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第七十八章 顔合わせと第二ラウンド

女王が戻ってくると「休憩」の文字が灯った。石の扉が元の位置に滑り込み、隙間から光が漏れ出した後、再び脇へと退いた。目の前に現れたのは小さな廊下で、その先には居心地の良さそうな、なかなかいい家具が揃った小部屋があった。俺たちの「拠点」が地下迷宮のどこかだってことを考えれば、特に悪くない。


真ん中にはつまみと酒が並んだテーブルがあり、その周りには見るからに座り心地の良さそうな革張りのソファが配置されていた。少し離れたところでは暖炉がパチパチと穏やかな音を立てていて、その傍らにはいくつかの肘掛け椅子が置かれている。


床にはふかふかの絨毯が敷かれていたが、すでに泥だらけの足跡が無数についていた。ああ、ドルフがここを通ったんだな。


テクガンの男は機関銃を脇に置くと、テーブルに座り込んで「イノシシ」の大きな焼き脚にかぶりついた。俺たちを見つけると手を振って、けたけたと笑い出した。


「おいおい、白髪の兄ちゃん、こっち来いよ、マジで最高だったぜ! 俺がそこでぶっ放してたら、あいつがビュッと! アハハハハ、いやー、こりゃたまんねえな、このドルフ様をあんな風にやっちまうたぁよ!」


マルコは慎重に前へ進むと、ソファの端にそっと腰を下ろした。どうやら、さっき自分が殺した相手と同席するのは、かなり気まずいらしい。一方、テクガンの男はますます笑い声を上げ、同じ場面を五回目くらい繰り返していた。


鼻を鳴らしたシアディンは暖炉のところまで歩いていき、肘掛け椅子に座り込んだ。俺はテーブルの反対側へ向かった。そこには男爵夫人とマディが座っている。マディは何かのサラダを両頬いっぱいに頬張りながら、俺を横目でちらちら見ていた。イザベラは俺に身を乗り出すと、甘ったるい声でこう言った。


「そんなあなたが死すべき者なのね。あなたのような人のことはたくさん聞いていたけれど、実際に会うのは初めてよ」


「あ、ああ、ありがとう」


「ねえ、他にどんなことで私の初めてになれると思う?」少女は艶やかに囁き、ふっくらとした唇を舐めた。


「お前を追い払う最初の奴になってやるよ、このビッチが」マディが、パンを噛みながらもごもごと宣言した。


男爵夫人は彼女に向かって憎悪の視線を投げつけた。


「ねえ、てめえ、調子に乗んなよ」


「だったらどうすんだよ? バイクの爆音で眠らせないとでも? ダイヤぶら下げたその辺の女に負けるとか、マジで終わってんな。ペインに言ってやるよ、笑い転げた後で一日もしないうちにてめえのギルドなんか木っ端微塵にしてやるからな」


イザベラの唇がきつく結ばれて一本の細い線になり、少女は突然リボルバーの柄でマディの頭を殴りつけた。命中した場所で火花が散り、メッセージが現れた:


「参加者保護が有効です。戦闘外での暴力行為はお控えください」


「脂の乗ったマグロでも舐めてろよ、お嬢様」マディが笑いながら皿から魚を掴んでイザベラに投げつけた。


「おいおい、二人とも何やってんだ? チームメイトだろ?」俺は口論を止めようとした。別にそこまで気にしてるわけじゃないが、揉め事ってのは何となく面倒なんだよな。


「まあ、優しいのね! 見て、アルヴァーが私たちの仲裁してるわよ。こんなこと滅多にないわ!」男爵夫人が両手を頬に当てて囀った。


「そうそう、普通の奴じゃん。あの肉の塊とは大違い」マディがフォークでドルフの方を指しながら呟いた。マルコの苦悩に満ちた表情を見るに、この話は百回目くらいらしい。


「まあ、ありがとな。なあ、お前ら」俺は声を落として、テーブルに身を乗り出した。マディはそのまま座っていたが、イザベラは前のめりになって胸を強調しようとしていた。「ポイントが足りないみたいだけど、強化してやろうか?」


「死すべき者の力ってやつか?」マディがフォークで歯をほじくりながら呟いた。一方、イザベラはテーブルに倒れ込むように身を乗り出して、できるだけ近づこうとしていた。


「そうよ、死すべき者! 私を強化して! 全身くまなく強化して!」イザベラが両手を俺に伸ばして喘いだ。


オッケー。イニシエーションはすぐに終わった。満足そうな顔をした男爵夫人を見て、マディも恐る恐る俺に手を差し出してきた。どうやら心の奥底では疑っていたらしく、一分ほど待たされた。


俺が手を離すと、彼女は真っ先にスプーンを掴んで、すくう部分を逆方向に曲げた。


「はっ、嘘じゃなかったんだな。あんた、いい奴じゃん。願わくば、普通の戦闘で顔を合わせたくないもんだ」マディは歪んだ食器を眺めながら言った。


「ああ、私もそう願うわ」イザベラが悲しそうな顔を作りながら急いで言った。「ねえ、明日がもう攻撃なのよね?」


「ああ」


「くそっ。本当に残念だわ……気をつけてね、ニコ。私のギルドはあなたを襲わないって約束する。でも、あなたが私を襲うのは構わないわよ、何を言ってるか分かるでしょ……」男爵夫人はドレスに包まれた体に手を這わせながら囁いた。


マディは鼻を鳴らしたが、今回は何も言わなかった。


俺はドルフの方に顎をしゃくった。


「こいつはどうだ? 強化する価値はあるか?」


「あー、ダメダメ、ただの肉塊だよ。時間の無駄」と、イザベラはオレンジに似た果物の切れ端を皿の中から探しながら疲れた様子で言った。


それでも俺は立ち上がって、苦痛に満ちた聞き手と元気な語り手のコンビに近づいた。自分もすごく興味津々な振りをして、男の肩に触れた。彼はそれを励ましと受け取ったらしく、さらに熱を込めて話し始めた。これで+1だ。


幸い、第二ラウンド開始間近の通知が届いたので、俺たちは元(そしてもしかしたら今後の)敵たちと別れを告げて、自分たちの陰鬱な住処へと向かった。


扉が閉まった。今回はコインが俺たちに味方しなかった。


六角形が回転し、「チーム戦1対1」を表示した。


女王が近づいて「告知」をタップした。


「対戦相手選定――フレムテック。開始まで4:59」


「お前ら、俺たちを順番に一人ずつ指名していくつもりか?」と俺は尋ねた。


「何よ、あんたランク3と戦いたいわけ? あっちはもう適当に済ませられる相手じゃないのよ」女王は鼻を鳴らし、明らかに自分の幸運に満足している様子だった。


「で、このモードはどうなってるんだ?」マルコが尋ねた。


少女は再び髪に手をやり、説明を始めた。


「似てるけど、完全に同じじゃない。ここでは別のランクと当たる可能性もあるの。全員に交代のチャンスがあって、必要なボタンまで走って、やられる前に押せばいいだけ。交代は順番制だから、常に準備しておいて」


「で、誰から始めるんだ?」俺は確認することにした。


「マルコから始めるのを提案するわ。もし相手が強い奴を出してきたら、すぐに交代できる。弱い奴なら――そのまま戦わせる。分かった?」女王は完全に指導モードに入り込んで締めくくった。


「ああ」


「ああ」


「第二試合。チーム戦1対1、戦場――都市の仮想投影。ランク3~5」


アルヴァー――フレムテック


マルコ、鷲の目――セバスティアン、《テルヒナ》の熟練操縦士


ニコ、死すべき者――ヴィンセント、鏡のオートマトン


シアディン、エメラルドの女王――アグネス2、イカれたミートグラインダー」


え、ちょっと待て、アグネス? 2? あのイカれた連中、何やらかしたんだ?


扉が開いて、俺たちは廊下を抜けてもう一つの扉に向かった。その向こうには――街があった。本物の、それも未来的な街が。巨大な超高層ビル、きらめくネオンサイン、はるか上空を飛び交う無数の車。だが下は結構汚くて、古い機械の残骸やガラクタがあちこちに散らばっていた。気になったのは、こいつら一体どこからこんなものを持ってきたんだ? ここは本当に昔は賑やかだったが、その後何かが起きたのか、それともただの未来への妄想なのか?


もちろん、この新しい試練の後で湧いた疑問は、それだけじゃない。死闘を催して、殺しの見世物性を評価して、それから元ライバルたちを同じ部屋に押し込むなんて。まあ、確かに俺が集めることになった派閥のごった煮を見る限り、実際にはほとんどの連中が他の奴らに対して普通に接してるんだけどな。ヴァラー部隊みたいな完全にイカれた連中は別として。だから……いつかこの永遠の戦争ごっこが終わるか、あるいは試練の中だけのこんな形で残るのか?


俺たちは慎重に前進し、壁に最初のマーカーを見つけた。手のひらの形をしたシンボルが描かれている。マルコはさらに先へ進み、俺たちの前には柔らかな青い光を放つ、ほぼ見えないフォースフィールドの壁が現れた。


こうしてアリーナが形成された。いくつかの建物と積み上げられたガラクタの山に囲まれて、そのガラクタは本物のバリケードに変わっていた。フィールドで区切られた広場は結構広い。つまり、遠距離攻撃が得意なフレムテックの連中には楽勝だろうな……


マルコはクリスタライトのボルトをクロスボウに装填し、慎重に前進した。すると、彼から百メートルほどのところにエクゾスケルトンが着地した。こいつは前回の試練の最初に見たのと同じだ。もしかして、あれと同じ機体か? ロータリー式機関銃が唸りを上げ、クロスボウ使いは今日二度目の銃弾の雨に晒された。徐々に高まる金属音が響く。ああ、こいつはフレムテックの技術と戦ったことがないんじゃないか!


クロスボウ使いは瓦礫の山の後ろに身を隠し、顔を出すのを恐れていた。機関銃の甲高い音が止むと、マルコは全力で走り出し、敵にボルトを放った。


エクゾスケルトンは腕の部分に穴が開いていたが、戦闘能力には全く影響していなかった。だから彼は全力でマーカーに向かって走り出し、光の槍の一斉射撃が来る直前にボタンを押すことができた。


クロスボウ使いが逃げ出すのを見て、俺は最後の瞬間にテスラ歩兵に標的を切り替えた。パイロットにサプライズを仕掛けるためにな。彼の場所にテレポートすると、俺はすぐにスラスターを起動して空中に飛び上がった。プラズマの一撃がアスファルトに叩きつけられる前にな。素早く距離を詰めると、俺はエクゾスケルトンに雷撃を叩き込んだ。パチパチという音が響き、何かが火花を散らし、機体の隙間から煙が吹き出した。


「セバスティアン、脱落」


両日の襲撃で見覚えのある、ヴァラーの赤毛の若造が現れた。既に簡素なエクソスケルトンを装着し、ロボットを起動させている。オートマトンが銃身を回転させ、俺に向けて掃射してきた。歩兵用アーマーが数カ所貫通される。


応戦として雷撃を放ったが、奴は仲間の末路を目の当たりにした後だ。小型ドローンの群れを放出してきた――小さな浮遊玩具ヘリコプターみたいな奴らだ。結果、雷撃は一番近い小型機に命中し、数機を巻き込んだだけで終わった。


推進力を使って瓦礫の山の陰へ素早く飛び移り、自分に治癒を施して腕の出血を止めた。クソが。発動を使うこともできたが、まだ早い段階で手の内を明かしたくない。この先まだ何が出てくるか分からないんだ。最小限で済ませよう。


ドローン式シールドジェネレーターと攻撃ドローンを呼び出し、火のメイジに切り替えた。シールドの保護下で開けた場所へ飛び出す。甲高い音と共に新たな弾丸が飛んできたが、ドローンは今のところ持ちこたえている。攻撃ドローンが小型機の数を減らし始めた。ファイアボールを呼び出し、小型機の群れに叩き込む。一撃で数十機を薙ぎ払い、ドローンをヴィンセント攻撃へ向け直した。オートマトンが新たな標的の迎撃に切り替わる間に、俺は最後の防衛機をもう一発のファイアボールで始末した。風のメイジに切り替え、チェインライトニングを放つ。雷撃はヴィンセントと彼の玩具の間を二度跳ね返った。


クローンは灰となって崩れ落ちた。オートマトンは一瞬静止し、内部で何かが唸り声を上げると爆発した。破片の雨が俺のシールドに降り注ぐ。


「ヴィンセント、脱落」


一人じゃ全部のポイントはもらえないだろうと判断して、俺はマーカーに駆け寄った。


結果、ボーナスポイント三つとテスラ歩兵の破損と引き換えに、敵二人を始末した。


アグネスが現れた。相変わらず眼鏡をかけた少女ではあったが、今は赤と黒のぴったりとしたパワードスーツを着ていた。背中には追加のアームが取り付けられており、それが今起動して、赤熱した刃を持つ長剣を威嚇的に振り回し始めた。そして彼女の手にも剣が握られていた。四本の刃すべてを使って、アグネスは「ローラー」を起動し、地面から十センチほど浮上すると、凄まじいスピードでシアディンに向かって突進した。両手の剣が猛スピードで回転し、輝く円盤のように見えた。


女王は素早く少女の前にクリスタルの壁を立てたが、アグネスは一秒も立ち止まらず、それを粉砕した。


クリスタルフィールドは浮遊するアグネスには何の影響も与えなかったので、彼女はすぐに残りの距離を詰め、土壇場で張られた防御クリスタルから破片を叩き出し始めた。


フレムテックの少女がクリスタルの表面に小さな穴を開けた時、シアディンは慌てて別の壁に飛び退いたが、アグネスはすぐに反対側に回り込み、ロボットのような冷静さで別の方向から防御を破壊し始めた。


エメラルドを手に握り締めた女王は目を閉じ、クリスタルの急成長を引き起こした。フィールドから最も近い破片が急激にサイズを膨張させ、無秩序にスパイクを撃ち出し、そのうちの一つがアグネスの体を貫通した。


口から血の筋を流しながら、少女は狂ったように叫び声を上げ、薄くなっていたドームの壁を突き破って内側へ突進し、唖然としているシアディンをめった切りにして無数の肉片に変えた。


「アグネス、脱落。シアディン、脱落。アルヴァー派閥の勝利!」


「最終結果:


ランク3。


アルヴァー:1ポイント――引き分け/キルアシスト、0ポイント――効率性、1ポイント――観客性


フレムテック:0ポイント――敗北、1ポイント――効率性、2ポイント――観客性


ランク4。


アルヴァー:2ポイント――勝利、3ポイント――効率性、3ポイント――観客性


フレムテック:0ポイント――敗北、2ポイント――効率性、1ポイント――観客性


ランク5。


アルヴァー:1ポイント――引き分け/キルアシスト、1ポイント――効率性、2ポイント――観客性


フレムテック:1ポイント――引き分け/キルアシスト、2ポイント――効率性、3ポイント――観客性」


「総合結果:


アルヴァー:24+14 フレムテック:12+12


キルハイヴ:26+18 テクガン:8+12


アンジュヘル:24+18 デウスレギオ:21+15


シャドマー:11+17 エクスマッハ:12+10」


「アルヴァー:参加者全員がランダムでレアリティ5~6の神の石材を1つ獲得」


「アルヴァー:参加者全員が神々の写本のページを1枚獲得」


ああ、勝ちは勝ちだが何とも微妙な勝ちっぷりだな。だがキルハイヴとアンジュヘルは相変わらず他を蹴散らしてるし、まあ予想通りか。首位陣営だけあるってもんだ。今後はこいつらと当たるのが望ましいんだが、もしまたどこかで点数稼がれたら報酬とはおさらばだ。つっても、あの召喚って一体何が出てくるんだろうな……


◇◇◇


ザラがテーブルを指先でとんとん叩きながら考え込んでいると、宮廷魔術師が入ってきた。前任者に比べれば若く経験不足で、狼娘の姿を恐る恐る横目で見ながら、伝達内容を解読した紙を大事そうに持ってくる。


「さっさと持ってきな」不機嫌そうにザラが唸ると、魔術師は先ほどよりせかせかと足を速めた。「はい、ありがとう」狼娘はわざとらしく丁寧な口調で言い、その態度全体で「とっととどっか行け」と示した。


紙を受け取った女王はさっと目を通し、眉をひそめた。あのクソ女ロランめ、襲撃の後でわざわざ「私は元気よ」なんてメッセージを送りつけてくる厚かましさもさることながら、こっそり自分――狼娘であるザラ――宛てのはずだったキャラバンをロートクへ誘導しやがった。それだけでも腹立たしいのに、今度はスティレットどもがザラから命じられた厄介なライバル排除の任務に失敗したことまで判明したのだ。


歯を剥き出しにして、少女はメモを握り潰し、小さな皿の上で注意深く燃やした。娘までどこかに消えやがって。もしロランがあの子に何かしたなら……ああ、もう。狼娘は細いエルフの首をへし折る場面を想像した。


◇◇◇


現在の残存寿命――16+(164)。能力発動用ボーナス年数:65(59)(係数0.4)(捕虜――8)


死すべき者の現在の兵科モデル:エリートヘビータクティカルナイト(土)、アイススナイパーアーチャー、テクノコマンド、ドラコニド、テスラ歩兵(回復中)、ハイネクロマンサー、エレメンタルメイジ(火)、エレメンタルメイジ(風)

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