第七十四章 またもやハードな一日の終わり
俺はあのゲフール村でシャドマーに出会ったとき、あれは流れ者の一人だけだと思ってた。なのに、ここじゃギャング一味が出来上がってやがる。しかもこの新入りの野郎、堂々としたもんで、隠れる気すらない。
誰にも構わず、敵は真っ直ぐロランに突っ込んできた。まあ彼女に何かあるとは思えないが、後で余計な犠牲が出ないよう、ここらで茶番は終わりにした方がいい。ドラコニドの指輪を回して爪を呼び出し、奴を迎え撃つべく飛び出した。
シャドマーの刃が消え、シールドも突然消失した。装甲とアーマーはまだ身につけていたが、あまりに唐突な出来事に動揺して反応が遅れ、俺の爪に串刺しになった。
オーラのおかげで、ロランに横から忍び寄ろうとしていた三人目のシャドマーの透明化が解けた。クリオシタは大きく弧を描くように剣を振り抜き、武器の先端でピンポイントに首を斬り落とした。こぼれた血は刀身に吸い込まれ、エルフの娘の体も今や傷一つない状態に戻っていた。
シャドマーのサポートを失った残りのスティレットたちは次々とあっけなく死んでいき、数分後にはすべて片がついた。結果、死んだのはローランドと剣士が二人だけ。どうやら駐屯地にこもりすぎてたんだろう、軽装備の相手にあっさりくたばるなんてな。
剣士たちは基地に戻ってから蘇生させよう。とりあえず俺は指輪を騎士に切り替えた。もっとも、全員すでに俺のキルハイヴフォームをたっぷり見ちまった後だが。
空気に無言の疑問が漂った。
女王が前に出ると、兵士たちは慌てて視線を地面に落とした。
「ニコは私の側近にして最高の兵士よ」クリオシタが得意げに言った。「彼がいなければ、私はこんなに簡単にロートクを制圧できなかったわ。それに今だって、あなたたちは愛しの女王を失うところだったのよ!」
最後の一言はちょっと事実と違う気もするけど、まあいいか。
ロランが黙り込んだのを見て、兵士たちは無言で隊列を組み直し、行進を再開した。「最高の兵士」って説明じゃ、さっき見たものの言い訳としては微妙だと思うけど、まあ誰も突っ込む勇気はなかったみたいだ。
一行が離れてから、俺はネクロマンサーの形態を呼び出した。さらに二体を予備スロットに押し込む羽目になった。戦闘中は面倒だけど、平時ならアンデッドをスロット間で移動させるのはそこまで問題じゃないだろう。
二つの魂の塊、一つはローランドに、もう一つはかっこいい腕輪をつけたシャドマーに叩き込んだ。残りは大したことなさそうだ――初めて出会ったやつと同じくらいだろう。武器だけ回収して袋にしまっておいた。
新しいアンデッドを解除して、俺は急いで一行に追いついた。
「新たなアンデッドが生成されました。
ローランド・フィアレス(4)。パラディン。
残りスロット:1/4(予備5/6)」
「新たなアンデッドが生成されました。
フェラグ(4)。強襲サイオニック。
残りスロット:0/4(予備5/6)」
シャドマーには名前しかないのが妙だな。
残りの道のりは何事もなく進んだ。すぐにメッセージが届いた。
「建設完了」
「建設完了:石工の工房、獣牧場、グバー・ドリル」
「訓練2件がキャンセルされ、変更:道具工房、石工の工房」
これってアンネリが持ってる機能なのか? まあ、資源のバランスが保たれるなら別に構わないけど。それに、もうすぐ人も増えるしな。
ランクアップの通知もあったが、もうそんなものはいちいち追いかけていない。
キャラバンが門をくぐり、兵士たちをどうするかという問題が浮上した。
もしスティレットが本当にあそこで頻繁に暴れているなら、街を完全に無防備にしておくのは極めて望ましくない。だが、この連中がここで見たものを考えると、余計な噂が広まりかねない。つまり、街を監視するために誰かを送り込む必要があるのは確実だ。
とはいえ、どのみちもう夕方だし、奴らは夜に戻ることになる。だから今のところ、俺たちは親切にも牢屋として使っている住居棟に泊まってもらうよう提案した。ロートクのレベルが上がってから少し空きができたので、場所は足りるはずだ。兵士たちはすぐに案内したが、キャラバンの連中は俺が直々に連れて行った。ところが、九人は普通に通って繋がりに加わったんだが、次の奴で通知が出た。
「繋がり過負荷:一日あたり60(20+10×繋がりレベル)回まで開始可能」
おっと。何か新しいことが。確かに、街に籠って募集活動なんてやってる場合じゃない。捕虜23人+兵士25人+皇女+親父+ローランド+キャラバン9人。今になって計算してみたら、どれだけハードな一日だったか実感したよ。
俺たちが荷降ろしをしている間、俺は戻ってすぐに届いた通知を確認しに、獣牧場へ向かった。農夫たちはもう精力的に作業していた。
かなり広い建物で、大きな住宅に匹敵する広さがあり、二つのエリアに分かれていた。
片方では、柵の向こうの地面で繭が脈打っていた。森でカオスポータルに遭遇したときに見たものと似ているが、もちろんこっちは小さめだ。端末の表示によれば、孵化には約一日で二体(それも四倍強化でこの時間とは、どうやら地元の騎兵はエリート扱いらしい)、成長は要求次第。実に便利だ。
もう一方のセクションでは、大きな、うーん、子猫が二匹じゃれ合っていた。成長もやはり要求次第。もしこの子猫ちゃんがポケットサイズのままなら、もしかしたら連れて行ったかもしれないが、でかいパンサーを連れて駆け回れる場所なんてないからな。
建物を歩き回って、餌と水用の別の端末ブックを見つけたので、その辺は問題ないだろう。
もうしばらく子猫たちを眺めていたが、そういえばクリスタリットが魔術師の塔の改良に十分足りることを思い出した。クリスタリット250、加工石材200、木材300、道具40。3時間。
それと魔法の製錬所、クリスタリット150、加工石材450、鉄200、石炭300、道具50。6時間。
その後、俺はフレムテックの基地に立ち寄った。ちなみに、死すべき者の館には誰もいなかった。みんなどこに行ったんだ? まさか俺、何か忘れてたのか?
コンバーターが建設完了し、どうやら今は両方の主要資源が正常に採掘されているようだ。
「フレムテック派閥とのシナジー+2%(79/100)」
ただ、この先はどうする? 兵舎とかその他の施設も役に立つかもしれないが、それはモデルたち自身のためだけだ。とりあえず基本シールドバリアと基本自動防衛システムを発注しておこう。コンポジット500、ポリマー500、モジュール20。防衛維持に電力の50%を消費するが、今はまだ余裕がある。建設には12時間かかる。
次だ。キルハイヴは正直気が進まないが、それでも行って、メッセージを確認するだけ確認しておこう。
「建設完了」
「建設完了:労働ハイヴ×3、木材変換炉×2、バイオマス変換炉、胞子農場、キルハイヴのハンター、居住ロイ×2」
利用可能な建築物リストを更新中......完了。
新たな基幹施設:
基本変異のニューラルセンター(運動器系、内分泌系)、金属変換機、吸水装置」
「キルハイヴ派閥とのシナジー+11%(71/100)」
おっと。俺が立ち去ろうとした瞬間、マハの声が聞こえた。
「冗談だって。そんなことしないよ。ラズが今日だけで二階級上がっちまったんだ。焼け焦げた髪の毛くらいじゃ済まないだろ」
娘は死すべき者の心臓の近くに座って退屈そうにしていた。その光の反射を見つめながら、だるそうに羽をひらひらさせている。こっちを振り向きもしない。まさか俺に罪悪感を覚えさせようってのか?
何も答えず、俺は上へ向かった。基地内には蟻に似た昆虫がうろうろしていて、大きさは大型犬くらいだ。それぞれが木の欠片を運んでいて、小さな建造物――おそらく変換炉――のところまで来ると、そこに荷物を放り込んでいく。ある程度まで満たされると、プラットフォームが膜で覆われ、奇妙なクチャクチャという音が響いた。
別の変換炉には、蟻たちが粘液に包まれた動物の死骸を運び込んでいた。実に様々で、ウサギみたいな小さくてふわふわした獣もいれば、イノシシっぽい大きくて肉付きのいいやつもいる。要するに、うちのハンターたちが捕まえたものは全部ここでバイオマスになるんだろう。いや、違うか......
数匹のアリが熊の死骸を引きずっていた。どうやら連中はかなり強いらしい。熊を仕留められるくらいなんだから。粘液に包まれた獣がプラットフォームにドサッと落ちると、すぐさま膜に覆われた。ここでのクチャクチャという音は、さらに不快だった。
胞子農場は、働きアリたちの食料源として機能しているようだった。時折、働き者たちが大きな円形の菜園のような場所へ駆け寄っていく。そこにはホコリタケのようなキノコがびっしりと生えていた。
何個かキノコを食べると、働きアリたちはカチカチと音を立てて、また自分の仕事へと戻っていった。ついでに気づいたんだが、基地の周りには壁が建設されているようだった。
残された建物はひとつだけ。その名称が俺を困惑させた。見た目は普通で、キチン質でできたかなり大きな円錐形の小屋だ。中には本物の檻がいくつもあった。それも結構な数だ。立方体で、一メートルほどの大きさ。キチン質の格子が取り付けられている。
「肉」端末にはこう表示されていた。「ハンター――3。探索中」
複雑な気持ちで建物から出ると、森の端で何か動くものが見えた。射手に切り替えて目を凝らすと、でかい昆虫のような生き物がいた。身長は二メートル半くらいか。カマキリみたいな前脚を持っていて、体もやけに細い。人間じゃないことは一目瞭然だった。
その前脚には、抵抗する男が掴まれていた。ボロ布を纏い、汚れた革鎧を着て、それに……おっと、スティレットを持ってるじゃないか。まさか盗賊が捕まったのか?
マハも見に出てきて、誰が現れたのかを確認すると、嬉しそうに手を擦り合わせた。
虫が近づいてきたとき、マハはキルハイヴの言語でカチカチと音を鳴らし、ハンターの脚を撫でた。
「よくやった、我が巣の最初の獲物が見つかったぞ」――自動翻訳がそう告げてくれた。
「ちょっと待て待て、もっと詳しく教えてくれ」
娘は目を細めて俺を見つめてきた。
「だってパパは優しい人じゃない。そんな恐ろしい話、聞かせる必要ないでしょ」
「話を逸らすな」
触角を撫でながら、少女は少し考えた後、やはり口を開いた。
「わかったわ。インセクトイドの孵化器を作って、このバイオゴミを放り込むの。そうすればすぐに、巣は新たな忠実な戦士で満たされるわ」
なるほどね。俺はずっと、そもそも最初はどこから湧いてくるんだって首を捻ってたんだが。
「じゃあ、捕虜も見てくれる? それとも全員が向いてるわけじゃないのか?」
少女が微笑んだ。
「いいえ、全員ね。ドラコニドは厄介だけど、インセクトイドならいつでも作れるわ」
何かがまだ腑に落ちない。待てよ。
「待ってくれ、でも、元々お前たちがキルハイヴの領域にいるなら、そこで一体誰を変えるんだ?」
ハンターを視線で見送りながら、少女が答えた。
「こう言えばいいかしら――この建物は歴史的な成り立ちなの。キルハイヴがこの星に来たばかりの頃は、原住民を捕まえる必要があったでしょう? それに今でも、調子に乗った隠密者を時々変えることもあるわ。自惚れないように、ね。それに、ニコ、ケルが婚約者とほぼ手ぶらでアルヴァーの領域に来たのが、新鮮な空気を吸いに来ただけだなんて思ってないでしょう?」
どうやらこれが、ケルが話したがらなかった件らしい。最初は俺にポータルの話で嘘をついていた。わざわざ誰も待っていない他派閥の領土に乗り込んで、こっそりモンスターの軍勢を作り上げるなんて……シャドマーの連中、それでも悪者扱いされるんだから笑える。
もちろん、こんなチャンスを断る理由にはならないが、言葉を濁しすぎている。それに、もう一つ......
「なあ、ハンターたちは俺たちの仲間とか、他の仕事に使える貴重な人材を捕まえたりしないよな? 犯罪者だけを狙うんだろ?」
真剣な表情になったマハは、素早く俺との距離を詰めると、すぐ目の前まで来て優しく俺の頬に手を這わせた。
「もちろんよ、パパ。あなたの望む通りにしてあげる」
俺は後ずさった。マハは満足げにクスクス笑った。
「そろそろ行くわ。ありがとうな、娘よ」
かすかに微笑んで、彼女は俺に手を振ったが、すぐにまた顔が曇った。
地下室に降りると、俺は自分の額を叩いた。結婚式じゃないか!
死すべき者の館にテレポートして、もう二度着た背広に着替えた。まあ、これなら議論の種にはならないだろう。違うのを着たら、どっちの結婚式で格好良かったかなんて話になるからな。
センターに着くと、もう大勢が集まっていた。どうやら、俺たちがゴーストヴィルから戻った瞬間から準備が始まっていたらしい。
兵士の多くは警備についていたが、普通の住民たちはほぼ全員揃っていた。もう仕事が終わっていたからな。
デフールが手を振って、嬉しそうにその場で飛び跳ね、帽子を落とした。ファリンは以前の場所で式の準備をしていた。ゲフールは顔を手で覆って、デフールとは一緒じゃないと必死にアピールしていた。
セフィーナを何人かの女の子たちが囲んでいた。彼女の弾んだ小声と、聞いている子たちの頬の紅潮から察するに、またいかがわしい話を始めたらしい。彼女の話のせいで、俺にどんな評判が立ってるんだか......
特に怖いのは、聞き手の中にワイと二人のキューがいたことだ。138も近くにいたが、猫娘の話に軽く頷くだけで、通ぶっていた。ワイは羨ましそうに部下をちらちら見ていたが、気を逸らさないよう努めて一言一句聞き逃すまいとしていた。
やがて彼女たちのところにケルが座り込み、夢見るように何かを語り始めた。それがまた、セフィーナまで赤くなり、キューたちに至っては完全に固まってしまうような内容だった。盗聴器を仕掛ける時が来たな。
アンネリは疲れた様子で、アキルズとソフィアの近くの隅に腰を下ろしていた。
猫耳姉妹とラズはどこかで既につまみを手に入れ、揃って両頬を膨らませながら何やら自分たちの話をしていた。
ジョニーはサユリの隣に座っていた。狐娘が優しく彼の腕に抱きついているが、テクガン派閥の男は極めて真剣な表情で、空いた手にノートとペンを握りしめている。おいおい、「結婚式の王」の称号が欲しいのか? まあ、いずれにせよ立派な意気込みだ。
帰還後すぐに自分の体に戻ったクリオシタは、驚くほど落ち着いて座っていた。どうやら、アルヴァー派閥の結婚式への好奇心が、今のところ他の全ての人格を完全に抑え込んでいるらしい。
ジェシーはエンディスの隣に座り、その間には不機嫌そうなケイトが足を組んで「で、何で私が呼ばれたわけ?」とばかりに全身で示していた。エンディスの子供たちの姿はなく、誰かに預けたようだ。もしかしたら寝ちゃったのかもしれない。何しろまだちっちゃいんだし。
アイリーンは来なかった。まあ、期待もしていなかったが。最後にマハがやって来て、控えめに奥の隅に座った。
全員が揃うと、ファリンが身振りで俺を呼んだ。俺が近づく間に、彼は大きな声で告げた。
「皆さん、ようこそ! さて、今回また俺たちを集めたのは誰だと思う? もちろん、俺たちのお気に入り、ニコだ!」
励ましの声が上がった。全員の妻たちが俺を見て、それぞれの目には「私の愛しいニコ」と書いてあった。いずれにせよ、もうあの疎外感みたいな雰囲気がなくなったのは嬉しいことだ。誰もケルやラズを怖がらなくなったし、フレムテックの連中の変わった癖にもみんな落ち着いて接するようになった。テクガンの奴らももう仲間になっていた。それまでは、多分ほとんどの場合、血の敵として見られていたと思うんだが。そしてクリオシタはただの珍しい存在に見えるだけで、誰も凝視しなかった。まあ、彼女と話してみようとした奴はいないんだけどな......
俺はこんなに温かく迎えてくれたみんなに感謝した。その間、ファリンは続けた。
「引き延ばさない方がいいと思う、もう遅いし。若い者たちにはまだやることがあるだろう、何のことか分かるよな」
下品な笑い声。誰に似たんだか、この娘は。俺はファリンに優しく微笑んで、冷たい視線で司会者気取りはやめた方がいいと示してやった。
緊張した笑い声を上げて、長老は花嫁を呼んだ。扉が開き、美しい白いスーツを着たブレンが現れ、フロルガの腕を取って導いていた。大きく開いた胸元が狼娘の魅力を強調する銀色のドレス。布地が体にぴったりと張り付いて、魅惑的な曲線をなぞっていた。ふんわりした短いスカートからは白いストッキングと可愛らしい靴が覗いていた。
ブレンは花嫁を俺のところまで連れてきて、手袋をはめた彼女の柔らかな手のひらを俺に手渡した。それから力強くうなずいて満面の笑みを浮かべ、ホールに入っていった。
恥じらうフロルガはベールの下から慎重に顔を覗かせ、ふさふさした尻尾の揺れを抑えようとしていた。
「ニコ、フロルガ・ラーセンを妻として迎えることに同意するか?」
「はい」
「フロルガ・ラーセン、ニコを夫として迎えることを誓いますか?」
「はい、もちろんです!」少女は喜びに満ちた声でそう言って、すすり泣いた。
ファリンが指輪を取り出して交換するよう促してきたので、俺たちはそうした。
「ファーストキス!」長老が嬉しそうに宣言すると、全員が静まり返った。
俺は慎重に少女の顔からヴェールを取り除き、そっと彼女の唇に触れた。フロルガは砂漠のオアシスに辿り着いたかのように俺にしがみつき、小さく喘ぎ始めた。誰にも聞こえていないといいんだが。まあ、最前列にいたブレンが咳払いを始めたところを見ると、少なくとも前の方には確実に聞こえていたようだ。
「二人を夫婦と認めます!」雷鳴のような宣言が、全員に響き渡った。
「ステータス更新中......完了」
「新たな配偶者が登録されました――フロルガ、アルヴァー派閥」
「アルヴァー派閥の妻スロット使用状況――3/3」
「フロルガ、新たなランクなし兵科モデルが利用可能です――(???)解放には『癒し手』系統でランク2の取得が必要です」
そして宴が始まった。もちろん、みんなこんな濃密な一日で疲れ切っていたから、何のトラブルも起きなかった。
フロルガはほとんど何も食べず、ただ俺をちらちら見ては尻尾を絶え間なく振り続けていた。まあ、何を言いたいのかはよく分かる。またしても「花嫁が疲れている」という口実を使って、俺は狼娘を抱き上げて死すべき者の館へと運んだ。
◇◇◇
現在の残存寿命――16+(163)。能力発動用ボーナス年数:65(39)(係数0.4)(捕虜――12)




