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77.群れた魔物


・・・・ラミーが火を作り、

プルスケが酸弾を作り、


ウルフに当て、

たまに外し・・・・


当てて、作って、当てて、


暗闇から奇襲されて、

僕が防いで・・・・




さて、淡々と処理してるが、


僕やラミーが一撃で行動不能にされると、

一気に不利になる。


暗い状況も相まって、

何匹湧いて出てくるのか

わからないので、


迂闊な行動も

できないときた。


ウルフ達は

恐らく夜目も効いている。


長引くとボロが出る。


今の今まで上手くいってるが、

ラミーと共闘するのは初なのだ。


連携とは、

積み木のように繊細なのであって、


一度の戦闘で身に付く訳じゃ

ないからね・・・・


眠気だってある。

早めに切り上げたい。



ザッシュ、!


「ギャ!!!」


・・・・今の一撃は、

かなりいいところ入ったな・・・・


一撃でウルフが伸びている。



『Lv.15がLv.16に上昇しました』

『通常スキル【剣術Lv.4】がLv.5に上昇しました』

『通常スキル【案内Lv.3】がLv.4に上昇しました』


いいタイミングのレベルアップだ。

僕のメインスキルの【剣術】が

Lv.5の大台に乗ったな。


なかなか

上がらなかった【案内】の

レベルが上がったのも、


地味に嬉しいポイントだ。


・・・・今さっき、


迂闊な行動はできないといったが、


1つ、

大胆かつ有効的な


手段を思いついた。


ラミー!


ラミー「なんだい?!集中してるんだけど!」


やっぱりラミーも

集中力がそろそろキてたみたいだ。


時間がかかってもいい!


暗闇に向かって

大きいのを沢山、打ち込め!


ラミ「何か策があるんだな!?」


「やるけど!狼たちの牽制は任せたぞ!」


・・・・急ごしらえという事もあるが、

なんとなく察してくれたみたいだ。


ゴゥッッ!


ラミーの手の平の火が、

勢いを増す。


いわゆるチャージ的な事を

しているのだろう。


(僕は魔法に詳しくないのでわからないが)



プルスケ!


「ぺきゅ!」


僕は、プルスケと

一緒に、


ラミーが止まったのを、

好機と見た

ウルフ達を牽制する。


右から2匹・・・・


左から1匹・・・・だけど

左の1匹は、飛び跳ねた。


僕は迷わず、

右の2匹を、

剣を横なぎで倒す。



刃筋は結構いいところ入ったけど、


剣に血がこびり付いて、

切れ味が下がってる感じがする。


そして左の1匹は・・・・


プルスケがしっかり

撃ち落としてくれたようだ。



プルスケとは、


多くを語らなくても、

ちょっとした呼びかけで


意思疎通ができる。


まだベビースライムだったころは、

理解するだけの知能が


無かったのかもね・・・・


ドッペルスライムに進化してからは、

細かい指示、


今のような、左からくる

ウルフだけを撃ち落とす、

という僕の考えを

一瞬で汲み取り、実行した。


いい相棒だ。


そして・・・・


ラミーのチャージがあからさまに

終わった!!


ゴウゴウ音を立てながら、

ラミーは赤いオーラを纏っている。


ラミーの手には、

いつもより、

一回り大きい火の弾が、みっつ、

三つ巴のようにぐるぐると、

引かれ合いながら回っている。


ラミー「ふ、ふふ、時間さえあればこのくらいはできるさ!」


「ちょっと熱いかもね!いっくぞーー!!!」


や、やばい!プルスケ!伏せ・・・・!!



瞬時、熱風が横を通りすぎる。


真夜中だというのに、

一瞬昼間と錯覚してしまう程の

光と熱。


そして、肝心のウルフ達だが、

逃げ惑う姿が一瞬見えた。


そして、光が去って、

暗さが戻る頃には、

ラミーの前に、数十メートルの、


焼け焦げた跡が出来ていた。


ラミー「レベルが上がったよ、お!MP回復と、雷魔法のレベルが上がった!やった!」


ラミーは呑気に喜んでるが、

僕は眠気が一気に冷めるくらい


ひやっとしたぞ・・・・



おっと、ラミー、

喜んではいられない、


やっぱりいたよ。


平原の草が少し燃えて、

そこまで

元の夜の暗さには戻らなかった。


そして、ラミーの作った

焦げた道の先、


牙を剥き出し、

うねり声を上げて、



殺意モロ出しで

今にも飛び掛かってきそうな、

大きなウルフ。




アイツが・・・・群れの、ボスだ!


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