った白いドレスを着ていた。そのドレスはあらゆる丸みを効果的に際立たせていた。際立たせているどころか、胸元の開きからはかなりよく見えていた。だが、その服は明らかに高価なものらしく、村の他の住人たちの服とは比べ物にならないほど上等だった。緑色の瞳で見つめられると、なぜか俺は罪悪感を覚えた。


「アンネリ! 待たせた?」


「ずいぶんとね、あなた。でも私たちのために頑張ってくれているんだから、気にしないわ」


なんだこの女性、いきなり核心を突いてくる。俺はできるだけ自然に振る舞おうと努めながら、ドアを開けて身振りで彼女に中へ入るよう促した。だが、彼女は困惑した表情で俺を見つめるだけだった。


「えっと、入らないの?」躊躇している彼女を見て俺は尋ねた。


「死すべき者、でもドアを開けたのはあなたでしょう、だから入るのもあなたよ」


ああそうか、ここでは時々、物事の作法が違うことを俺は忘れてしまう。気まずく笑いながら、俺は言った。


「ああ、俺の故郷じゃレディを先に通すのが礼儀なんだよ」


アンネリが眉をひそめた。


「胸だけじゃなくてケツも品定めするため? 賢いやり方じゃん。いいわよ、じろじろ見てなさい。私が入るから」


いやあ、そういう方向でエチケットを考えたことはなかったな。もっと素直でいないとダメか。


下品に揺れる尻を目で追いながら、俺はドアを閉めた。


「へえ、けっこう広いのね。まあ、女の手が足りてないのは明らかだけど」


「かもな。建ててから何も変えてないし。手が必要かどうかは考えとくよ」


女はソファに腰を下ろすと、俺に素肌の太腿が見えるように足を組んだ。


「何を考えることがある? さっさと結婚すりゃいいだろ」


「はは、あんたたちはそんなに簡単なのか?」


「まあ、全く簡単ってわけじゃないけど、五日おきに襲撃される可能性があるんだ。ぐずぐず『賛成』と『反対』を天秤にかけてないで、人生から全部搾り取った方がいいだろ」


「なるほどね。なあ、あんた客として来たんだろ? なのに俺、何も出すものがないんだが」


彼女はただ手を振って、背もたれに身を預けた。


「気にしないで、ニコ。約束したもので、もてなしてくれればいいのよ」


頭を振りながら、俺は彼女に近づいて隣に座った。その魅惑的な脚を見て、俺は太ももに手を置き、ドレスの下に手を滑り込ませながら優しく撫でた。


アンネリは賛同するように小さく鼻を鳴らし、俺の首に腕を回した。


「あら、キスだけじゃ済まないってこと? 決断力のある男って好きよ」


「だって君、セクシー過ぎて我慢できないんだもん」


俺は彼女のぽってりとした唇に自分の唇を重ね、長いキスを交わした。だが突然、彼女が身を引いて驚いた様子で尋ねてきた。


「ちょっと待って、舌で何してるの?」


「ああ、これはそういうキスのやり方なんだ。君も一緒に舌を絡めてみて」


再び顔を近づけ、俺たちはそっと舌を絡め合い始めた。秒を追うごとに彼女はどんどん大胆になっていき、ついには完全に主導権を握って俺の上に覆いかぶさり、キスを続けてきた。俺は彼女のドレスの中に手を滑り込ませ、そのゴージャスで柔らかいお尻を揉みしだいていたんだが、そこでドアをノックする音が響いた。


「え、もしかして誰か他に呼んでるの?」


「いや、何か大事な用事だろう。ごめん」


髪を乱した少女を残して、俺は少し服を整えて扉に向かった。その向こうには長老と娘がいた。経験豊富な目でぼさぼさのアンネリと俺の膨らんだズボンを見定めると、ファリンは口笛を吹いて言った。


「ちょうどよかったな、娘よ。お前が二番目になるところだったぜ」


胸の前で腕を組んで、俺は不満げに言った。


「で? わざわざそのために来たのか?」


「いやいや、とんでもない。一石二鳥ってやつでさ!」長老は慌てて手を振ったが、どうにも説得力がない。


それはそうと、セフィーナもすごくいい感じだった。ゆったりした白いシャツが想像力をかき立て、短いスカートがすらりとした脚を露わにしている。その脚には布製のロングソックスが履かれていて、太ももにわずかな素肌の帯だけを残していた。少女の耳がせわしなく動いている。


「せっかく来たんだ、入れよ。何もおもてなしできないけどな」


「水臭いこと言わないでくださいよ、死すべき者! このファリンじいさんが準備万端ですぜ!」長老は嬉しそうに叫ぶと、背中に隠し持っていた酒の瓶を振った。「娘がつまみも作ってきたんでさ」


その言葉を裏付けるように、セフィーナはこれまた今まで隠していた籠を開けた。中には果物と、俺が見る限りカナッペみたいなものが入っていた。


俺はテーブルを引き寄せて椅子に腰を下ろし、ソファは来客に譲った。セフィーナはアンネリを重い視線で見つめてから、どかっと座り込むと力いっぱい肘で少女の脇腹を小突いた。


ファリンが娘たちに向かって声を張り上げた。


「もうやめなさい! アンネリ、お前が二番目の妻になったって誰も文句は言わないだろう」


「何で私が二番目なんですか? あなたたちが来なければ、もう子供を作ってもらってたのに!」


部屋の中が妙に熱くなった気がするんだが? 気まずそうに襟元をいじりながら、俺はグラスを取りに台所へ向かった。幸い、そこにはちゃんとあった――なんて行き届いた造りなんだ!


戻ってみると、みんなおとなしく座って、もう言い争いはしていなかった。


グラスをテーブルに置きながら、俺は何気ない感じで尋ねた。


「さあ、言い争いは片付いたか?」


「はい」少女たちが声を揃えて言った。


「それで?」


「結局、死すべき者様ご自身がお決めになるということで」ファリンが楽しげに言いながら、グラスに飲み物を注いでいく。「さあ、飲もうじゃないか!」


この世界の飲酒文化なんて知らないから、俺は焦らず様子を見ることにした。


だが、基本的にはいつも通りだった。グラスを手に取り、乾杯して、長老が音頭を取ることにしたようだ。


「娘とニコの、これからの結婚と幸せな家庭生活に乾杯!」


既に口をつけていたアンネリが危うくむせそうになり、セフィーナはグラスを一気に飲み干して固まった。耳だけが可愛らしく震えている。


俺は鼻を鳴らして、同じように飲み干した。ああ、こいつらといれば退屈とは無縁だな。


飲み物は心地よい味わいで、甘酸っぱく、爽やかな果実と花の香りがした。それにアルコール度数もしっかり感じられる。甘みで少し和らいではいるが、まあ二十度くらいはあるだろう。おつまみもすごく美味しくて、ジューシーでかなり食べ応えがある。何というか、鶏の胸肉にきゅうりを添えたような感じだ。


グラスをテーブルに置く間もなく、ファリンは次々と注ぎ始めた。


セフィーナは少し顔を赤らめて、シャツのボタンを一つ外した。アンネリはただ黙って髪を指に巻きつけている。


「こほん、長老、確か用事があって来たんですよね?」


「あ、そうだ、そうだった! 実は金が消えてるんだ」


「ほう? ちなみにそれ、どこに保管してるんです?」


「ああ、今は村の中心部にあるんだ。金庫があってな。全部そこに入れたんだが、さっき確認したら足りないんだ。それで慌ててお前さんのところに駆けつけたってわけだ」


「分かった。まあ、心配するな。金は兵士の訓練に使ったんだ」


「なんだ、そうだったのか! 肩の荷が下りたよ」誰も待たずに、ファリンは自分のグラスを空にして新しく注いだ。


「ああ、それでまだどれくらい残ってるんだ?」


「そうだな、五百枚くらいだと思う」


「よし、明日詳しく話そう」


俺はグラスを掲げて言った。


「俺たちが上手くいくように!」


賛同の声が響き、グラスが鳴った。


「ところでニコ」ファリンが先ほどより陽気な口調で言った。「結婚の話をしているんだから、ちょっとうちの娘を宣伝させてくれ」


「パパ、やめてよ!」


「静かに! パパはお前のために頑張ってるんだぞ。いいか、セフィーナは良い奥さんになる。きれい好きで、子供が欲しくてたまらないし、すごく大事に育ててくれるぞ。それに、きっとベッドでも燃え上がるタイプだ。繁殖期の間は一日五回もテントに籠もってたからな!」


「パパ! 何言ってるのよ! そんなこと言わないでよ!」セフィーナは父親の脇腹を小突いて、真っ赤になった顔を両手で覆った。


「えっと、すみません、場違いな質問かもしれませんが――繁殖期、ですか?」


「ああ、いやいや、ここにいるのはみんな仲間だからな。毎月、どんな女の子でも種を受け入れて子供を産む準備ができるんだ。エルフだろうが、人間だろうが、ドワーフだろうがな。でも獣人の女の子はこの時期、特に愛情深くなる。オスを求めて身悶えするほどだ」


セフィーナは小さく呻いて、ソファのクッションの間に隠れ、できるだけ小さくなろうと、いや、できれば消えてしまいたいと願っているようだった。


「ちょっと待ってよ、人間の女の子だって燃え上がるわよ。何その人種差別!」アンネリが不満そうに叫んだ。


「はいはい、アンネリ、静かに。自分のことは心の中で話しなさい」長老がなだめるように言った。「それでな、娘は弓の腕も一流なんだ! それに、魔法の才能もあるはずだと思ってる。俺の祖父はそれなりに名の知れた魔術師だったからな!」ファリンは胸を張って誇らしげに叫んだ。


「本当に、素晴らしい娘さんだ。それにこんな美人ときてる」俺は言った。


ソファの背もたれから尻尾の先だけが見えていたが、俺の言葉の後、突然ぴくりと動いた。最初にファリンの肩越しから震える耳が現れ、それから――セフィーナの照れた顔全体が姿を現した。


「本当ですか、ニコさん? そう思ってくださるんですか?」


「もちろんだ。俺は本当のことしか言わない主義でね。君ともっと親しくなりたいと思ってる」


キャッと声を上げて、セフィーナはソファから飛び上がり、スカートを持ち上げて俺の膝の上にどさりと座り込んだ。


「えーと、本当に、ここまで親しくとは言ってないんだが、まあ、嫌じゃないけど」


喉を鳴らしながら、彼女は張りのある尻を俺に擦りつけてくる。だがこの平和なひとときは、大きなラッパの音で破られた。


俺が理解していないのを見て、長老は叫んだ。


「急げ、死すべき者! 襲撃だ!」


◇◇◇


現在の残存寿命――37+(29)。


「倉庫№1。状態:


木材――180単位――採取中、収支+


石材――290単位――採取中、収支+


道具――810単位。


鉄――50単位。


鋼――85単位


高品質鋼――45単位


クリスタリット――165単位


金――500


アルヴァー派閥とのシナジー(50/100)。


現在の建設:


木製の柵、鉄鉱山、クリスタリット鉱山。


軍隊:


ランク2:1体。


ランク1:9体。


ランク0:0体。


訓練中:3」

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