第百三十七章 防衛
カーリオンの兵士たちが動き出し、首都の前に連なる防衛塔の列で蟻のように蠢いていた。エージェントたちから報告が入り、ゴーストヴィルとフリルガルドが圧倒的な敵の戦力によって殲滅され、今や敵が首都に迫っているという。
防衛兵器を準備し終えた兵士たちは、緊張した面持ちで豪雨の壁を凝視していた。やがてエンジンの轟音が響き、遠くに重装ジェット歩兵が姿を現した。密集隊形で飛行するフレムテック派閥の兵士たちは、ワイヤーで巨大な厚い円盤を引きずっていた。矢が唸りを上げて飛んだが、シールドジェネレーターを搭載したドローンの群れが敵の矢から歩兵を守った。バリスタの槍は砕け散り、わずかな火球だけが一部のドローンのシールドを過負荷にできたが、すぐに別のドローンがその位置に飛来した。
慎重に円盤を地面に降ろすと、歩兵たちは塔へと飛び上がり、いくつかの小型球体を投下した。ピーピーと音を立てながら爆弾が落下し、タイマーが切れると同時に起爆し、塔の基部を破壊した。ドミノのように、すべての人工要塞が崩れ落ち、第一防衛線の守備隊をその下敷きにした。
その間、歩兵の一人が円盤の端末で作業しており、完了すると野戦テレポーターが眩い光を放った。轟音とともにそこからエンジェルが現れ、数歩進むと推進器を起動し、第二防衛線の別の二つの塔の近くに着地した。
轟音とともに、錬金術混合物を詰め込んだトレビュシェットの弾丸がメカのシールドに叩き込まれ、続いて魔法が飛んできた。上空から何度も何度も雷撃が叩きつけられ、メカのシールドが明滅し始めたが、エンジェルはすでにブレスレットを回転させて一斉射撃を放っていた。渦を巻きながら、その攻撃は塔の主要階層に直撃し、バリスタと魔術師たちをまとめてミンチに変えた。耐えきれず床が砕け、塔は一階ずつ崩れ落ち始めた。
◇◇◇
「首都への攻撃はしばらく待つと言っていたはずだが」アネンクレトゥスが感情のない声に軽い不満の色を滲ませて言った。「で、結果はどうだ?」
「あー、細かいこと気にしすぎ」アレックスは笑い、最後には咳き込んでしまった。咳が少し収まると、フレムテックの男は続けた。「お前がどうでもいいと思ってるくせに。まあいいさ、お前がみんなに手を振り終わるまで待ってやるよ、それから仕上げる。ただまあ……一時間以上待つ気にはなれないだろうけどな」
「それで十分だと思う」アンが船のディスプレイを眺めながら答えた。「死すべき者はどうなっている? まさか勝たせるつもりじゃないだろうな?」
再び咳交じりの笑い声が響いた。
「クリスタリットを手に入れたんだから座って喜んでろ。あとの問題は自分で解決しな」アレックスはそう告げて通信を切った。
明らかに焦りを見せたアネンクレトゥスは、最終準備が整うのを待ちながら、船の船室の中を落ち着きなく歩き回り始めた。
◇◇◇
「今だと思う。これを防げなかったら、もう手遅れだ」フェブリモールが呟いた。「レジナルド、壁だ、できるだけたくさん!」
三人の剣士たちの盾に守られながら、エンジニアは頷くと壁に開いた穴へと駆け寄った。次々と三枚の壁を素早く設置し終えると、彼は力尽きたようによろめき、がっくりと首を横に振った。
「もういい、今はこれで十分だ」新しい壁に食い込む光の槍を不安そうに見つめながら、フェブリモールが言った。「クリスティーナ、頼む!」
頷いて、猫ちゃんは盾と壁に囲まれながら前へ走り出した。指輪を回すと、両腕の周りに魔法陣が輝いた。
ネメシスの第一列の下で土の丘が盛り上がり始めた。両脇のメカは慌てて飛び退いたが、中央のメカは足を取られて転がり落ち、第二列に激突した。ネメシスたちがマニピュレーターで互いを引き起こしている間に、タナトスが肩部砲の一斉射撃を轟かせ、盛り上がる丘から土塊を吹き飛ばした。デーモンが砲の一つを持ち上げて唸り始めた瞬間、耳をつんざく爆発が響いた。超重量級メカがよろめいたが、シールドは持ちこたえた――しかし砲は沈黙した。ジェシーとアキルズは「信じられない生存力」で回復すると素早く立ち上がり、アキルズは急いで跳躍した。背後にはもうジェットパック歩兵が飛んできていたからだ。
何度か跳躍して、少年は森の中へ辿り着いた。上空では焦れたようなエンジン音が聞こえ、ジェシーはライフルを取り出すと最も近い歩兵に向けて撃った。
アキルズは開けた場所から急いで離れ、さらに跳躍した。その間に、彼らがさっきまでいた地面は弾丸で蜂の巣にされていた。
アルヴァー派閥のアバターがほぼ出現した時、「希望」部隊が「ヴァラー」を運んで飛来した。赤毛のエルフはすぐに基地へ飛んで行き、壁の向こうにタレットをばら撒くと、赤毛の少年を降ろした。少年はすぐに鏡のオートマトンのコンテナを起動した。他のエルフたちは残りのメンバーを降ろすと、遮蔽物に隠れている敵を撃ち始めた。
ウィトナは剣で掌を切り裂き、氷のような血を数滴こぼした。その血は宙に舞い上がり、彼女の頭の周りをくるくると回り始め、形を変えてルビーになった。血に染まった剣の刃が赤く輝き始め、表面に細かな結晶が浮かび上がる。
水晶の皇子である兄と一緒に、二人はタレットへ向かって駆け出した。アラランは剣を前に構え、自分の前方に透明な壁を作り出した。壁は即座に少年の方へ向きを変えたタレットの攻撃を受けた。ウィトナは跳び上がり、剣を機械へ向けて目を閉じた。ルビーがより速く回転し始め、赤い光線を刃へと放った。光線は剣に反射され、兄の壁の力で増幅されてタレットを鉄の山に変えた。刃先を素早く動かしながら、彼女はさらに数基のタレットを焼き尽くした。
スケートを履いたフレムテックの女、ミランダは剣を起動させると、皇子と皇女へ突進した。アラランは最初の攻撃を弾いたが、相手の方が明らかに速かった。少女は何度も少年の鎧に打撃を加え、ウィトナに危険な突きを繰り出してくる。そして紫のエルフ女が加わると、二人は完全に守勢に回らざるを得なくなった。前へ出て、あちこちに現れる兄の小さな盾の陰からヴィオレットの射撃を避けようとしながら、ウィトナは赤い結晶から二本目の剣を作り出した。ミランダの素早い攻撃を受け止めるためだ。その間にアラランは自分の武器にエネルギーをチャージし始める。フレムテックの女は次々と打撃を繰り出し、皇女に深い切り傷をいくつも負わせた。だがウィトナは歯を食いしばり、攻撃の大半を弾き続けた。しかしタレットへの射撃で消耗しきっていた彼女は、回を追うごとにより多くの攻撃を通してしまう。
武器の充填を終えたアララン――ミランダの後ろに跳び込むと、剣を地面に叩きつけた。周囲にクリスタライトの高い棘が生える。透明な結晶を伝って、十数か所も貫かれたフレムテックの女の体から、おびただしい血の筋が流れ落ちる。水晶の槍の何本かはヴィオレットにも突き刺さったが、エルフの娘は「死は終わりじゃない」と呟くと、銃剣を発射し、皇子の頭を撃ち抜いた。
立ち上がった皇子は、残っている希望の女たちに向かって駆け出したが、七秒後にはただ地面に倒れて動かなくなった。
アバターが手を振ると、ネメシスたちはまるでおもちゃのように一か所に掻き集められ、第二陣が一気に横転する。巨体がゆっくりと足を上げ、一歩踏み出すと、複数の機体が一度に押し潰された。さらに地面へ力いっぱい拳を叩きつけ、さらに二機をぺしゃんこにする。タナトスたちが一斉射撃でアバターの脚に大きな穴を開け、続いてミサイルを発射、巨人の体にいくつも穴を穿った。
デーモンはシールドを切ると主砲の充填を始め、発射――アバターの脚に穴を開けた。巨人はよろめき、倒れ込みながら手を前に伸ばし、タナトスの一機を掴んだ。重メックがぐらつき、倒れ込む。損傷していたミサイルポッドが誘爆し、上半身全体が吹き飛んで、辺り一面に破片をまき散らした。
地を震わせる轟音とともに、アバターが倒れ込み、残っていたネメシスたちを押し潰した。片手を地面について、巨体が少し体を起こし、じりじりと這い寄ってくる。残っていたタナトスが後ずさりし、連装砲から火を吹き、さらにミサイル斉射を放った。デーモンが再装填を終え、もう片方の腕から射撃、全エネルギーを武器に回す。航空機のエンジン音が響き、空爆が無防備な超重メカを襲った。
装填中の武器が誘爆し、デーモンの腕が吹き飛んだ。爆発でメカが横倒しになるが、もう片方の腕を地面について、再び装填を始める。這いずり寄ってくる半壊したアバターが、一気に手を伸ばしてタナトスを掴んだ。肩部の砲塔がもぎ取られ、続けざまにアバターの打撃が叩き込まれ、損傷したタナトスの炉心が爆発した。鮮やかな青白い閃光が、もう一発撃ち込んできたデーモンを巻き込み、その場で破壊し、ついでにアバターの腕も吹き飛ばした。
猫娘の腕のブレスレットが消え、彼女は地面に崩れ落ちた。間一髪で受け止めたフェブリモールが、素早く言った。
「クリスティーナちゃん、成功したよ! クリスティーナ……」
鼻から血を流し、血塗れの笑みを浮かべたまま、少女は虚ろな目で一点を見つめていた。歯を食いしばり、エルフはクリスティーナを慎重に抱き上げ、センターへ走り出した。
◇◇◇
「ラズ、なんで本人から連絡がないの?」レギが不安そうに訊ねながら、ロートクが生成しているプラットフォームを見つめた。
「パパは試練の最中だから、一分だって無駄にしたくないんだと思う。それか、戦闘中とか。まあ、何度も言ってるんだけどね、全部一人で背負い込まないで私たちに頼ってって」ラズは肩をすくめながら慌てて説明し、尻尾で地面を神経質に叩いていた。
レギは終わるのを待ってから、転送ゲートの建設を発注し、持ってきた石でそれを加速させた。その後、グリシと精神的に連絡を取った。自分自身に頷いてから、彼女はラズの方を向いた。
「正直言うと、私たちの別れ方のせいだと思ってたの……彼を独り占めしたいなんて、私のわがままだったわね。まあ、そのことで責められることはないと思うけど」何か楽しいことを思い出しながら、レギは言った。「全部終わったら、もっと頻繁に訪ねるべきね。特に、ここに自分の拠点ができたんだから」
◇◇◇
フロルガは疲労で荒い息をつきながら立っていた。汗で顔に張り付いた髪。狼娘はパニックになって見ていた――魔法使いまで昇格できなかった兵士たちが次々と新しい死体を運んでくるのを。少女はもう完全に死体に囲まれていた。
振り返らないように努めながら――大広間の床に静かに横たわる自分の死んだ娘を見ないように――フロルガは知らせを待っていた。正確には、ヒルダを蘇生する許可を。
しかし、クリスティーナを腕に抱えたフェブリモールを見て、フロルガはうなだれた。
余計な言葉もなく、フェブリモールは少女を狼娘の前に横たえ、期待するように彼女を見た。
「これが最後よ。もう力が足りないわ」フロルガは振り返りながら呟いた。
第二波が来ると叫びながら駆け込んできた兵士の声が、生じた沈黙を破った。
「まだ終わりじゃない、聞こえるか? フロルガ!」
狼娘はエルフを見上げ、理解できないという目で彼を見つめた。
「ニコが戻って蘇生させる、だが損害は最小限に抑えなきゃならない。聞こえてるか? アバターなしじゃ絶対に持たない! 大丈夫だ! フロルガ?! 大丈夫だから!」
素直に頷いたものの、狼娘は無関心に床を見つめ、思考に沈んでいた。フェブリモールがもう走り去った後でさえ。
◇◇◇
ドローンが周辺をスキャンしている間、俺は指輪でセフィーナと連絡を取った。
「どうだ?」
「ニコ、どこにいるの?!」哀れっぽくにゃあと鳴いて、猫娘が言った。「もうたくさん死んじゃって……」
悪態をつきながら、俺は加速を発動させ、もっと速く走り出した。
「他の奴らとは連絡取れたのか?」
「ええ、送ったわ。でもまだ返事がないの。間に合わないかもしれない」セフィーナが呟いたが、俺はすぐに遮った。
「間に合わなきゃダメなんだ!」
「う、うん……私も、そう願ってる」少女は素直にそう言った。「急いで……お願い」
約束して通信を切った。ドローンが残りの連中を見つけて、どうやら全員がこの裂け目みたいな場所にいるらしい。
ドラコニドを起動して上空へ飛び上がると、すぐにサイラスが石を掴んでいるのが見えた。彼のところへ降りて、バギーを呼び出し、飛び乗って次のポイントへ向かった。
「レギ?」
「ああ、ニコ、やっと! どうして自分から先に連絡してこなかったの?」女王は咎めるような、不安げな声で尋ねた。
「お前を頼りにするのには慣れてない」――俺は正直に答えた。
「馬鹿ね、本当に馬鹿。でも私の馬鹿よ」――レギは母親のような優しさを声に込めて言った。「もうすぐ着くから、あなたも急いで」
「わかった。ありがとう!」
アルヴァー派閥のゾーンから石材を手に入れたソフィアとララを拾い上げると、俺たちは新しいロケーションへと車を飛ばした。
「くそ、一体石材は何個必要なんだ? 前回は三つで足りたのに」――俺はイライラしながら言った。
「多分、四つ――人数分か、それとも五つ――ランクに合わせて、かな」――ララが推測した。「そうでしょ、お兄ちゃん?」
「まともすぎる考えだな、本当にお前の頭から出たのか?」――サイラスがかなり乱暴に言うと、金属質な音を立てて後頭部を叩かれた。
前方にテクガンのゾーンが見えると、俺は運転席から飛び降り、翼を広げて端末へと急降下し、すぐさまゾーンを起動した。もう聞き慣れたギターの爆音が鳴り響き、今回はレイダーたちのバイクやバギーに加えて、トゲだらけの戦車まであった。高く飛び上がって爪を発動させ、一番近い戦車の屋根に着地してハッチをこじ開けた。騎士を選択し、マシンガンを下に向けてアンダーバレルグレネードを車内へ撃ち込んだ。
爆発から立ち上がると、ソフィアがこちらに突っ込んでくる車両とバイクの前に炎の壁を作り出しているのが見えた。爆発したタイヤの破裂音が響き、その後、大半の襲撃者たちが地面に転がり落ち、全身を包んだ炎をどうにか消そうと砂埃の中でもがいていた。
ララが目を瞬かせて前へ駆け出し、戦車に飛び乗ると、赤熱した刃を砲塔に突き刺して穴を開け、そこからサイラスの飛行する球体が侵入した。金属音と苦痛の叫び声が響き渡り、その後すべてが静まり返った――止まらない音楽のノイズ以外は。
サイラスが加速し、両手に刀を握ると、バイク乗りたちが開いたサブマシンガンの銃撃を無視して前へ飛び出し、サイボーグは鋭く刀を振るいながら敵の間を駆け抜けた――そして首のないバイク乗りたちがそのまま前方へ走り去った。
バギーに搭載された大口径機関銃がサイラスを容赦なく撃ちまくったが、奴は顔を手で覆ってほぼすべての弾丸を弾き返し、命中した分は無視した。迎撃に走り出すと、蹴りでバギーの車輪を叩き、それをもぎ取った。制御を失ったバギーは岩壁に激突した。車両に追いつくと、サイラスは中に飛び込み、両手から刀を解放すると、まず一人の襲撃者の頭蓋骨を潰し、次に二人目の頭を引きちぎった。
新しい石材を手に取ると、メッセージを受け取った。
「アルヴァー派閥+エクスマッハ派閥が第二段階を完了」
「従者のポータルの位置がマーク済み。ポータルの位置は5分後に他チームへ公開される」
光の柱を見つけた俺は、レイダーのバギーが全滅していたので新しいバギーを呼び出し、前へと急いだ。
◇◇◇
「申し訳ありませんが、契約に訴えるのであれば、話はテクガンのポータルゾーンの防衛についてでした」イザベラは遺憾そうな口調でヴィクに告げた。「残酷に聞こえるのは分かっていますが、やはり、こうも簡単に兵力を割くわけにはいきません」
肘掛けを握りしめ、狼っ子は尻尾を絶え間なく揺らし、男爵夫人の言葉ひとつひとつに合わせて爪を木にどんどん食い込ませていった。
「奴らは後であんたのところにも来るんだぞ、分かってるのか?」三つ編みを振りながら、ヴィクは素早く言い、声に鋭さを加えた。
イザベラはため息をつき、ふんわりとしたドレスのスカートを直すと、軽い笑みを浮かべて首を横に振った。
「本当にそれほど大規模な攻撃があるなら、状況はまた別です。内紛や競争ばかりに見えるでしょうが、もし誰かが本気で私たちの日常的な秩序を脅かすなら――襲撃の最中に一切れ掠め取ろうとするだけでなく――恐らく、その者には後悔してもらうことになるでしょうね」
少女の話を遮らないよう必死にこらえていたヴィクは、彼女が言い終わるや否や、鋭く言った。
「じゃあ何なら考え直してくれる?」
柔らかく微笑みながら、まるで手のかかる子供に話しかけるかのように、男爵夫人は言った。
「たぶん、そこまで深刻な話じゃないんだろうな。本当にヤバかったら、ニコ本人が頼んでくるか、奥さんが出てくるはずだ。いや、待てよ。そもそも俺たち、何の繋がりもないんだった……」
耳をぴくりと動かしながら、ヴィクは包みを取り出して言った。
「じゃあ、俺と結婚してくれ」
まばたきをぱちくりさせながら、彼女は驚いた様子で彼を見つめた。
「え、何?」
「俺はニコの息子だ。くそ、どんだけ時間を無駄にしたんだ……確認したことは合ってるよな? 結婚すれば、俺が緋色男爵になって軍の指揮権を手に入れられる」ヴィクは歯の間から言葉を絞り出しながら、ルビーの皇女のことを悲しげに思い浮かべていた。
呆然とヴィクを見つめながら、イザベラは機械的に頷いた。
「それじゃ……ジョニーは?」
ドアが勢いよく開いて、兵隊野郎が中に飛び込んできた。
「ここだぜ、坊主」テクガン派閥の奴は髪を撫でつけながら、でかい声で宣言した。
イザベラはリボルバーに手を伸ばし、招かれざる客を呆然と見つめた。
「誰よ、こいつ!?」
ニヤリと笑って、ジョニーは図々しく宣言した。
「ギルド『ラッキー・バスタード』のリーダー様だ! 俺に与えられた権限により、えーっと、まあ、その、つまりだ――ブラブラブラ、ヴィクとイザベラ、お前らは夫婦だ。キスだのヤるだのは後回し。行くぞ、おい!」
◇◇◇
「現在の残存寿命――47+(234)。能力発動用ボーナス年数:117(117)(係数0.5)」




