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84.納品


起きると外は明るくて、

天気の良い朝だった。


いや嘘だ、もう昼前だった。


昨日の夜はいろいろあったし、

慣れない夜更かしをしたので


正直言って疲れすぎてた。


今日はラミーと

1時にギルドで

待ち合わせをしてて、


ミカヅキグサの報酬を分けた後


また適当な依頼をこなす、


というスケジュールだ。


体を拭いて、

冒険用の服に着替えたら、


宿で昼飯をかきこんで、

ギルドに行く。


昼前に行ったのもあってか、

ギルドは人が混んでいた。


受付は混んでいたけど

依頼を渡す人や


依頼を受領する冒険者が多く、

順番は直ぐに回ってきた


受付「こんにちは、冒険者ギルドカルリン支部受付です、ご用件をどうぞ」


依頼の報告・・・・納品でいいのかな?

ミカヅキグサだ。


受付「左手に見える納品カウンターまでどうぞ」



あ、ありがとう・・・・


場所が違ったらしいので

いそいそとカウンターに移動する。


カウンターは混んでいなかった。



受付「こちら冒険者ギルド納品カウンターです。まずは依頼を確認します」


・・・・腕輪をかざしながら

ミカヅキグサの入った革袋を差し出す。


受付「・・・・はい、確かに。では鑑定に時間が掛かりますので、今しばらくお待ちください」



【鑑定】か・・・・たしか


この世界に来る前の

スキル取得画面にそんなスキルが

あったような?


【鑑定】スキルを持っている

という人とは

合ったことが無いし、


レアなスキルなのかな?


ギルドの職員に持っている人が

居るという事だろうか。



ふとそう思い、

カウンター奥で

ゴソゴソしているのを見ると、


腕輪をかざす水晶とは

別の水晶に、

ミカヅキグサを1本1本


近づけ、水晶にかざしている。

一見何をしているのか

分からないが、


恐らくあの水晶は

【鑑定】が出来る水晶・・・・


鑑定の魔道具と言ったところか、


なるほど、便利な物があるものだ。


それと同時に

【鑑定】取得しなくて良かった・・・・

という安堵感が来た。


受付「お待たせしました、こちら報酬の金貨2枚と銀貨6枚です」


ありがとう。



丁寧に折りたたまれた革袋と

報酬の硬貨を受け取り、


カウンターを後にする。



今回苦労して回収した

ミカヅキグサの依頼は



10本以上で納品、草の状態で追加報酬、


基本報酬 金貨2枚の依頼だった。



・・・・ミカヅキグサは20本納品した筈だけど、


報酬は2倍じゃない。


この追加された銀貨6枚は、


状態が良かったから

追加されたのか、


10本多く、納品したから。という

お礼的なやつなのか


分からないな。


ただ1つ分かったのは、

多く納品しても報酬が

そのまま増える訳じゃないってことかな。



僕は報酬を持って

ギルドの酒場スペースに行く。



ここの冒険者ギルドは半分が

ギルドのスペース。


もう半分が

待ち合わせ兼酒場、

みたいになっているので


騒がしい声が

聞こえてくる。



僕が普段来ない

酒場スペースに来たのは、


ここでラミーと

待ち合わせしてたからである。


さて、昼なので人が混んでいるが、

ラミーの赤い髪は短い割に目立つ。


すぐに見つけて同じテーブルに座る。


ラミー「あ、きたきた、待ちくたびれたよ」


お前が面倒な納品作業を

僕に押し付けたんだろう・・・・


ラミー「まぁまぁカリカリしないでよ、」


「それはそうと、君を待つ間 暇だったんで良い依頼を取っておいたよ、この中から選ぼう。」


そう言ってラミーは徐に

懐から3枚の依頼の紙を取り出す。


・・・・依頼のキープは

マナー違反なんだけどな。


ラミー「あ゛」


コイツ・・・・


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