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第七十五章 狼娘と飴ニコ
センターを出るなり、フロルガはもう俺を撫で回し始め、太ももをもじもじと擦り合わせていた。期待に頬を染めた彼女は、尻尾をますます忙しなく振り回している。まるで、可愛くて温かい扇風機を抱えているみたいだ。
微笑んで足を速め、家に駆け込むと、あっという間に寝室に辿り着いた。ぐいっと強く引っ張られて、二人まとめてベッドに倒れ込む。
「ニコ、あなた……やっと……」
囁きながら、フロルガは俺に身を寄せ、貪るように唇を重ねてきた。
抱き合って、互いの背中を撫で合う。引き締まったしなやかな体の感触が心地いい。フロルガが少し背中を反らせて、自慢の身体をさらに際立たせた。その瞬間、ありきたりな優しさだけではもう足りないと悟った。
......
俺が彼女の中で果てると、押し寄せる快楽の波が来るたびに、彼女の唇が開いて、声もなく言った。
「もっと!」
すべてが終わると、フロルガは微笑んで、俺に身を寄せてきた。そのまま俺たちは抱き合って座り、互いの髪を軽く、優しく撫でるだけで、一言も交わさなかった。
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