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76.夜の平原


「うぉうぉうオーン・・・・」


遠くから狼?の遠吠えが聞こえる。


ラミーとプルスケと、

デラべザの平原で一緒に

ミカヅキグサを探して


3時間ほど経ったが、

どこに生えているのかすら

わからない・・・・



ラミー「こんなに無いと、騙されたんじゃないかと疑いたくなるね・・・・」


ギルドからの正式な依頼だから

それは無いと思うけど・・・・


眠い目をこすって、

ひたすら

ミカヅキグサを探すが、



静かな夜の雰囲気で、

ウトウトしてくる・・・・



???「ぎゃrrrっル!!」


何かのうめき声で眠気が覚めた。



・・・・何体かに囲まれているな。



刺激せずに

やり過ごすってのは

無理そうだ


先制攻撃で削るようラミーに促す。


ラミーは軽く頷き、

火の弾を1つ作って、


何かに向かって打ち出す。


暗くてよく見えないが、

相手の目が光っているので、


かろうじて見えている感じだ。


・・・・?


目が光る?


危ない!相手は獣系の魔物だ!!!



そう言った直後、

何かは火の弾を避け、


こちらに向かって接近してくる。


ラミーの火と、

月にかかっていた雲が

晴れたことにより、


魔物の姿が瞬時見える。


スラっとした細身の体系に、

4つの足と、尻尾が見える。


一応、【案内】

________________________

ハウリングウルフ

脅威度D-


集団で標的を追いかけ、

疲れ切ったところを袋叩きにする。

素早さが高く、爪と牙が鋭いので注意。

狡猾な性格。

________________________



狼系の魔物か・・・・

僕にとって相性の悪い相手になる。


前にも軽く触れたが、


今まで戦った相手の多くは、

僕にとって格上か

同格ばかりだった。


けど大体の魔物は速度が遅くて、

速度が高い僕の

アドバンテージを

押し付けることが出来ていた。


この魔物は、格下くらいだけど、

速度特化で数が多い。


無理矢理、手数を稼がれると

1体狩る隙に残りの狼に押し切られて負ける。


周りに何体居るかわからない以上、

迂闊な行動はできなし、


1体1体が、ゾンビより強い。


僕とプルスケだけなら、

負けてたかもしれない。



だけど僕には、

ラミーという仲間が出来た!



ラミー!プルスケ!


ラミー「うん!」


プルスケ「ぺきゅ!」


地面を駆けながら、狼が3匹接近してくる。


ラミーは手に火の弾を作って攻撃する。


運良く、狼1匹に当たる。


狼「?!グばシャ!」


狼の頭があらぬ方向に

ねじ曲がった。


プルスケは僕のカバンから飛び出て、

【酸弾】を3つ作った。


プルスケはそのまま

【酸弾】を打ち出して


残りの狼2匹に当てる。


「ギャgrrrr・・・・」


狼は、僕達から距離を取る。



・・・・。


運良く火の弾が頭に当たって、


1体倒せたけど、

最初の一発が避けられたように、


高速で動く魔物、相手には、

魔法は当て辛いらしい。



ラミーは、【火魔法】、【MP回復】、【詠唱短縮】


そして奥の手に、【雷魔法】

を持っている。


火と雷の、強力な

デュアルスペルなのも、

さることながら、


【MP回復】と【詠唱短縮】

などといった、

凶悪な魔法補助系スキルを持っている。


ラミーは・・・・

優秀な魔法師のタマゴだと言える。



ラミーが集中して、ハウリングウルフに、

魔法を打ち込み続ければ、


僕たちが負けることはない!



つまり僕のするべき事は・・・・



ラミーの死角から、

ハウリングウルフが飛び出て、

牙を剥いて襲い掛かる。


そこに、タイミングを

合わせるかのように、


短剣を投げて、

ウルフの動きを封じる。


動きを封じたウルフに

ラミーかプルスケが、

魔力弾でトドメを刺す。


・・・・と、まぁ、こんな風に、


ラミーが集中して、

魔物を処理できる環境を作れば、

まず死なないってことだ。



________________________

〖ミエスのノート〗


デュアルスペルとは、


二種類の魔法を使える、

という意味。


王族や特殊な民族に

たまに生まれる程度。


一般的には、

1人1種類の魔法しか使えない。


太古の昔には、4種の魔法を使う

クアッドスペルの

大賢者もいたらしいが・・・・?

________________________



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