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第百三十三章 ドラコニドの母

静けさの中で、レギの息が期待に弾んでいるのが聞こえた。薄暗がりのなかでひときわ目立つ光る瞳を、彼女は少し伏せている。服を脱いで近づくと、俺はすばやく彼女を引き寄せ、唇を重ねた。気持ちが一気に昂ぶっていく……それも、気持ちだけじゃない。


レギは俺の肌と鱗を撫でながら、すっかりキスに夢中になっていた。ゆっくりベッドへ向かい、倒れ込むと、ほんの一瞬だけ笑い合い、またすぐに舌を絡め合った。魅惑的な胸に触れると、彼女の甘い期待が伝わってくる。


レギが尻尾をくねらせて体を寄せてきた。ほどなく、俺の尻尾にも彼女の尻尾が触れる。尻尾の先同士を絡め合うのは、なんともおかしな感覚だった……。片手で胸を愛撫しながら、もう片方の手で、淡い光にかすかにきらめく銀色の脇腹の鱗を撫で、少しずつ手を下へずらしていく。


「不思議……ね?」


どこか自信なさげに、アルヴァがささやいた。


「お互いの感覚が伝わって、共鳴して、またそれが返ってきて……」


俺は呆然とつぶやいた。


実際、これまでは大抵、相手の子を気持ちよくしてやることを考えてきた。だが、これは違う。相手を悦ばせれば悦ばせるほど、自分もさらに気持ちよくなるんだ。


……


「なんだか、照れるな……」


俺はつぶやいた。


「ええ、しかもまだ動いてもいないのに……私たち、うっかり死んじゃったりしない?」


レギは笑って、こちらを振り向き、俺の唇にキスをした。


「これで死ぬなら……俺が蘇生させるさ。何度でも繰り返せばいい」


くすくす笑って、レギと俺はさきほどまでの熱に身を委ねた。


……


そのあと、俺たちは並んで横になり、荒い息をつきながら、感嘆と愛情をたたえた目で見つめ合った。


「もう一回……あと二十回くらい、どう?」


アルヴァは微笑んで、そうささやいた。

◇◇◇

※第132章の完全版(R-18版)は、ノクターンノベルズにて公開中です。

続きが気になる方は、プロフィールのR-18版リンクからどうぞ。


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