第百二十七章 覆いの剥落
グバー・コーティングを施した重装甲は、見た目ではエリートヘビータクティカルナイトのものよりさらにごつい。だが、その中で動くのは楽だ。ヘルメットは完全密閉型で、内側にはフレムテック技術による各種センサー、フィルター、そして予備酸素が備わっている。
とはいえ、もうアルヴァー派閥に擬装するのは無理だと分かる。装甲のあちこちにポーチがぶら下がっていて、その他にもアンダーバレル・グレネードランチャー用の弾薬が詰まってる。この化け物じみたハイブリッド・マシンガン――まだそう呼べるならだが――にはベルトが付いていて、背中の弾薬ボックスに繋がってるんだ。大口径と説得力抜群のグレネードランチャーに加えて、クリスタライト製のバヨネット・ナイフまで装着されてる。もっとも、近接武器はこれだけじゃない。片方の肩にはチェーンソード……ああ、俺はこの世界のことは知ってるけど、実戦でどう使えるかは別問題だよな? コンバット・ナイフは左腕の前面に固定されてるが、その腕自体がスパイク付きの大型ガントレットになっていて、防御にも攻撃にも使える。
それだけじゃない。前と同じように、装甲の上から石の肌を発動させる土のルーンがある。もう一つのルーンは、生成した石の肌を破片のように四方へ撃ち出せる。加えて、炎のルーンも追加された。以前のモデルと同様、俺と装備には害を与えない高温の炎で装甲を包み込むやつだ。
コンバーターに戻って、俺は確認した。
「このモデルはどのランクに相当する?」
「ランク5~5.5。注意――ランク5モデルの解放により、モデル・クイックセレクトへのアクセスが可能になりました。派閥チップとの連携が可能です」
「ああ、今見てみるか。それで、アルヴァーの五ランクモデルはどうするんだ?」
「デヴァステイター騎士モデルの特性向上。最終的にランク6~6.5モデルに到達」
「えっと、ありがとう。で、クイック選択については?」
「1000ゴールド。チップへの紐付け。実行する?」
「デヴァステイター騎士――アルヴァーのチップ、スナイパーアーチャー――テクガンのチップ、テクノコマンド――フレムテックのチップ、ドラコニド――キルハイヴのチップ、ふむ。派閥への紐付けは必須なのか?」
「いいえ、これは単にあなたの利便性を向上させるためのものです」
「リッチ――シャドマー派閥」
「ドラコニドとネクロマンサーの指輪には宝石が含まれています。チップへの転送は宝石の破壊を伴います。続行しますか? はい/いいえ」
「いや、違う。そうじゃなくて。インセクトイドはキルハイヴのチップだ。テスラ歩兵はシャドマーのチップだ」
「5000ゴールド」
「了解」
結局、残ったのはドラコニドの指輪、オペレーターの指輪、スピリットの指輪。それと結婚指輪。指輪のカチャカチャ音が全部消えて、なんだか落ち着かない気分になった。
人差し指と親指をカチッと鳴らしてみると、ウィンドウが現れた。
「デヴァステイター騎士モデルを起動しますか? はい/いいえ」
便利だな、片手で切り替えられる。さあ、先に進もう。
「アンジュヘルのモデル取得はどんな感じで進むんだ?」
「基本兵科モデルを作成します。ディファーはご自身で追加していただく形になります。インペルはあなた自身の人格が担いますが、新しいバリエーションがあればインペルのアップグレードも可能です」
「ありがとう。じゃあ、セクンダモデルを作成、天使保有者で」
「300ゴールドです」
「ああ」
「変換完了しました。アンジュヘルの指輪をお取りください」
「次に、フレムテックの専門化って選ばないといけないのか、それとも両方取れるのか?」
「死すべき者には専門化の統合が可能です」
「じゃあ軽量メカのパイロットの三つ全部」
「解析中……700ゴールドです」
「ああ」
「全兵科モデルに追加――超軽量メカ、軽量メカの専門操縦技能。軽量及び超軽量メカの生存率向上、反応速度向上、与ダメージ向上、シールド運用効率向上」
「完璧だ。次」
ドラコニドのモデルを起動し、頭の中で響く声を無視しようと努めながら、俺は選んだ。
「リジェネレーター、マスキュロポテンサー、毒腺――毒」
「ムタゲン21」
「適用」
「変異完了」
「形態強化――緑のドラコニド。
ボーナス:
加速再生~ランク4
強化筋力~ランク3(超アドレナリン腺作動時ランク4)
向上敏捷性~ランク3~3.5(超アドレナリン腺作動時ランク4)
増大速度~ランク4~4.5(超アドレナリン腺作動時ランク5)
持続飛行~ランク4
拡張サイオニック無効化オーラ~ランク4
ドラコニドのメンタル繋がり~ランク3
酸のブレス~ランク4
クリスタライト製補強付き強化爪~ランク4
酸腺(単純金属、アッペライトまで含む)~ランク3
毒腺(毒状態付与)~ランク3
生来能力:「酸の球(腐食)」~ランク4~4.5
小竜召喚~ランク4
ロック中――(ドラコニドの塔が必要)
ロック中――(ドラコニドの塔が必要)」
インセクトイドに切り替えて、俺は言った。
「超アドレナリン腺、ケラチン変異、心臓強化器、酸性腺、骨格強化器、プロテイン触媒、再生器、筋肉強化器、毒腺(毒化)、インセクトイド・アクセラレーター」
「ムタゲン55」
「了解」
幸い、それ以上の痛みはなかった。どうやら、あの厄介なものを取り除いたおかげで、ろくでもない後遺症から完全に解放されたらしい。
「形態適用――インセクトイド・ロイヤルアラクニド。
ボーナス:
加速再生~ランク3
増強筋力~ランク4(超アドレナリン腺作用時は5)
向上敏捷性~ランク2(超アドレナリン腺作用時は3)
増強速度~ランク4~4.5(超アドレナリン腺作用時は5)
限定的な長距離跳躍能力~ランク3
あらゆる表面への移動
糸の生成
小型蜘蛛召喚~ランク2
上位インセクトイドのオーラ
酸腺(単純金属、アッペライトまで含む)~ランク3
毒腺(毒状態付与)~ランク3
強化耐久性キチン装甲~ランク4
クリスタライトの微粒子を構造に織り込んだキチン刃~ランク4
ロック中――(進化エンセファルが必要)
ロック中――(進化エンセファルが必要)
カオスポータル感知――発動中
大陸間ポータル感知――ロック(感覚神経節が必要)」
おお、アクセラレーターが明らかに効き始めてるな。だが、どうやら変異なしではランク4やランク5で大きな高みには到達できないらしい。とはいえ、どうやら一部のステータスはランク6以上に匹敵するようだが。
とりあえず今のところはこれで全部だと判断して、俺は屋敷を出て牢獄へ向かった。道中、全部を忘れないよう記憶に刻もうとしていた。戦闘の熱気の中で忘れちまわないようにな……
まあ、俺が着いたのは少し早すぎたんだが、ここで見張りをしていたイヴェットとデリオによれば、ブレンが間もなく少なくとも子供たちについては予備結果を出せると伝えてきたそうだ。
指を鳴らしてメニューを閉じながら、俺はついに狼男を待ち受けた。
「ふう、まったくな。子供たちってのが、ただ者じゃなかったぜ」ブレンは首を振りながら告げた。
「どういう意味だ?」
「つまりな、あいつらは母親をそれほど恐れちゃいなかったってことさ。お前の子供たちとの親密な交流か、あるいは他の情報源からかは知らんが、いざとなればお前が蘇生させてくれるってことを知ってたんだ。だから、まあ、母親に協力するつもりもなく、自分の判断で動いてたってわけだ」
「本当か?」
「まあ、俺の責任だ」ブレンは俺を見つめながら答えた。
「お前、本気か? 最悪、責任を取る相手すらいなくなる可能性もあるんだぞ」
視線を外さないまま、ブレンは理解していると単純な頷きで伝えてきた。
「いや、もちろんあいつらの頭を洗脳することもできるが、意味がないと言ってるんだ。ところで、お前は知ってたか? あの子供たちのうち二人は人間じゃないってこと」
俺の疑問の眼差しを見て、狼っ子は続けた。
「ウィトナと水晶の皇子は、俺の知らない種族だ。角と尻尾があって、肌が冷たい。まあ、できる範囲で隠そうとはしてたがな」
「待て、だが遺伝って母親側に引き継がれるんじゃないのか? シアディンは人間だろ?」
「まあ、そうなんだけどな」とブレンは耳の付け根を掻きながら言った。「でも忘れるなよ、死すべき者ってのはどこから来たっていいんだ。実際、お前は人間に見えるけど、違いがあるかどうか考えたことはあるか? お前の子供たちに流れてるのは何の血なんだ? つまり、俺が言いたいのは、アネンクレトゥスは人間じゃない。だから奴にはいつもの倍は警戒しろってことだ」狼少年は長引いたモノローグを打ち切ることにした。
「ありがとう、覚えておく。じゃあ、子供たちは全員俺たちの味方ってことでいいのか?」
「ああ、自分で聞いて回ってもいいぞ」
「いいや、信じるよ」
どうやらヴィクは自分で聞いたか、誰かに教えてもらったかしたらしい。もう近くに立っていた。
「おじさん、それで、どうだった?」
「お前の美女はな、ニコから金を巻き上げるけど、結局お前にはヤらせてくれないってさ」
呆気に取られた様子でブレンを見つめ、ヴィクは口を開けたが、何を言えばいいのか見つからなかった。
「おいおい、自分の顔を見てみろよ」ブレンがそう言って笑った。絶え間ない緊張から解放されて嬉しそうだ。「ニコが言った通りになるんだからさ」
ヴィクが懇願するような目で俺を見たので、手招きして呼び寄せた。
「ブレンは信用してるけど、油断するなよ。俺の理解じゃ、計画全体が子供をすぐに手に入れることを前提にしてた。だから、あと数日で全部はっきりするだろう。それから結婚すればいい。それと、他の……まあ、関心のある連中にも伝えといてくれ」
ヴィクは微笑んで頷き、俺たちに礼を言うと脇へ下がった。
「よし、決まったなら、鳥たちを檻から出してやるか」ブレンはブレードダンサーの剣を抜き放つと、険しい顔つきになってドアへ向かった。ゆっくりと全員を見回してから、大声で叫んだ。
「ウィトナ、出て来い!」
例の変わらぬ様子の少女が、ゆっくりと部屋から出てきた。普段は無関心な顔に、今は不安の色が浮かんでいる。よく見ると、ブレンから聞いた情報を踏まえて改めて角を観察できた。それにしても、あのぴったりしたズボンの中に尻尾をどうやって隠してるんだ? セレナみたいに?
ブレンは剣で方向を指し示し、少女が離れるのを待ってからドアを閉めた。
「ウィトナ、大丈夫だ!」ヴィクが叫んで少女のもとへ駆け寄った。
信じられないといった目で彼を見つめ、少女は震えた。唇が震えたが、彼女は堪えて、ただヴィクの肩に顔を埋め、抱きしめ合った。王女の頭を撫でながら、ヴィクはすすり泣きが他の者に聞こえないよう、わざと大きめの声で話そうとした。
ああ、つまり彼女は素晴らしい役者か、それとも本当にヴィクに心を寄せているかのどちらかだろうな。
二人が去ると、ブレンは残りの者を解散させた。
「次はマルコだ」
「ああ、ちょうど彼のところだな。うまくいくといいんだが、アルビがちょっと気の毒でさ」
「気の毒なのは確かだが、俺たちは住民の一人が恋してるからって裏切り者やスパイを抱え込んでる余裕はないんだ。たとえそれが俺の娘のことだとしてもな」
「ああ、分かってるさ……。じゃあな」手を振って、ブレンは別の部屋へと向かった。
クリオシタの様子を見に行くことにした。ちょうど作業中のところに出くわした。シアディンはベッドに座って、魅入られたように天井を見つめている。エルフの娘の方は手持ち無沙汰に羽繕いをしていた。
「おお、ニコ!」と「シアディン」が俺に言った。「ここ、マジで面白いことだらけだよ! 例えばさ、アネンクレトゥスがクローンか何かだって知ってた?」
いろんなニュースにショックを受けないよう、座ることにした俺は、少女をじっと見つめた。
「もうちょっと詳しく教えてくれ」
「あ、この子も全部は知らないんだけどさ、どうやらアレックス――ほら、フレムテックのトップの奴――が死すべき者の現象にめちゃくちゃ興味持ってて、チャンスがあれば片っ端から捕まえてるらしいんだよね。で、アンも例外じゃなかったんだけど、何かうまくいかなくて、結局返されたみたい。でも、キューやワイみたいな状況じゃないっぽい。アレックスが操ってるわけじゃなくて、ただ今は別の体になってる、その……もっと適した体って感じ?」
なるほど、これでフレムテックがアルヴァーにやたら興味を持ってる理由が分かったな。他の派閥を経由してまでこっちに乗り込んできたくらいだし。どうやら昔からそういうことをやってたらしい。娘の復讐がどうこうって大仰な演説は全部――目くらましの嘘っぱちってわけか……
「それは役に立つ情報だが、シアディンが急いでる理由は何だ?」
シアディンの体の中にいるクリオシタはベッドに寝そべって、話を続けた。
「へえ、どうやら彼女が追い出される前に知ったらしい。アンがアレックスと取引したってことを。王が支援する大規模なアルヴァー派閥への攻撃があるんだ。その間にアン本人はアレックスの助けを借りて謁見に向かう。だからこそシアディンは急いでエリートの孫か孫娘を手に入れようとしてたんだ。攻撃が終わってアンが臣民に手を振ってさよならした後、廃墟の上で女王になるためにな」
「何か腑に落ちないんだが、俺的には。俺の子供たちはどこにも行かないんだし、後でもよかったんじゃないか。それとも成長した孫のことを心配してるのか?」
「あ、そうだ、一つ忘れてた。シアディンは攻撃で俺たち全員が滅びるって確信してるんだ。そう、死すべき者も含めてな」
別に俺がめちゃくちゃ自信過剰ってわけじゃないが、連中はどうやってそれをやるつもりなんだ? 仮に俺がただ突っ立ってるだけだとしても、何度も何度も殺さなきゃならないだろう。それに、ただ突っ立ってるなんてことは絶対にないんだが。
「で、攻撃はいつなんだ?」
「正確には知らないって。でも計算では二十日目だろうな。あと五日――アンにとっては長すぎるみたいだし」
「ああ、いい仕事だ、クリオシタ。今日何も問題がなければ、お前を調べてやってもいいぞ。ただ、その前にまず女王をもう一度しっかり調べてくれ」
「私たちを調べてくれた方がいいのに」エルフの体が唇を尖らせて告げた。というか、もちろんリビだろう、他に誰がいる。
「おう、ニコ、もちろんもちろん! こんなにやる気が湧いたのは久しぶりだ、うん」
で、本当に明日にもアルヴァー派閥に大軍で襲いかかるってことか? だとしたら、首都に行っても意味がないってことになる。
部屋を出て、キッチンまで歩いて一人で座った。誰も俺の代わりに決めてはくれない。
俺は同時にあちこちにいられない、アンジュヘルのモデルを考慮しても無理だ。まあ、そうすればできるが、他のモデルが使えなくなる。
立ち上がって、屋敷に向かった。やっぱり元の計画を続けることにしよう、何かあったら戻ればいい。今日のうちに最大限兵力を増強しておくべきだ。つまり、一部をシャドマー派閥に送る、脅威を発見したら、あのイカれたフレムテックの連中でも計画を変えたくなるかもしれない。その後は自分のところで待機して、何もなければキルハイヴに援軍を求めに行く。
うまくいかなかったら――まあ、元の計画に戻るだけだ、自分のミスは命で償う。
アンジュヘル基地に転移して、ドラコニドに切り替えた。押し寄せる感情から気を逸らそうと、精神リンクに集中した。
「まあ、誰かと思えば。私のこと忘れたのかと思ってたわ」
「いや。でも言い訳を探すつもりはない」
「そんなの必要ないわ。あなただって分かってるでしょう、ドラコニドにとってパートナーがどういう意味を持つか。たとえ相手が最低のクズで、自分勝手で、恋人を無視する厚かましさを持っていたとしても、それでも我慢して受け入れるしかないのよ。だって、そのクソ野郎を狂おしいほど愛してしまっているから。他に選択肢なんてないんだから」レギはわざとらしく無関心な口調で俺に言った。
「……ひどいこと言うな。ごめん」
「ごめんで済むと思わないで。もしまた『どうやってそっちに行けばいいか分からない』みたいなこと言うなら、本気で怒るから。あなたも私自身も、両方憎むことになる」
「明日」
レギは黙り込んだ。そして小さな声で言った。
「……ごめん、何?」
「攻撃用の門を作った。だから明日、キルハイヴの領域に転移する」
「おお……なんてこった。ははっ。う、うん。ああ……」こんな感じの声が、普通の会話の代わりに延々と続くものだから、俺も心配になってきた。
「でも残念ながら、長居はできないんだ。もうすぐ試練があるし、それに俺の派閥に大規模な襲撃が予定されてるからさ」レギの反応を遮ることにした。
「で、キルハイヴには大規模に襲撃かけてこないわけ? だったら喜んでバカどもをバイオマスの補充に使ってやるのに」アルヴァが声に悪意を込めて囁いた。
「正直、お前が俺を引き留めて、アルヴァー派閥を捨てろって説得してくると思ってたよ」驚いて俺は言った。
「ふーん、面白い案ね。教えてくれてありがと」少女はそう言うと、昔みたいに朗らかに笑った。その笑い声で、俺自身の気分も一気に上がるのを感じた。「でも、あなたが死すべき者なのには理由があるんでしょうし、私があなたを自分の都合に合わせて変えるのは筋違いよね。でも協力するのは――いつでも簡単よ。特にそれが派閥の利益と一致するならね」
「最高だ! じゃあ、明日までには連絡もらえるかな」
「ええ、明日までには」レギが少し寂しげな声でそう言い、俺は指輪の通信を切った。
俺はその間にもうディファー集約装置の前に立っていた。アンジュヘルのモデルを起動してみると、天使の翼以外は特に何も変わっていないことが分かった。中に入って、内部で電荷が踊っているフラスコを眺めながら、ここにはもう相当な数が溜まっているなと思った。この大量の中からヤバすぎる狂ったシザに当たらないことを祈りつつ、俺はコンテナの一つを選んで中に横たわった。幸い、内部からでも操作できたので、必要なコマンドを選択した。
「ディファー統合準備中――完了。
ディファー検出――3――5――6――10――15
最適適合性の選定中。
宿主解析――完了。
インペルの人格解析――完了。
ディファー選定完了。統合しますか? はい/いいえ」
はい。
俺に雷が直撃し、痛みで一瞬意識が飛んだ。
それから、俺たちは目を覚ました。




