第六十四章 可愛いスナイパー
エンディスはそのワンピース姿がとても可愛らしく、無垢に見えた。普段はポニーテールにまとめている髪が、今は愛らしい顔を縁取るように下ろされていて、長い耳だけが髪の間から覗いている。
こんな時間、みんなもう家に帰っていて、塔に残っているのは警備だけ、あとは俺みたいな滅多にいない通りすがりくらいのものだ。つまり、このエルフの娘はわざわざ俺を待ち伏せしていたんだ。
近づいていくと、俺は微笑んで彼女の頬に手を這わせた。
「素晴らしく綺麗だよ」
「そ、そう思う……?」
自信なさげな、かすかな声で少女が尋ねると、顔を真っ赤に染め始めた。まつ毛が軽く震え、唇がわずかに開いている。両手を握りしめて、ワンピースの裾をもじもじといじっている。こんなに可愛いんだから、そんなに恥ずかしがるなら、こんなワンピース着なきゃよかったのに……
少女に近づいて、俺は彼女を抱き寄せ、耳元で囁いた。
「ああ、間違いない。そんなに緊張しなくていいよ、愛しい人」
どうやら俺の言葉は逆効果だったらしい。エルフの娘が俺の腕の中で小刻みに震え始めた。さて、どうやってこの壁を崩したものか。
俺は慎重に、だが少し押し付けるようにして彼女の唇に触れた。エンディスは目を閉じ、完全にキスに身を委ね、主導権を俺に渡した。俺たちはゆっくりと、じっくりとキスを交わした。彼女は少しずつ緊張を解き、俺の首に腕を回して、キスにもっと積極的になっていった。
……
やがて、俺たちは服の上に並んで座り、乱れた息を整えていた。エンディスは俺の胸に頬を寄せ、満足そうに目を閉じている。俺は彼女の長い髪を撫でながら、静かな夜の空気を吸い込んだ。
「まだ抜かないで、お願い。あなたが中にいるとすごく気持ちいいの。あなただけが私の孤独を追い払ってくれたの、ニコ」
頬を俺の胸に擦りつけながら、彼女は微笑んで、指先で俺の肌をなぞり始めた。俺は彼女をしっかり抱きしめ、自分の温もりで温めてやった。
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