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83.回収


今、自分とラミーは

ミカヅキグサを回収している。


プルスケは見張りだ、

木に登って、

周囲を警戒している。



なんとなく良さそうな

ミカヅキグサの

根本をつまんで、根っこごと


引き抜く。


根っこは取らずに


土をはたいて、

革の袋に入れる。



採取の依頼に


草の状態で追加報酬とあったから、

気を遣おう


・・・・取り方は適当だが。


10本以上とあったので


一応20本回収して、

この場を後にする。


取ろうと思えば

100本でも200本でも

回収できそうだけど、

自重する。


場所は覚えた、

また同じ依頼が来れば

スムーズに回収できるだろう。


今日はもう一刻でも速く帰りたい・・・・



ラミーとプルスケと一緒に平原を走る、


月あかりに道が照らされて、

都市カルリンの門が見えてくる。


とっくに門は閉じているが、

門の脇のドアに門兵がいて、


冒険者の腕輪で身分を証明すれば、

脇のドアから

中に入れてもらえるという


夜間も働く冒険者のための

措置がある。


馬車で積み荷を運ぶ商人とか

一般の人が乗る乗合馬車なんかは

夜には入れない、


まさに冒険者の町だから出来る事だ。



見張りの門兵が僕達を見て、

ドアから出てくる、


門兵「戻って来たか、夕方に出て行ったから、夜戻るだろうと思って準備は済ませておいた、」


「この水晶に腕輪をかざしてくれ、規約だからな」


僕は言われるがままに

腕輪をかざす、


門兵「・・・・よし、お前はOKだ、」


「次、連れもやってくれ、冒険者だろ?」


ラミー、言われてるぞ、

・・・・ラミー?


ラミーを見ると、ラミーは

あり得ないほど息切れしていた。


おいおい、魔法師ってのはそんなに

体力が少ないのか?


ラミー「君が・・・・はやすぎ・・・・るんだろ・・・・」


ラミーはローブを着ているとは言え、

息切れし過ぎ感は否めない、


スライムのプルスケですら

僕の後ろをしっかり付いてきていた。


今度対策しないとな・・・・


そう呟くとラミーが

身を震わせる、


そんなこともありながら


都市に入り、

早々にラミーと別れ、


宿に戻って、


夜も遅いのでミカヅキグサの

納品は明日にし、


今日は体を休めることにする、



プルスケの出した水で体を拭き、

剣を手入れする、


狼から貰った傷だけど、

出血はほとんど止まった

傷口も塞がりかけている。


【再生】スキルを持っている訳じゃないのに、

傷が治るのが速すぎる、


僕がこれに違和感を感じるのは、

前世を持っているからだろうか・・・・


と、言っても、前世の事は

ほとんど思い出せないんだけどね、


実は自分に前世があると思いこんでるだけの

普通の人なのかも・・・・?


とか思ったり、してしまう。


称号に【転生者】とあるけど、

思い出せないんじゃ


普通に生まれてきたのと変わらない。



剣の手入れは、結構時間が掛かった。


狼と戦ったので刃こぼれこそ

していないが、血がさび付いているので


錆びた所を磨いて、油を塗って、


と、いつもの作業をしていると、


『通常スキル【修繕Lv.1】を獲得しました』


・・・・新スキルを獲得した。


という所で、今日はもう寝て、


また明日ミカヅキグサを納品しよう。



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