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悪女と謳われる王女は、国を滅ぼそうとした暗殺王子の愛に気づかない  作者: 凪塩 未来


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シーズン2 第13話:残党の断末魔と、王都への凱旋

シーズン2第13話「残党の断末魔と、王都への凱旋」をお読みいただきありがとうございます!


古都ヴェルダンでの反乱計画を完全に粉砕し、国内の旧貴族残党を一網打尽にしたモナミとミカエルが、すべての脅威を退けて王都へと凱旋する姿を描きました。長きにわたる戦いの結末と、最強夫婦の深まった絆をぜひお楽しみください!

古都ヴェルダンの大広間は、かつての威信が完全に剥ぎ取られ、冷たい静寂に包まれていた。

ヴェルダン伯爵をはじめとする反逆の首謀者たちは、手錠をかけられたまま床にひざまずき、もはや声を発する気力すらすっかり失っていた。


モナミ・フォン・ラザードは、その敗者たちを一瞥することすらないまま、優雅に身を翻した。

「……これで、国内の旧貴族派閥の根は完全に断ち切られたわね。残りの細かな残党狩りは近衛騎士団に任せましょう」


「あぁ、君の言う通りだ。これ以上、この埃っぽい場所に長居する必要はないさ」


ミカエルは漆黒の軍服の裾を軽く払い、冷徹な目を残党どもから外すと、すぐさま柔らかな笑みを浮かべてモナミの側に寄り添った。

王国の内部から湧き上がった最大級の反乱の火種は、モナミの完璧な情報統制と、ミカエルによる影の制圧によって、わずか数時間で完全に鎮圧されたのだった。


ヴェルダンを後にした二人は、特製の魔導馬車に乗り込み、王都へと向けて帰路についていた。

馬車の窓から外を眺めると、西方の広大な平原が夕日に照らされて黄金色に染まっている。自由都市連合、オルトリア王国、そして国内の旧貴族残党――このシーズン2で次々と牙を剥いてきた強敵たちはすべて排除され、大陸におけるロンファ王国の地位はもはや揺るぎないものとなっていた。


モナミは小さく息をつき、シートにもたれかかった。

「ふう……。外敵も内乱もこれで綺麗になくなったわね。ようやく、本当の意味で穏やかな日常が戻ってくるかしら」


隣に座っていたミカエルは、愛おしそうな瞳でモナミを見つめると、彼女の手をそっと自分の大きな手で包み込んだ。

「どうかな。君がこれほど美しく、賢く、世界を圧倒する女王である限り、またどこかの愚か者が君の前にひれ伏しにやってくるかもしれないよ」


「もうお腹いっぱいよ。これ以上厄介ごとを持ち込む虫けらが現れたら、今度はあなた自身が真っ先に全員消し去ってしまいなさいよね」


「喜んで。君の平穏を邪魔するものは、国内外問わずすべて僕の影に沈めてあげるさ」


冗談めかしながらも、その言葉に宿る絶対的な忠誠と愛情に、モナミはふっと微笑んだ。

かつては政略結婚によって結ばれ、互いの喉元に刃を突き立て合っていた二人が、今や世界で最も強固な絆で結ばれた「最強のパワーカップル」として、共に王都へと帰っていく。


馬車が王都の城門をくぐり抜けると、沿道には平穏と繁栄を取り戻した街を祝う市民たちの歓声があふれていた。その熱気の中を、二人はしっかりと手を繋ぎながら、誇らしげに王宮へと帰還するのだった。

シーズン2第13話「残党の断末魔と、王都への凱旋」いかがでしたでしょうか?


外部の脅威から内部の反乱まで、あらゆる敵を完璧に打ち負かしてきたモナミとミカエル。すべての障害を取り除き、ついに揺るぎない平和と繁栄を王国にもたらした二人の姿は、まさに圧倒的な「パワーカップル」そのものでした。物語はいよいよクライマックスへ向けて加速していきます。


すべての戦いを終えた二人を待つ、最高に甘くて幸福な結末とは――?次回の展開を迎える、シーズン2第14話もお楽しみに!

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