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第七十六章 試練を待ちながら

大変な一日の素晴らしい終わり方だ。昔の体のままだったら、とっくに過労で死んでたと思う。


寝息を立て始めたフロルガに毛布をかけてやり、俺は普段着を羽織って外に出た。センターの方からまだ陽気な声が聞こえてくる。どうやら緊張の連続だった出来事が響いていたらしく、みんな長めに騒ぎたかったようだ。俺たちがいたから遠慮してたのかもしれない。笑みを浮かべながら、俺は叫び声に耳を傾けた。


「なあドワーフ、俺はジョニー鋼鉄の腹ってのは伊達じゃねえんだぞ! ほら満杯に注げよ、縁が見えねえのか?」


「てめえ、ズルすんなよ。酔っ払ってるからって、ごまかしに気づかねえと思うなよ!」


「ジョニー、やめて! ドワーフに目をつぶらせてあげて!」サユリの哀願するような細い声が聞こえた後、キャッという悲鳴が続いた。「あっ、しっぽ引っ張らないで!」


「ジョニー、ジョニー、ジョニー!」ジェシー、エンディス、ケイトが叫んでいた。


「デフールちゃん、やっちゃえ、にゃあ~!」クリスティーナが叫び声を上げ、エヴィナと他数名のアルヴァー派閥の者たちがそれを支えていた。


すべてが静まり返った。満足そうに咳払いをして、最初の二つの声が宣言した。


「引き分けだ!」


喜ぶ者もいれば、残念がる者もいたが、騒ぎは収まった。俺はメッセージに目を向けた。


「建設完了」


「建設完了:魔術師の塔2」


建設可能リスト更新中......完了。


新規エリート建造物:魔術師の塔3(ランク5へのアクセスが必要)」


一服しに出てきたファリンに気づいて、俺は彼に近づいた。


「おお、ニコ、早かったな。で、どうだった、ん?」長老が目配せしながら聞いてきた。


「順調だよ。ソフィアを呼んでくれないか? 主役抜きで皆でくつろげるだろう」俺は無関心な口調で答え、またしてもお決まりの下ネタをスルーした。


ファリンはため息をつき、パイプを置いてセンターに戻った。すぐに少女が兄と一緒に出てきた。


「あ、パパ。何か用?」少女が冷たい風に身を縮めながら聞いてきた。そういえば、最近夕方は確かに涼しくなってきたな。冬が近づいてるのか?


「ああ、行こう。とりあえずお前を昇格させてみよう」


不安そうに少女が俺の後をついてきた。兄に励まされながら。どうやら彼は単純について来るつもりらしい。


「お姫様の調子はどうだ?」


咳払いをして、アキルズが答えた。


「まあまあ悪くないよ。少なくとも、彼女は好意的だった。ゴーストヴィルの兵士たちと顔を合わせないよう、別の住居棟に移してやったんだ」


「好意的ってのは、文句を言わないってこと? それとも、お前と結婚する気になってるってこと?」


ソフィアは、兄がその場で固まったのを見てクスクス笑った。


「もしかして、気に入らなかったのか?」俺も、当惑する息子を見て微笑んだ。


「いや、そ、そんなことないよ、可愛い子だ。ただ……父さんが俺にそこまで望んでたなんて思ってなくて」アキルズは自信なさげに答えると、再び歩き出した。今度は妹と立場が入れ替わったようだ。


「まあ、どっちにしろ、明日には彼女を宮殿に送り届けた方がいい。じゃないと母親が心配するだろう。なあ、試したことあるか? 位相跳躍で誰か他の人間を一緒に転移させられるか?」


頬を掻きながら、息子は考え込んだ。どうやら試したことはないらしい。


「まだ練習する時間はあるから、心配すんな。そうじゃないと、首都まで半日以上かけて移動することになる。攻撃の日までに戻って来られるよう、間に合わせてほしいんだが」


「分かった、頑張るよ、父さん」アキルズは自信ありげに言って頷いた。


変換装置に辿り着くと、俺たちはソフィアを中に送り込んだ。


「どんな魔法使いがいい?」


とはいえ、ウィザードが別枠になってる理由がいまいち分からない。もしかして、俺が会ったあのマーリンみたいなタイプか? 幻影とか浮遊とか、直接攻撃しない系の?


「火」ソフィアはほとんど迷わず答えた。こういう迷いのなさは頼もしい。


「エレメンタルメイジ――火」


「金貨200枚」


「了解した」


光が消え、その後声が告げた。


「変換完了。ソフィア、ランクなし兵科モデル――炎の巫女――クリスタリット50」


「了解」


「変換完了。ランクなし兵科モデル2の選択:炎の大巫女? クリスタリット100」


「ああ、惜しいな、足りないか。でも......」


俺は下に駆け下り、それからキャンプへ行き、フレムテックのライフル三丁を分解した。まあ、当面はそこまで必要ないだろう。倉庫にクリスタリット60を放り込んでから、俺は戻って変換を確定した。


「変換完了。炎の指輪を受け取れ。新たな発展ライン解放:ソフィアの兵科モデル――炎の女王。クリスタリット300」


溜息をついて、俺は申し訳なさそうに肩をすくめた。


「悪い、待っててくれ」


「いや」とアキルズは静かに答え、指輪を回した。位相跳躍でどこかへ飛んでいった彼は、すぐに戻ってきた。


「確定してくれ」と彼は自信ありげに言った。


「え? どこでそんなにクリスタリットを手に入れたの?」と娘は驚いて尋ね、興奮した様子で弟を見つめた。


俺も、まあ、娘と同じ気持ちだった。


「母さんがくれたんだ。成人祝いだって」


ああ、そりゃそうだ。アンネリはその道の専門家だからな。ただ、もうどれだけクリスタリットをぶっ飛ばしてきたんだろう? 俺はまだ心臓を築く場所がないから良かったものの、そうじゃなかったらちょっと文句言ってたかもしれない。


頭を振りながら、俺は変換を確定した。


「最大級兵科モデル。これ以上の発展は不可能」


娘は自分の新しい指輪をしげしげと眺めてから、そっと回してみた。短め(それも前だけ)の黒いドレスで、胸元が大胆に開いている。まあ、このモデルは暑すぎるってことにしておこう、だからこんな格好なんだ。先端に装飾の代わりに複雑な模様が施された長い杖。


娘は手のひらを上に向け、そこに眩いばかりの白い炎が灯った。こんな小さな火でも十分で、まるでサウナにいるみたいに暑くなった。


アキルズは姉のもとへ駆け寄って抱きついた。


「やった、俺たち強くなった! もう死ぬのやめようぜ!」


そういえば、この二人だけが子供時代をあまりに早く終わらせてしまったんだよな。大人になりきる前に、もう何度も死んでいる。


最初は自信なさげだったソフィアも、今では満足そうだ。よし、いいじゃないか!


「さあ、もう寝よう。あ、いや待て、アキルズ、姫のところにもう一度顔を出してこい。俺が脚を治してやるから、お前は皇子として現れるんだ」


「ああ、分かったよ、親父」


あの子が走り去るのを待ってから、俺は繋がりを発動させて姫を殺し、その後蘇生させた。


ソフィアは俺の頬にキスをして、モデルを出したまま駆けて行った。どうやら寝る前にもう一回試すつもりらしい。何も燃やさなきゃいいけど。


そして俺は......


「ウィザード、エレメンタルメイジ――風、水、火、土!」


「金貨1000枚」


「まあ、いいか。仕方ない」


コンバーターに入り、俺はまず最初にウィザードを取得した。


「ネクロマンサーのアップグレードを実行しますか? 金貨100枚。寿命-0年」


「ああ」


風――ただの指輪。火――ただの指輪。土――エリートヘビータクティカルナイトのアップグレードで金貨100枚。名前は変えなかったらしい。飽きたんだろう。


水――スナイパーアーチャーからアイススナイパーアーチャーへのアップグレードで、金貨100枚。


試してみる。騎士。ルーンを押すと、鎧が石の表面に覆われる。それ以外の変化は、どうやらないようだ。


射手。ボタンを押すと矢が一本一本光り始め、そこからはっきりと冷気が漂ってくる。壁に撃ち込むと、レンガの表面に氷の層が這い広がっていった。ちなみに、スナイパーライフルの弾も同じ効果だ。


火と風は、イシラが着ているような長いマントをまとった魔法使いに変える。頭の中に呪文が巡っているが、派閥能力の方が明らかに引き出しが多い。


そして最後に、再びネクロマンサー。今度はハイネクロマンサーだ。


アップグレード後の効果:


「スロット拡張:アクティブ+1、リザーブ+4。


フレッシャーの召喚(全モデルで使用可能)


下級アンデッドの創造(ネクロマンサーモデルのみ)。注意:下級アンデッドはポータル転移に耐えられない。


基礎幻影魔法(ネクロマンサーモデルのみ)。


基礎浮遊魔法(ネクロマンサーモデルのみ)。」


ふむ、興味深いな。どうやら下級アンデッドってのは使い捨ての雑魚らしい。即座に召喚して戦わせて、後は二度目の死を迎えるってわけだ。


ポータルを作った俺は、フレッシャーを召喚してみることにした。


腐りかけた筋肉質の男が、顔のない姿で立っている。頭蓋骨の一部が何か滑らかなもので置き換えられたかのようだ。右腕は変異した何かに変わり果て、筋肉と骨がばらけて刺突武器のような形状になっている。指は房状に癒着し、さらに何か触手めいたものが威嚇的にぶら下がっている。おぞましい化け物だ。左手には小さくない鉈が握られている。


これ以上、腐臭で空気を汚すのはごめんだと判断して、俺は素早く化け物を元の場所へ追い返した。


さて、これでどうやって寝ればいいんだ? ため息をついて、俺は指輪を外してベッドへ向かった。


◇◇◇


14日目。


ああ、朝だ。昨日の後でたっぷり眠れるなんて、至福だ。伸びをして、俺はまた一人で寝ていることに気づいた。依存症は変わらない。妻の数が増えても、朝起きたときに隣にいる数は増えないんだ。


メッセージをチェックするか。


4年、まるで木から落ちてきたみたいにあっけなく。捕虜はさらに少ない。


さて、統計は変わらず、ボーナスも同じ、収入は......待てよ、テクガンの資源がどこから来てるんだ? まさか俺がサボってる間に誰かが手をつけたのか? 考えてみれば、ケイト以外にいないだろう。あそこは子供たちにしか紐づいてないんだから。


ランク4の最初の連中だ! アルドを除けばだけど。アップグレードができないのが残念なところだが。


製錬所も完成した。あとは鍛冶場の資金を貯めればランク4がどんどん増えていくんだが――ただ、今日本当に試練があるなら、それは俺以外の誰かがやることになるな。


そうだ、ケイトが成人になったんだった。


「ケイト、新たなランクなし兵科モデルが利用可能――(???)。解放には『メカニック運転手』ラインでランク2の取得が必要」


下に降りると、妻たちに挨拶をした。今回いたのはセフィーナ、アンネリ、ジェシー、エンディス、そしてフロルガ。みんなでフロルガを慰めているようだった。どうやら出産を控えて不安になっているらしい。


狼娘に近づいて、俺は彼女を抱きしめた。フロルガは少しずつ落ち着きを取り戻し、満足そうにお腹を撫でると、俺を見上げてちゅっと唇にキスをしてきた。


みんな驚くほど平然とそれを受け入れているが、俺の中ではまだ完全に整理がついていない。まあ、余計なことを考えても仕方ない。どうせ頭は勝手にいっぱいになるんだから。


朝食の準備が整うまで、外に出ようと思ったら、ドアの前で待っているケイトに出くわした。


「やあ、パパ」


「ああ、うん、よう」


少女が俺を見て首を傾げた。その視線全体が「何しに来たか分かってないの?」と語っていた。


黙って引き返し、上へと向かった。階段を上りながら、俺は言った。


「ありがとな、ケイト。基地のこと」


一瞬だけこちらに顔を向けた少女は、すぐに視線を逸らして壁に向かって言った。


「どういたしまして」


黙ったまま俺たちは上へと進み、少女がコンバーターの中に入るのを待った。


「メカニック運転手、軽車両スペシャリストだ」


「金貨125枚」


「変換完了。ケイト、ランクなし兵科モデル解禁――山賊女。高品質鋼75」


承認して、俺は待った。


「変換完了。ケイト、ランクなし兵科モデル2解禁――盗賊女。高品質鋼100」


「ああ」


「変換完了。レイダーの指輪を取得。新たな発展ライン解禁:ケイトの兵科モデル――神出鬼没の襲撃者。高品質鋼200、石油200」


指輪をくるりと回すと、少女は二挺のサブマシンガンを取り出した。まあ、このモデルがこれだけで終わるとは思わないが、ケイトは何も言わず、武器をしまった。


「ありがと。石油は私が自分で建てるから、心配しないで」


「あ、ああ、わかった。ありがとう」


舌打ちして、彼女は階下へ駆け下りていった。俺も後を追って素早く軽食を済ませ、センターで戦える者を全員集めた。


「よし、みんな聞いてくれ。いいか。数時間後にまた神々の荒野に行かなきゃならない可能性が高い。それで、もしかしたら戻ってこれないかもしれない。その場合は自分たちで攻撃を防がなきゃならない。無茶はするな。100%確信が持てることだけやれ。多分、フレムテックは前回基地を壊滅させたから、今度はポータルゾーンの門がある別の最寄り基地を探すのに時間がかかるはずだ。そうだよな、ジョニー?」


「その通りだ、兄貴。別のポータルまで素早く到達できるとは思えない、メカは特にな。歩兵どもなら俺たちが簡単に撃ち殺せるさ」テクガンの男は自信たっぷりに言い切った。


「よし。もう一つ質問だ。ギルドは攻撃してくるか? お前は何て伝えたんだ?」


ジョニーはサムズアップして、ニヤリと笑いながら言った。


「狂ってる連中以外は来ないだろうな。国境警備隊はお前がかなり間引いちまったし。今は強い奴らが地元を支配下に置く方が簡単だ。もっとも、状況は変わるかもしれないがな。最悪の事態に備えた方がいい」


そうだ、俺の拠点がまだ他人の領地にあることも忘れちゃいけない。


「よし、これで決まりだな。次はゴーストヴィルの兵士たちだ。フェブリモール、街の状況を監視する担当を誰か選んでくれ。蘇生された連中はここに残す。死んだことになってていい。ブレン、お前に任せた。話をつけてくれ」


嬉しそうな狼男が力強く頷いた。


「何かあったら、クリオシタも連れて行け。管理者が何か勘づき始めた時のためにな。余計な騒ぎは要らない。街には今まで通り普通に暮らしてもらって、キャラバンを送り続けてもらうだけだ」


「了解、全部分かったよ、ニコ」俺が細かい点を全部確認し終えると、隊長が答えた。


アキルズを呼び寄せて、もう一度姫のことについて尋ねた。


「大丈夫だと思う。午後に出発するよ。あんたが出発したかどうか確認してからね」息子は昨日よりずっと自信ありげに答えた。


「ありがとう。みんな、うまくいくといいな」俺は静かにそう言って、息子の肩を叩いた。


俺はその後、死すべき者の館へ向かった。フェブリモールは指示を出していたが、ブレンは早めに解放していた。


ブレンとファリンはすでに死すべき者の館にいた。今では兄も夫も一緒にいるのを見て、フロルガはほっと安堵の息をついた。俺は彼女の手を取って固く抱きしめ、状況が必要としない限り彼女の気を引いて、一連の過程すべてに立ち会った。


尻尾と耳のついた赤ん坊が二人。女の子と男の子だ!


どちらも明るい毛並みで、黄褐色の瞳をしている。ただ、男の子の方が少し暗めだ。


俺が問いかけるような視線を向けると、フロルガは言った。


「女の子は私が名付けるわ。男の子はあなたが」


まあ、いいか。名前辞典でも持ってこっちに転移するべきだったな。


「ヒルダ」


「ヴィク」


ヴィクトルと思ったが、まあいいだろう。俺自身、短縮した名前で通ってるんだし。くそ、子供を通じた復讐みたいに聞こえるな。何だこれ、悪夢か。


「市民ステータス:+2(161)」


「ステータス更新中......完了」


「新たな子供が登録されました:ヒルダ・ヴィノグラードヴァ、アルヴァー派閥。


新たな子供が登録されました:ヴィク・ヴィノグラードフ、アルヴァー派閥」


ムタゲンが溜まるのに十分な時間が経った。俺は急いで上の階へ行き、20ユニット消費してドラコニド・アクセラレーターを自分に使った。とはいえ、瞬時に何か変化が起きたわけではなかった。今のところできることは全部やったと判断して、俺は下の階へ降りた。


セフィーナがまたつまみを用意してくれた。今回は結婚式のときとほぼ同じメンバーが集まった。ただ、単純労働者たちは既に持ち場で働いていたから来ていなかった。それとマハとアンネリも管理業務で忙しくて不在だった。


女の子たちはどうにか気を紛らわせようと、どうでもいい話をしようとしていた。俺が前に消えた時、正確にどう受け止めたのかは知らないが、その後の俺への食いつきようを見れば察しがつく。どうやら今は、待つこと自体が拷問になっているらしい。不思議だよな。実際、それぞれと過ごした時間はそれほど長くないのに。子供たちとも同じだ。いつになったらこの問題の連鎖は終わるんだ? 今度こそ、写本がもっと詳しく説明してくれるといいんだが......


ワイは雷雲より暗い顔で座っていたが、何も言わなかった。空気を読むエンディスが気になって声をかけるまでは。


「交尾させてもらえなかった! あんたと狼娘が横入りしたせいで!」


「ちょっと、ワイ、それは違うわよ......」エルフが言いかけたが、フレムテック娘は手を振り払った。


「あいつがあそこで死んだら、私は種なしのままよ。せめて今のうちに種を仕込んでもらわないと!」


ジェシーは優しく微笑んだが、その瞳には炎が宿っていた。


「さあ、外に出ましょうか、お嬢さん。その薄着で風邪でも引いたのね。だからそんな訳の分からないことを言うのよ」


キューは「同僚」を庇おうとはしなかった。まあ、彼女に子供がいなかったら、同じことをしていただろうけどな。


ワイを連れて行ったジェシーは、すぐに戻ってきた。ただ、多くの者の気分はすでに悪くなっていた。俺が理解した限りでは、あそこでは完全に死ぬわけじゃないから、まあ心配することはないんだが。とはいえ、条件が違う可能性もあるわけで......


「警告! 正午、七日目。神々の試練を発見。参加しますか? はい」


「じゃあ、俺は行くよ。みんな、気をつけて」と、どこか力なく言って、軽く微笑んでから地下室へ向かった。だが、すぐに足を止めた。


クリスティーナとソフィアが俺の袖を掴み、タイミングを見計らって両側から抱きついてきた。それに続いて、エヴィナ、アルビ、ラズも。それから妻たちも。アキルズは遠慮がちに離れたところに立ち、近づく決心がつかないようだった。ケイトも同じで、彼女は突然袖で目元を拭った。


目を閉じて、喉に迫ってきた塊を飲み込んだ。そして、前回みたいにみんなの前で痛みに苦しむ前に、急いで抱擁から抜け出した。


もう一度別れを告げてから、駆け足で階下へ駆け下り、転移装置に飛び込んだ。


小さな部屋、どこかの地下牢。湿った石が床、壁、天井を覆っている。正面には朽ち果てた扉があり、その両脇には火の灯った松明が二つ掛けられている。


「神々の試練へようこそ。最強の者に勝利あれ!」


「信奉する神格の派閥を選択せよ:......」


アルヴァー。


「前へ進め」


慎重に扉を開けて、俺は広いホールに足を踏み入れた。同じような様式で作られているが、天井のシャンデリアに灯された蝋燭のおかげで、こっちの方が明るい。両脇には同じような扉が二つあって、俺がホールに入ってから数秒後、文字通り同時に開いた。そこから男と女が一人ずつ出てきて、同時にメッセージが表示された。


「現在の試練におけるアルヴァー派閥チーム:


ランク3――マルコ、鷲の眼


ランク4――ニコ、死すべき者


ランク5――シアディン、エメラルドの女王」


◇◇◇


現在の残存寿命――16+(161)。能力発動用ボーナス年数:64(64)(係数0.4)(捕虜――8)


死すべき者の現在の兵科モデル:エリートヘビータクティカルナイト(土)、アイススナイパーアーチャー、テクノコマンド、ドラコニド、テスラ歩兵、ハイネクロマンサー、エレメンタルメイジ(火)、エレメンタルメイジ(風)

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